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株式会社 日立システムズ

AOKIグループのダブルエー少額短期保険株式会社が日立システムズの「Finnova保険・共済トータルサポートシステム」を導入

稼働シェア35%の保険システムのノウハウを活用したパッケージにより短期間・低コストでの導入が実現

概要

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、ファッションのAOKIをはじめ、アニヴェルセル・ブライダル、エンターテイメント事業等を展開する株式会社AOKIホールディングス(代表取締役社長:青木 彰宏、本社:神奈川県横浜市/以下、AOKIホールディングス)が設立したダブルエー少額短期保険株式会社(代表取締役:山下 茂、本社:神奈川県横浜市/以下、ダブルエー少短)に対して、「Finnova保険・共済トータルサポートシステム」を保険業務システムとして提供しました。
今回提供したシステムは、日立システムズが10年以上にわたるシステム開発での実績、ノウハウを生かした業務フローを標準搭載したパッケージ製品であり、保険基幹システムの基本機能はもちろん、保険業務における主要な機能を搭載しています。
これにより、ダブルエー少短は、高品質なシステムの導入を短期間・低コストで実現し、新たな事業である少額短期保険の販売をスピーディーに開始することができました。

背景

私たちの生活や社会を取り巻くリスクや保険に求められるニーズがますます多様化している中、少額短期保険(*1)は、従来の保険会社では対応が難しかったニッチなリスクに対応した商品開発や少額・短期間という特長を生かしたきめ細かいお客さま対応が評価されています。また、お客さまサービスの拡充を目的に保険会社以外にもさまざまな事業者が積極的に新規参入している事業でもあるため、各社間の競争は年々激化しており、各社は他社との差別化やお客さまの潜在ニーズを掘り起こすために、独自のビジネスモデルを構築する傾向にあります。その場合、各社の細かい要望に合わせてオーダーメイドでシステム開発することになり、システム開発規模や開発期間が増大してしまうケースが多くなります。また、新たに少額短期保険事業に参入する企業にとっては、そうした開発課題に加え、限られた予算の中、短期間で、かつ高品質なシステムを導入することも重要な課題となります。

ダブルエー少短においても、少額短期保険事業に不可欠な保険システムの開発にあたり、コスト(限られた予算内)・開発期間(予定している開業期までの開発が必須)・高品質(保険会社として信用できるシステムの構築)が、主な課題になっていました。

*1
少額短期保険:保険業法上の保険業のうち一定事業規模の範囲内において少額・短期の保険の引き受けのみを行う事業

詳細

こうした背景を踏まえ、AOKIホールディングスが新たに設立したダブルエー少短は、効率的な事業開始を目的に、日立システムズが10年以上にわたり保険業界向けに提供してきた「Finnova保険・共済トータルサポートシステム」での開発・運用・保守で培ってきた実績やノウハウを生かし、少額短期保険事業への新規参入事業者が導入しやすいように標準化したパッケージ製品を導入しました。

導入したパッケージは、日立システムズがこれまで対応してきた少額短期保険システムの中でお客さまのニーズが高かった業務フローや機能を中心に標準化したものです。契約管理や代理店管理、収納管理機能など、一連の保険業務を包括した基本機能に加え、保険商品などのテンプレートも充実しています。
例えば、保険商品の開発には、内容に関する財務局の審査が必要ですが、この審査手続きと並行してシステム開発を行うケースがあります。そういった保険商品の内容が確定していない場合でも、保険商品の変動要素(保険料率変更・プラン内容変更・特約変更等)がシステム開発にできるだけ影響を及ぼさないよう、マスタ設定等で柔軟に対応できる仕組みにしています。また、返戻金計算や未経過保険料計算などといった保険商品特有のロジックについても複数パターンを用意して選択できるようにしています。
こうした商品内容の変動や未決事項に対して、システム開発の影響を極小化するよう工夫しているため、パッケージをそのまま、または必要最低限のカスタマイズのみでシステム開発を行うことができ、また、日立システムズのデータセンター内に構築したプライベートクラウド環境からパッケージシステムを提供することによって、事業者の導入費用の圧縮やセキュリティの確保、スピーディーなシステム開発・導入に貢献することができます。

さらに、商品登録や保全・収納などをプログラムレスで登録可能なルールエンジン機能や、外部連携API(*2)に対応することで基幹システムにデータアクセスできるような仕組みを準備しているほか、24時間365日体制のシステム自動監視や操作方法に関するお問い合わせ対応などの各種機能やサービスを用意しており、お客さまのビジネスをワンストップでサポートすることが可能です。

*2
API(Application Programming Interface):ソフトウエアの機能や管理するデータを外部プログラムから呼び出して利用するための仕様

ダブルエー少短では、当初よりお客さまの声やニーズに応える商品やサービスの開発をめざしていた一方で、開業予定時期まで限られた時間しか残されていないという状況でしたが、本システムの採用により、当初の開発予算の範囲内、かつ開業予定時期までに、高品質なシステムを開発でき、予定どおり少額短期保険事業に参入することができました。

今後も、日立システムズは、ダブルエー少短の基幹システムの運用・保守を支えていくほか、新商品や新サービス開発の際には、パッケージシステムの特長であるテンプレートを活用したシステム変更・開発等で、コストやスピード面でも貢献していきたいと考えています。また、今回のダブルエー少短への導入事例を参考に、とりわけ「開発スピード・低コスト・高品質」等のニーズをお持ちの事業者や少額短期保険事業への新規参入を検討されている事業者に対して、本パッケージシステムを積極的に提案し、2024年度までに売上10億円をめざします。

なお、ダブルエー少短から、本パッケージに対して以下のコメントをいただいております。

当初から限られた開発期間・予算での少額短期保険の基幹業務システムの開発でしたが、日立システムズのパッケージシステムのサンプル版を拝見した際に、当社がめざしていた業務スキームを容易にイメージできたこと、また、過去実績に裏付けされたパッケージシステムの安心感や開発スピード、開発後の汎用性等を総合的に考え採用を決定しました。 プロジェクト期間中も、業務マニュアルや、帳票のひな型が整っていたうえに、システムエンジニアメンバーの方々が少額短期保険の業務に精通されており、サンプルのご提示や事例も連携いただいたので、社内の意思決定をスムーズに行うことができ、開発スケジュールも予定どおり進行できたと考えております。当面は安定的なシステム運用・サポートをお願いする予定ですが、将来的には保険商品の企画・検討をすすめており、システムのより円滑でスピーディーなエンハンスに期待しています。

ダブルエー少額短期保険株式会社 代表取締役 山下 茂

本パッケージシステムの概要

本パッケージシステムの概要

Finnova 保険・共済トータルサポートシステムについて

少額短期保険業界において約10年間にわたり、保険基幹システムの開発・運用・保守をワンストップで提供してきました。そこで得た経験・ノウハウを集結して構築した保険基幹システムを提供しております。多くの保険会社さまにご採用いただいており、少額短期保険の契約数シェア約35%(*3)となっております。

*3
2020年9月時点、日立システムズ調べ。

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300 か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みの IT サービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。

お客さまからのお問い合わせ先

株式会社日立システムズ お問い合わせWebフォーム

以上

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。