総合商社において、企業間電子商取引と用途別に導入された各種サーバー間のデータ連携をACMS E2Xにて実現。企業間や部門サーバー間でのデータ連携やアプリケーションの実行を一元管理します。
取引先のWeb-EDIサイトに接続、ログイン、さらには取引データのアップロードやダウンロードの一連の画面操作を自動化することができます。また、ACMS B2Bにて全銀TCP/IP手順でのデータ交換や基幹システムとの連携も自動化できます。
相手側にインターネット接続環境を用意するだけで、インターネットを活用したデータ交換システムを容易に実現することができます。VAN(ASP)事業にも対応しており、複数の発注企業に対応することが可能です。
EDI化を推進している卸売業X社では、取引先ごとのフォーマットの違いをJEDICOS専用ツールやCII専用ツール、個別プログラムで対応していましたが、事業拡大にともない取扱商品取引を増やしたことによりEDIでの取り引きが100社を超え、専用ツールや個別プログラムによる対応の負担増加とEDI開始までに時間がかかりすぎることに悩んでいました。
そこで、汎用フォーマット変換ツールとしてAnyTranの導入を行いました。フォーマット変換をAnyTranで行うことで、EDI化比率をアップさせ、個別対応の開発を排除しコストを削減することに成功しました。また、新たに取引先が増えた場合や、取引先のシステム再構築などによるフォーマットの追加や変更にも、AnyMapperの変換定義を設定するだけで、すぐに対応できる仕組みを構築できました。
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。