サプライチェーンにおける在庫、売上などを共有可能なDX基盤
サプライチェーン上の各社がそれぞれ保有している販売実績、在庫、物流などのデータを共有することで、企業のDX推進を阻むデータの「サイロ化」を解消し、データの見える化を実現
日本国内における労働人口の減少、環境問題、生産性の低迷など、企業はさまざまな社会問題に直面しながら、事業を拡大し、企業価値を高めています。これらの社会問題に向き合いながら、持続可能な事業継続を実現するためには、データを基にした、より一層のサプライチェーンの効率化が必要です。これまで多くの企業では、単独企業で取り組むケースがほとんどでしたが、単独企業でのSCMは難しくなりつつあり、サプライチェーン全体の企業で取り組むことが重要となっています。
サプライチェーン上の各社がそれぞれ保有している販売実績、在庫、物流などのデータを共有することで、企業のDX推進を阻むデータの「サイロ化*1」を解消し、データの見える化を実現します。これにより、適切な在庫量の調整や販売機会ロスを防ぎ、需要に基づく生産・発注計画の立案につなげることができます。また、運用費用は月額20万円(税抜き)からと低価格のため、中堅・中小企業でも比較的導入検討がしやすく、経費削減、売り上げ拡大、利益向上に貢献します。
*1 サイロ化:業務プロセスや業務アプリケーション、各種システムが孤立し、情報が連携されていない様子
某スーパーマーケットとPB日配品製造会社でのPoC結果の詳細は以下となります。
目標 | 結果/波及効果 |
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残業時間の削減 | 年間約930時間の削減 |
廃棄ロスの削減 | 年間約30%の削減 |
生産計画作成の効率化 | 手作業で行なっていた生産計画作成が約5分で完了 |
販売機会ロスの極小化 | 年間約7%削減 |
日立システムズの豊富な経験とノウハウを結集したコンサルテーションやSIサービスにて、分断されたデータをつなぎサプライチェーンを強くしDX推進を支援します。
また、お客さまの経営課題や現場の課題解決へ導きます。
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