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株式会社 日立システムズ

概要

企業間・企業内のデータを統合的に管理し新たなイノベーションを生み出すエンタープライズ・データ連携基盤です。
データ連携におけるセキュリティ対策、事業継続性、クラウドの活用など、各種テーマにソリューションを提供します。
取引先とのEDIデータ交換においてはACMSシリーズが培った豊富な実績が柔軟かつ信頼性の高い運用をサポートします。社内のデータ連携においてはデータ連携基盤として不可欠なファイル転送やデータ変換、ジョブ管理機能などの機能を提供します。社外、社内のデータを統合した戦略的なデータ活用の仕組みを実現可能です。

基本構造

用途に合わせ必要な機能を組み合わせることで既存資産を有効に活用可能です。
またビジネス上の課題に合わせ段階的に拡張していけるよう、スタンダード、エンタープライズ、プロバイダーの3つのエディションを用意しています。

※上記各機能には一部、未実装のものも含まれていますので、実装時期や実装範囲はお問い合わせください。

特長

すべてのジョブ・データ連携を可視化・統合管理

フロー

複数システムにまたがるジョブ管理やデータ連携を、管理画面のフローで可視化し、統合管理することが可能です。
各処理の実行状況は視認性の高いモニター画面で直感的に把握できます。

権限管理と監視モニター

運用画面へのアクセスは、運用者単位にきめ細やかな権限設定が可能です。
機能単位に権限設定(CRUD+O※)を行い、よりセキュアな運用を実現します。

※ CRUD+O:Create(登録)、Read(参照)、Update(更新)、Delete(削除)、 Operation(操作)

スケジュール管理

高度なスケジュール管理機能により、データ連携の多様な場面に対応する自動運用・監視・制御・アラート機能を提供します。
予定されているジョブフローが動作しなかった場合のアラートや運用に合わせたサービス時間帯の制御が可能です。

高い可用性とセキュリティが叶える安心・安全なデータ連携

プロセスの二重化

サーバー上のACMS Apexのプロセスは、すべて二重化しており、メインプロセスに障害が発生した場合でも、バックアッププロセスにリアルタイムに処理が引き継がれます。

ACMS Apexクラスター

プロセスと同様、サーバー障害時には代替サーバーがリアルタイムに統合管理サーバーに昇格し、処理を継続します。

データの散在防止、PCI DSS準拠の暗号化でのサーバー間通信と保管データ

ACMS Apexのデータ連携では、分散したサーバー上にファイルのコピーを置くことなく、リモートでファイルを参照します。これにより、データの散在を防止します。また、サーバー間通信と保管データは、PCI DSS準拠のSSL/TLSで暗号化され情報漏えいを防ぎます。

※ PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard):クレジットカード業界のセキュリティ標準です。クレジットカード会員情報を安全に取り扱うことを目的として策定され、企業の業務システムでも広く採用されています。

オンラインマイグレーション

システム全体を止めることなく、対象となったサーバーごとに段階的にバージョンアップを実施することができます。業務を継続しながら、最新機能を導入することが可能です。

【オンラインマイグレーション】

【ファイルコピーを発生させないACMS Apexのデータ連携】

【サーバー間通信の暗号化】

【保管データの暗号化】

独一したACMS Apex間をシームレスに連携するACMS Apex間連携

本社やグループ企業にACMS Apexを独立して導入していれば、フローの連携をはじめ、データ連携、リソースの共有が可能です。ACMS Apex間連携においてもデータは暗号化され、セキュアな連携を実現します。さらに、運用権限の設定により、独立した複数のACMS Apexを一貫して管理できます。

【ACMS Apex間でのフロー連携】

【ACMS Apex間連携の適用例】

止まらないEDI

従来型EDIからインターネットEDI、Web-EDI、メールEDIまで幅広いプロトコルに対応しています。

インターネットEDI

  • JX手順
  • ebXML MS 2.0(流通BMS)
  • ebXML MS 2.0(NACCS)※2
  • ebXML MS 3.0(JEITA)
  • EDIINT AS2
  • SFTP
  • RosettaNet 1.1, 2.0 ※2
  • Chem eStandards ※2
  • OFTP2 ※2
  • HTTP(S)※2
  • メールEDI

従来型EDI

  • 全銀手順
  • 全銀TCP/IP手順(拡張Z) ※1
  • JCA手順
  • FTP

その他

  • BACREX手順
  • ACMS Web/deTrade II
  • ACMS WebAgent

※1 SSL/TLSプロトコルにより暗号化しインターネットを介した通信も可能です
※2 今後、実装を予定しています。詳細はお問い合わせください

1つのACMS Apex上に複数の仮想環境を構築、統合管理できるテナント管理機能

1つのACMS Apex上に複数の仮想環境を構築できるテナント管理を提供します。これにより、サービスプロバイダーやグループ企業単位で、独立したACMS Apex環境を構築し運用する事が可能です。また、テナント(システムテナント)上のリソースを、複数のテナント(ユーザテナント)で共有させることで、リソース(資産)を効率的かつ有効に活用可能です。

アダプタ機能

アダプタ機能
アプリケーションアダプタ SAP ERP(EDIアダプタ)
Salesforce※
データベースアダプタ Oracle Database
Microsoft SQL Server
IBM DB2
PostgreSQL
MySQL
Fujitsu Symfoware Server ※
その他アダプタ IBM WebSphere MQ※
イベント駆動

ファイル監視
DB監視※

コマンド駆動 Load
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