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株式会社 日立システムズ

2021年12月10日
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株式会社日立システムズエンジニアリングサービス
株式会社日立システムズフィールドサービス

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と国内グループ会社4社はこのたび、がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」(代表発起人:功能 聡子、岩瀬 大輔)が発表した「がんアライアワード2021」で、ゴールド賞、シルバー賞をそれぞれ受賞したことをお知らせします。日立システムズは4年連続でゴールド賞の受賞となりました。

日立システムズ、グループ2社が受賞した「がんアライアワード2021 GOLD」ロゴ(左)、グループ2社が受賞した「がんアライアワード2021 SILVER」ロゴ(右)
日立システムズ、グループ2社が受賞した「がんアライアワード2021 GOLD」ロゴ(左)、
グループ2社が受賞した「がんアライアワード2021 SILVER」ロゴ(右)

「がんアライアワード」は、がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するものであり、以下を通じてがんを治療しながらいきいきと働ける職場や社会の実現をめざしています。

  • ・がんり患者が働きやすい職場の要件を企業側が認識し、社内施策を推進するきっかけとする
  • ・企業の取り組みを表彰することで、がんり患者が働きやすい職場づくりを応援する
  • ・取り組み事例の中から、グッドプラクティスを公開し、広く社会に認識してもらう

日立システムズとグループ会社4社では、がんり患者の味方「アライ(ALLY)(*1)」であること、および、がんを身近なものとして捉え、理解を深める取り組みを進めることを宣言し、取り組みを推進してまいりました。今回の受賞における各社の評価ポイントは以下のとおりです。

*1
ALLY(アライ):「味方」の意味。日立システムズでは、LGBTをはじめ、ダイバーシティに関する社会的課題について、自分ごととして捉え、その解決に向けて動く人を表す。
    【日立システムズ】(ゴールド賞)
  • がん経験者による「がんと就労を考える:がん予防と早期発見セミナー」「禁煙セミナー」「乳がん検診セミナー」等の動画をオンライン公開するなど、社内に向けた情報発信に積極的に取り組んでいる点
  • 看護大学生に対し、「がん治療と仕事の両立」取り組み事例を紹介するなど、次世代の育成にまで取り組みを広げ、大きな意義を持つ活動をしている点
    【株式会社四国日立システムズ(代表取締役 取締役社長:広岡 辰也、本社:香川県高松市/以下、四国日立システムズ)】(ゴールド賞)
  • 「禁煙セミナー」「乳がんセミナー」をオンラインで開催し、家族と一緒に視聴できるよう開催時間やアーカイブ動画公開など工夫して、自分や家族の健康について考える機会を提供している点
  • 保健師による全従業員個別面談を実施し、個別の健康状態や悩みを把握することで、問題の早期発見・予防、相談しやすい環境づくりを進めている点
    【株式会社日立システムズエンジニアリングサービス(代表取締役 取締役社長:矢田 隆宏、本社:神奈川県横浜市/以下、日立システムズエンジニアリングサービス)】(ゴールド賞)
  • 社内イントラに「仕事と治療の両立」「健康なんでも相談室」の2つのWeb ページを新設するなど、従業員にがんや健康に関する情報を分かりやすく届ける工夫をしている点
  • がんをはじめとした健康障害予防として食生活の改善施策を強化し、「野菜摂取選手権」を開催するなど、独自の取り組みを推進している点
    【株式会社九州日立システムズ(代表取締役 取締役社長:千葉 健三、本社:福岡県福岡市/以下、九州日立システムズ)】(シルバー賞)
  • 「健康経営セミナー」をオンライン形式にして継続開催するなど、風土づくりを進めている点
  • がんにり患した方や、家族ががんにり患した方の相談窓口として、社内のがんサバイバーの方とつなげる体制構築を進めるなど、相談できる環境づくりを進めている点
    【株式会社日立システムズフィールドサービス(代表取締役 取締役社長:萩原 亮、本社:東京都江東区/以下、日立システムズフィールドサービス)】(シルバー賞)
  • 社長メッセージとして「がんアライ宣言」ポスターを制作し、社内全拠点に掲出するなど、就業しながら治療を行える風土づくりを進めている点
  • 病院に行かずに禁煙外来を受診できる「遠隔禁煙プログラム」の導入や受動喫煙防止対策など、積極的に健康増進の取り組みを進めている点

これからも日立システムズグループは、多様な働き方を支援し、従業員一人ひとりが健康でいきいきと、最大限の能力を発揮することができる環境づくりに継続的に取り組みます。そして、いきいきと働く多彩な人財と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、お客さまと共に新たな価値を創造してまいります。

がんアライ部について

がんアライ部は、「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクトで、「がんと就労」の問題を解決するための勉強会やがんを治療しながら働くことを理解するためのイベントなどの開催により、がんり患者が治療しながらいきいきと働くことができる職場や社会の実現をめざします。

企業活力向上施策「SMILE Work∞Life Action」について

日立システムズでは、「働き方改革」「健康経営」「ダイバーシティ」の推進とコミュニケーションのさらなる促進により、柔軟な働き方を拡大し、企業活力向上や生産性向上を実現することによって、多様な人財が多様な価値観を持っていきいきと活躍し、大きな成果を挙げることができる環境づくりに取り組んでいます。

日立システムズグループの「がんと就労」に対する主な取り組みについて

日立システムズグループでは、企業として支援体制の確立と啓発を目的に、がんと就労について考える「がん予防と早期発見セミナー」を全国28会場で従業員に対して実施し、2017年11月からこれまでに累計700名以上が受講しています。本年度はセミナー動画をオンラインで公開し、半年間で500名以上の従業員が視聴しました。
また、がんの早期発見に有効ながん検診について、従業員とその家族を対象に健康保険補助を実施し、定期健康診断に合わせて各年齢・性別に応じたがん検診メニューと補助金申請方法を案内するなど、検診受診率の向上に取り組んでいます。新入社員の入社時健康診断では、胃がんなどを引き起こす原因となるピロリ菌検査や、肝臓がんの主な原因である肝炎ウイルスの検査も取り入れ、発症予防につなげています。女性従業員向けには「働く女性の健康セミナー」「乳がん啓発セミナー」「子宮頸がん啓発セミナー」などを開催し、がん発生リスクや検診受診方法、実際にり患した方からの体験談や具体的な事例を紹介することで検診受診率向上やセルフチェックの意識を高めています。
そして働きながら治療を続けるニーズが高まっていることを受け、昨年10月から、がん治療等を対象とした「治療勤務制度取扱規則」を新たに制定し、短時間勤務(7時間、6.5時間、6時間、5時間)や在宅勤務制度の利用を実現しました。

従業員が相談しやすくなる環境づくりとしては、ALLY賛同者へオリジナルステッカー「ALLYマーク」の配付をすることでALLYを見える化するほか、「仕事と治療の両立支援サポート体制」の立ち上げ、治療と仕事を両立するための支援制度を一覧表にして相談時に活用するなど、必要な人へ必要なときにスムーズに対応ができる取り組みを進めています。

また、外部の専門家を招いた「治療と仕事を両立できる社会の実現にむけて」講演会の開催、管理職を推進役に「治療と仕事の両立」をテーマとした職場ミーティングの実施、厚生労働省「治療と仕事の両立支援ナビ」に掲載されている漫画「会長 島耕作」メッセージなどの社外コンテンツを活用したがん教育の実施など、がん治療と仕事の両立に関する情報の周知を強化することで、社内のさらなる理解促進につなげています。

なお、各社における「がんと就労」施策の詳細は以下をご覧ください。

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。

以上

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