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株式会社 日立システムズ

2022年5月17日
神奈川県箱根町
箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)
株式会社日立システムズ

箱根町(町長:勝俣 浩行、神奈川県足柄下郡箱根町)、箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)(理事長:勝俣 伸、神奈川県足柄下郡箱根町/以下、箱根DMO)、株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、観光DXを目的とした包括連携協定を5月17日(火)に締結しました。

画像に関する説明
左から箱根DMO専務理事・佐藤 守、箱根町長・勝俣 浩行、日立システムズ業務役員・堀田 誠

箱根町は全国でも有数の温泉観光地・観光立町であり、繁忙期における観光客の集中化・混雑が課題でした。そこで、周遊における課題解決やICT技術を用いた周遊利便性の質の向上を目的とし、AIカメラを用いた車両ナンバーの分類別の行動パターンや時間別での混雑具合の傾向など有効なデータを取得し、観光DXの推進を図るために、本協定の締結に至りました。これにより、「やすらぎとおもてなしのあふれる町-箱根」をめざします。

本件に関するお問い合わせ先

包括連携協定の内容

今回、箱根町、箱根DMO、日立システムズが締結した協定の内容は以下のとおりです。

  1. 車両周遊の利便性の向上に関すること
  2. 車両交通量の把握及び分析に関すること
  3. 車両交通渋滞の緩和に関すること
  4. 観光DXに係る人材の育成に関すること

箱根町、箱根DMO、日立システムズが締結した協定の内容

「車両ナンバー検知AIを用いた交通量調査」について

箱根町内において観光促進や渋滞緩和に向けて「車両ナンバーを用いた交通量調査」の実証実験を2021年12月から2022年3月まで実施しました。本協定では、AIカメラの設置箇所を拡大し、車両の通行量および属性把握、時間帯別、曜日別、都道府県別などの交通量を可視化・分析します。そのデータを用いて「周遊に関する課題」や「ICT技術を活用した周遊利便性の向上」につながる施策を検討することで、地域課題の解決をめざします。

今後の展望と期待できる効果

  • AI カメラをより広域に設置するとともに、必要に応じて他の分析とも連携することで、行動パターンや趣味・嗜好に合わせたサービスを提供し、住民と来訪者がそれぞれ快適な生活、観光ができる街づくりをめざします。
  • 渋滞構造の可視化による渋滞緩和策の検討、ならびに、観光地の密を避けるための混雑回避の誘起・移動円滑化、周遊の促進を図ります。
  • 箱根町の長期的なDX推進や自走のため、庁内のDX人材の育成にも取り組みます。

日立グループにおける自治体DXの取り組みについて

以上

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