【煩雑になったWeb-EDIのブラウザ操作を自動化することで業務効率の向上を実現】
■Web画面での繰り返し操作を自動化
手軽に低コストで導入できるWeb-EDIですが、一方で画面入力という人手を介した作業が発生してしまいます。 ACMS WebAgentは、取引先のWebサイトに接続、ログインし、さらには取引データのアップロードやダウンロードといった一連の画面操作を自動化するツールです。また、基幹システムとの連携も自動化できます。ACMS WebAgentによる自動化は、スクリプト作成ツールのScript Studioを利用し、Microsoft Internet Explorerを通して実際に人が行うキーボードおよびマウス操作をスクリプトとして記録・再生することで実現し、プラウザ操作の手間を省き、工数および運用コストを削減します。
■面倒な画面操作への対応に活用
取引先ごとに画面操作が違うWeb-EDIシステムの乱立によって、それを利用するユーザは、今までより人手が必要になったり、従来より入力工数がかかったりしてしまうといった問題が起きています。 ACMS WebAgentを導入すれば、異なったWeb操作もすべて自動化できるので、本来の目的であるリードタイムの短縮化、また効率的な業務を実現することができます。また、多画面化の対応策としてご活用いただけます。
■伝票表示型はもちろん、ファイル転送型サイトにも対応
基幹システムなどからデータを取引先画面に埋め込む形態(インタラクティブにデータ入力を必要とする場合)、またファイルのダウンロード/アップロードにより取引データを交換する形態の双方に対応しています。
■自動実行のためのスクリプトの自動生成
スクリプト生成支援ツール「Script Studio」により、取引先サイトでの一連の操作を記録し、それをもとにWeb操作を自動実行するためのスクリプトを自動生成することができます。
■取引先情報を細かく設定可能
取引先のURL、ユーザID、パスワードなどを設定できる他、交換するデータ種別、データ種別ごとの送受信の正常/異常終了後の処理プログラムの指定もできます。また、巡回、障害処理の設定も可能です。ただし、異なる複数の取引先への同時巡回は可能ですが、1つの取引先への同時複数巡回はできません。
■自動巡機能で作業効率改善
異なる複数の取引先への同時巡回やスケジュール機能により、定期的に複数の取引サイトを自動巡回することで、データ交換のためのブラウザ操作を自動化します。
<ブラウザ操作自動化の仕組み>
Script Studio(オプション製品)で作成した巡回手順(ECMAスクリプト)を元に、ブラウザ(Internet Explorer)を起動・制御し、操作を自動実行
■トレースと障害の記録データを自動出力
自動巡回やブラウザ操作の自動実行の過程をトレース・ファイルに出力。障害時にはエラー発生時のHTMLやエラー・ログをファイルに出力できます。
■障害処理も自動化
一定時間内に操作が完了しない場合の処理中断や、ログインエラー時のアカウントロック防止のために自動巡回中止も可能です。
■サイト・アダプタの提供
自動車業界や電機電子部品業界などの主要な企業やASPサービスなどにおけるWeb-EDIサイトを自動化するためのサイト・アダプタを用意していますので、スクリプトの生成が不要となり、短期間で自動化を実現することができます。
■小規模なシステムのためのACMS WebAgent Liteを提供
ACMS WebAgentには小規模なシステムでご利用いただけるよう、ACMS WebAgent Liteを用意しいています。お客様の用途・システム規模に合わせた製品をお選びいただけます。
OS |
Windows Server® 2008 Standard Edition |
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ACMS製品 | ACMS E2X Ver.3.0以降 ACMS B2B Ver. 1.5以降 ACMS B2B LE Ver.2.7以降 ACMS Lite Ver.1.0以降 MS B2B 1.5.0 - 2.7.0 |
Webブラウザ | Microsoft® Internet Explorer® 6.0 SP1 / SP2 Microsoft® Internet Explorer® 7.0 |
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