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株式会社 日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)はこのたび、厚生労働省の委託事業である「がん対策推進企業アクション」の令和2年度がん対策推進企業表彰において、「厚生労働大臣賞」を受賞したことをお知らせします。

受賞の記念盾(左)と表彰式の様子(右)※写真はがん対策推進企業アクションアドバイザリーボード議長・東京大学医学部附属病院放射線治療部門長の中川 恵一氏(左)と日立システムズ人事総務本部長の西 正(中央)、厚生労働省健康局がん・疾病対策課長の古元 重和氏(右)
受賞の記念盾(左)と表彰式の様子(右)
※写真はがん対策推進企業アクションアドバイザリーボード議長・東京大学医学部附属病院放射線治療部門長の中川 恵一氏(左)と日立システムズ人事総務本部長の西 正(中央)、厚生労働省健康局がん・疾病対策課長の古元 重和氏(右)

2009年度にスタートした「がん対策推進企業アクション」は、企業・団体ともに、がん検診受診率の50%以上への引き上げと、がんになっても働き続けられる社会の構築をめざす国家プロジェクトであり、推進パートナー企業・団体数は本年3月時点で約3,500社、推進パートナーの従業員総数は790万人を超えています。がん対策推進企業表彰は、年に1回、特に優れた取り組みを行なった企業を表彰するもので、令和2年度は「厚生労働大臣賞」1社と「がん対策推進パートナー賞」5社が表彰されました。

今回の日立システムズの受賞は、「検診」「治療と仕事の両立」「情報提供」すべての分野において、社内セミナーや全従業員向けのメール発信などを積極的に行い、がん経験者の体験談や、利用できる制度の発信など幅広いサポートによって、社員だけでなく家族の健康を守るために相談しやすい環境づくりを行っている点などが総合的に評価されたものです。

これからも日立システムズは、がん対策をはじめとする取り組みを通じて多様な働き方を支援し、従業員一人ひとりが健康でいきいきと、最大限の能力を発揮することができる環境づくりを継続的に推進します。
そして、いきいきと働く多彩な人財と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、お客さまと共に新たな価値を創造してまいります。

日立システムズの「がん受診率向上」と「がんと就労」に対する主な取り組みについて

日立システムズでは、2017年6月の健康経営宣言後、従業員と家族がともに健康な生活を送り、笑顔で充実して働くことができるよう健康の維持・向上の施策を積極的に推進し、健康に対する従業員の主体的な行動を支援しています。その一環として従業員やその家族のがん対策も実施しており、これまでに「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が発表した「がんアライ宣言・アワード」において3年連続でゴールド賞を受賞するなど、取り組みが評価されています。

具体的には、企業として従業員への支援体制の確立と啓発を目的に、がんと就労について考える「がん予防と早期発見セミナー」を全国28会場で従業員に対して実施し、2017年11月からこれまでに累計700名以上が受講しています。
また、がんの早期発見に有効ながん検診について、従業員とその家族を対象に健康保険補助を実施し、定期健康診断に合わせて各年齢・性別に応じたがん検診メニューと補助金申請方法を案内するなど、検診受診率の向上に取り組んでいます。新入社員の入社時健康診断では、胃がんなどを引き起こす原因となるピロリ菌検査や、肝臓がんの主な原因である肝炎ウイルスの検査も取り入れ、発症予防につなげています。女性従業員向けには「働く女性の健康セミナー」「乳がん啓発セミナー」「子宮頸がん啓発セミナー」などを定期的に開催し、がん発生リスクや検診受診方法、実際にり患した方からの体験談や具体的な事例を紹介することで検診受診率向上やセルフチェックの意識を高めています。
さらに、働きながら治療を続けるニーズが高まっていることを受け、昨年10月から、がん治療等を対象とした「治療勤務制度取扱規則」を新たに制定し、がんにり患した従業員が、短時間勤務や在宅勤務制度を利用して働きながら治療を続けられる環境を整備しました。

従業員が相談しやすくなる環境づくりとしては、「アライ(ALLY)(*1)」賛同者へオリジナルステッカー「ALLYマーク」の配付をすることでALLYを見える化するほか、「仕事と治療の両立支援サポート体制」の立ち上げ、治療と仕事を両立するための支援制度を一覧表にして相談時に活用するなど、必要な人へ必要なときにスムーズに対応ができる取り組みを進めています。

*1
ALLY(アライ):「味方」の意味。日立システムズでは、LGBTをはじめ、ダイバーシティに関する社会的課題について、自分ごととして捉え、その解決に向けて動く人を表す。

そのほか、外部の専門家を招いた講演会「治療と仕事を両立できる社会の実現にむけて」の開催、管理職を推進役に「治療と仕事の両立」をテーマとした職場ミーティングの実施、厚生労働省「治療と仕事の両立支援ナビ」に掲載されている漫画「会長 島耕作」メッセージなどの社外コンテンツを活用したがん教育の実施など、がん治療と仕事の両立に関する情報の周知を強化することで、社内のさらなる理解促進につなげています。

がん対策推進企業アクションについて

がん対策推進企業アクションは、人口比におけるがんの死亡割合が世界でも高く企業で働くがん患者の増加が見込まれる日本において、職域でのがん検診受診率を向上させるための国家プロジェクトであり、厚生労働省の委託事業です。職域におけるがん検診受診率向上を企業連携で推進していくことで、“がん”と前向きに取り組む社会気運を醸成し、企業が率先して「がん検診受診」の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。

以上

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