情報セキュリティをどのようにとらえるか・・・。日立システムズは、日々提案し続けます。
世界の隅々まで行き渡ったブロードバンド・モバイルネットワーク。それら全てがインターネットを中心に結合する情報社会(サイバースペース)は、距離、時間、さらには国境といった制約を無くす20世紀最後の大発明として既に広く浸透しています。この利便性による経済効果は国内だけでも兆円単位とも言われ、我々の生活に多大な恩恵をもたらしています。その一方で、以前のホストコンピュータ型システムではありえなかった仮想的かつ膨大な端末との繋がりが、現実社会の写像である窃盗、詐欺、横領、妨害、恐喝、ストーカー、破壊、テロ行為など新手の犯罪を生み出す要因となっています。事実、従来からあった盗聴、改ざん・破壊、なりすましといったハッキング技術やウイルス・ワームを巧みに利用し、企業に数百万円から数千万円の被害を与えることも珍しくありません。
さらに、情報漏えいなどの被害は、パートナーやお客様にも被害が及ぶ恐れがあり、本来被害者ながら“加害者”として社会的責任を問われる可能性もあります。
情報セキュリティはこうした被害を最小限に止めるための保険として考えられることが一般的でした。しかし、情報セキュリティ対策に被害額の補填はありません。実際、事前に対策をしていたために、数千万円の被害を1/10程度に防ぐことが出来たケースは数多くありますが、対策趣旨が新手の手口に対応していなかったり、最新対策でなければ、その投資は保険の意味を成しません。例え今日99.9%の対策を実現していても、明日には50%程度まで安全性が低下する可能性もあるサイバースペース。ここで安全と安心を手にするためには、一時的な「保険」加入ではなく、企業の利益や財産を守るための永続的な「経営投資」として認識を改めることが重要だと考えます。
このような考えのもと、日立システムズが日々ご提案し続けているのがワンストップセキュリティソリューション「SHIELD」です。国内最初のセキュリティセンタ開設以来培ってきたノウハウで、「運用できる情報セキュリティ」をキーワードにサービスをご提供します。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。