ページの本文へ

Hitachi

株式会社日立システムズ

専門家コラム:【INTERNET最前線】インタラクティブ・マーケティング時代のWebとユーザビリティ

第12回次世代マーケティングの重要課題

2012年8月21日掲載

このページは動画でもご覧になれます。
クリックすると動画が開きます。(再生時間約181秒)

この動画をご覧になるには、Windows® Media Playerが必要です。

最終回はUXを取り上げます

インタラクティブマーケティングに関わる情報をお届けしてきた本コラムですが、次世代マーケティングにおいて重要なポイントとなるUX(ユーザーエクスペリエンス)について、インタビューをお届けします。今回は、デザインに関する講演で来日中だった、日立デザインセンターヨーロッパのデザインマネージャー ペーター・ホーマン氏にお話を伺いました。

さっそくですが、UXって何でしょうか?

例えば街を歩いている時に、コーヒーが飲みたくなったとします。その際、たくさんあるカフェの中から、どの店に入るかを決めるのに、UXが関係しています。店の雰囲気、居心地、wi-fi、ポイントカード、味、接客態度、そういった過去の体験に、ブランドが合わさったもの、それがUXです。


日立デザインセンターヨーロッパ
デザインマネージャー
インキュベーションプロジェクトディレクター
ペーター・ホーマン氏

良いUXの事例を教えてください

今ヨーロッパでは、「自宅でエスプレッソ」がトレンドです。そのなかでも人気商品の「N」は、ブランドのタッチポイントが絶妙に考えられています。この「N」が、他の商品より高額ながらも人気なのは、味はもちろんのこと、その手軽さ、インターネットでコーヒー豆を注文できる便利さ、Webサイトの見やすさ、丁寧なサービスデスクという、360度の優れたブランドタッチポイントを持っていることです。

もう一つあります。

道幅が狭く、道路事情があまり良くないとされるロンドンでは、交通混雑を緩和するための施策として、中心部への自動車の進入を制限し、替わりにレンタル自転車を整備しました。ところが、いっこうに利用者が増えません。利用者の行動を観察すると、「告知不足」「どこに自転車があるか分からない」などの問題点が発見されました。そこでソーシャルメディアを使って告知を行い、すぐに利用できる自転車の情報をスマホで簡単に得られるようにするなどのUX的対策を行った結果、現在は多くの人々に利用されるようになりました。

ロンドンのレンタル自転車システムにおけるUX施策フロー

良いUXのために何をしたら良いですか?

どんなに高機能な商品を作っても、ユーザーはそれを望んでいないかもしれないし、もしかしたら機能を省いて価格を下げるべきなのかもしれません。ユーザーは、より使いやすいものを選ぶでしょう。良いUXのためには、まずユーザーが何を望んでいるのかを知ることが必要です。
Webサイトで情報発信する場合は、ユーザーが「いつ・どこから・どのような目的で、アクセスするのか」を考えるべきです。それらを知ることが、適切なコミュニケーションにつながります。ユーザーのタッチポイントを通してユーザーのペルソナを創ることも、有効なUX施策です。
また、ユーザーが年配の方であれば、文字を大きくするなどの対策が必要です。
このように、人によって求めるUXが違うということを理解しなければいけません。
UXは、ファーストコンタクトからアフターサービスまで一貫したサービスが必要です。これができないと、お客さまは不満に思ってしまい、ブランドが低下します。

ペーター・ホーマン氏の話から、UXのきっかけを掴んでいただけたと思います。繰り返しになりますが、今後UXは重要なポイントとなっていくでしょう。当社では、コンテンツ制作を含め、UXに関する取り組みを進めてまいります。今後の展開にご期待ください。

[ブランドマネジメント部 記]

« 前の記事 連載コラムの目次へ
 

メールマガジン

最新のイベント情報、商品情報など、お役立ち情報をご紹介するメールマガジンをお送りしております。

メールマガジン登録

  • Webから直接、クラウドサービスの注文・導入ができるオープンクラウドマーケットプレース

データセンター紹介ページへ

データセンター紹介
ゆるぎない信頼のパートナー 日立のデータセンター

ハイパーダイヤの専用サイトを別ウィンドウで表示します。

交通のことならハイパーダイヤ
乗換案内・路線情報検索サイト。英語・中国語にも対応。

日立システムズの
Microsoft®ソリューション
Microsoft®との力強い協力体制で、お客さまのソリューションを支えます。

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。