保険業界で培った豊富なノウハウを集結した保険システム
少額短期保険業界において10年以上にわたり、保険システムの開発・運用・保守をワンストップで提供してきました。そこで得た経験・ノウハウを基に保険システムを構築しパッケージとして提供しています。多くの保険会社さまにご採用いただいており、少額短期保険の契約数シェア約35%となっております。(2020年9月時点、当社調べ)。
下記事業形態で今後のご計画をされているお客さまに適切なソリューションを提供します。
少額短期保険事業者さまや保険会社さまに採用!
当社の「Finnova保険・共済トータルサポートシステム」は、保険事業に必要な保険基幹システム・代理店システム・契約者向けシステムを兼ね備えた保険システムパッケージです。本パッケージは当社のデータセンター内に構築したプライベートクラウド環境から提供しており、多くの少額短期保険事業者さまや保険会社さまにご利用いただいています。
システム概要図
【導入事例】
家財保険を中心に費用補償保険、医療保険などさまざまな保険種類に対応しており、数十社への導入実績があります。
これまでの少額短期保険事業者さまの開発や運用実績を元に、保険事業に必要な標準業務フローを用意し、システムに実装しています。これらは業務フロー・業務マニュアルとして提供しており、デモシステムですぐに実機確認可能ですので、新規参入を検討されている会社さまも安心して導入していただけます。
また、保険商品設定や各種システム設定が可能なルールエンジンを用意することで、パッケージは必要最小限のカスタマイズのみでシステムを利用開始することができ、導入費用を抑えて、スピーディに事業をスタートできます。
少額短期保険業界の保険コンサルティング事業で数多くの実績がある株式会社I.S.C.(アイエスシー)と業務提携しており、異業種からの保険事業の参入支援、申請書類作成および折衝支援、保険運営コンサルティング、保険業務委託といった業務支援が可能です。
当社保険パッケージはAPI・Web通信・データ伝送といったさまざまなシステムインタフェースを用意しており、外部システムと連携可能となっています。外部システムで作成した契約データをAPIで連携して保険システムに取り込んだり、外部で作成した各種データをファイル形式で連携して一括取込するなど複数の実績がございます。
昨今、保険業界においてもネットによる非対面取引の関心が高まったことや、2022年5月の法改正により不動産賃貸借契約がオンラインでできるようになったことなどを受け、当社保険パッケージもネット申込機能の強化や契約者マイページの機能拡充を行い、ネット完結型業務フローに対応しました。
※対面や紙ベースでの業務フローも継続してサポートしていますので、特定の業務は紙ベースで運用を残したり、エンドユーザーさま(保険契約者)の希望により個別に紙ベースで対応するなど、運用に合わせてフレキシブルに対応できるようになっています。
ティア3レベル(*1)の設備・基盤を備えた当社データセンターにて、サーバーシステムを維持・運用しています。また、インターネット接続の2系統化、契約情報を管理するデータベースサーバーはもとより、Webサーバーやネットワーク機器の冗長化を行っており、保険システムとして必要とされる高い安全性と信頼性でサービス提供しています。
また、保険契約者の個人情報を守るため、ご利用のパソコンとサーバー間はSSL暗号化通信を行うことに加え、利用者を限定するため、ご利用になるパソコンに電子証明書を搭載していただいています。この電子証明書は当社が損保業界にサービス提供している共同ゲートウエイサービス基盤と同様の電子証明書サービスで強固なセキュリティ対策を実現しています。
各種セキュリティ対策と監視・運用によりシステムの安定稼働を実現しています。
*1 ティアとは、日本データセンター協会が制定した、データセンターに求める信頼性を実現するためのファシリティ内容を定めた基準。
ティア1~4まであり、数字が大きいほど、信頼性が高い。
お客さまのニーズをもとに、今後の計画として、以下のサービスを検討中です。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。