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株式会社 日立システムズ

日立システムズの欧州事業拠点としてHitachi Systems CBT S.p.A.が事業開始

イタリアのITサービス企業であるCBT社の買収手続きが完了

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2015年5月21日
株式会社日立システムズ
Hitachi Systems CBT S.p.A.

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)とHitachi Systems CBT S.p.A.(本社:イタリア ローマ市、社長兼CEO:Paolo Angelucci(パウロ・アンジェルッチ)/以下、日立システムズCBT)は、日立システムズがイタリア共和国(以下、イタリア)のITサービス企業であるCosmic Blue Team S.p.A.を買収する手続きを完了し、同社を正式にグループ会社化するとともに社名をHitachi Systems CBT S.p.A.へ変更し、事業を開始したことをお知らせします。

日立システムズは、日立グループの情報・通信システム事業における中核企業として、システムのコンサルティングから構築や運用・監視、工事・保守までITのライフサイクルすべてをカバーするサービスを提供しています。特にシステムの安定稼働を支援する監視・運用などのマネージドサービスやクラウド・データセンターサービス、セキュリティサービスなどに強みを持っています。日本全国約300拠点、アジアを中心とした海外に14のグループ会社を持つ日立システムズは、今般、イタリアにおいて35年にわたり培った技術と経験を持つ日立システムズCBTをグループ会社に迎え、欧州市場におけるITサービス事業の強化を図ります。

日立システムズCBTは、引き続きシステム設計、構築、運用、クラウドシステムの保守、アプリケーション、サービス、ソリューションなどに注力するとともに、今後、日立システムズの製品やサービス、技術力やノウハウなどを取り入れ、マネージドサービス、セキュリティ、データセンターソリューション分野などITサービス事業の強化をめざします。これらのサービスは、ミラノとローマにある日立システムズCBTの2つのデータセンターを活用し、中堅から大企業まで、民間企業だけでなく官公庁も含めて、高度なITサービスやソリューションによりITインフラを統合したいというお客さま向けに提供します。
日立システムズCBTは、ビジネスでますます中心的な役割を果たすものとして現在急速な進化を遂げているITの提供を通じて、お客さまの事業変革プロセスにおける戦略的な役割を果たします。
日立システムズCBTは、企業向けの情報管理プラットフォームである「WebRainbow」、ITリソースやアプリケーションをクラウド型で提供するソリューション「EasyCloud」、スピーディーな経営を実践するためのアウトソーシングソリューションである「EasyWare」に加え、新しいセキュリティビジネスユニットでは、セキュリティリスクマネジメントプロセスを、複雑な事業体制から、データガバナンスされた事業体制への変革を実現するサービスとして、ITセキュリティソリューションに関するコンサルティング、設計、構築、運用サービスなどを提供します。
革新的なソリューションと高付加価値なコンサルティングサービスやマネージドサービスにより、データ保護やITインフラに関する顧客ニーズに対応します。

日立システムズCBTは、これらのサービスラインアップと、日立システムズの技術やサービスを融合し、イタリアはもちろんITソリューションを必要としているすべての欧州市場に先進的なITサービスを提供していきます。

日立システムズ 専務執行役員 岡見 吉規 コメント

日立システムズCBTを日立システムズグループに迎えられたことを大変嬉しく思います。日立システムズは、日立グループが推進する社会イノベーション事業をITとサービスの側面から牽引する企業です。日立システムズCBTが持つ35年の実績・経験と、日立システムズが有する先進的な技術やサービスを融合した新たなITサービスにより、イタリアをはじめとする欧州のお客さまに驚きと感動のサービスを提供してまいります。

日立システムズCBT 社長兼CEO パウロ・アンジェルッチ コメント

日立システムズは、イタリアや欧州のITサービス市場に参入するための最善の機会であると判断して、ITに関して高い専門技術と深い知識を持つ当社を買収しました。私は、今回の買収を非常に誇らしく、また今後の経営についてもポジティブに感じています。なぜなら、日立グループのグローバルなビジョンとリソースによって、当社はさらに企業競争力を高め、成長し続けられると確信しているからです。

日立システムズCBT 副社長兼ゼネラルマネージャー兼COO フラビオ・ラディーチェ コメント

私たちは、専門チームによるソリューションに注力し、他社にはない強みである先進的なスキルをさらに高めることにより、当社の強みである人財を育成し続けるとお約束します。今回の買収は、お客さまに当社の人財の素晴らしさを証明するまたとない機会だと感じています。お客さまには、信頼と実績の日立グループのブランド力によって、今まで以上に当社をパートナーとして評価いただけると確信しております。

Hitachi Systems CBTの主要なサービス

  1. EasyCloud:パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドのプロジェクトにおいて、ディザスタリカバリーや事業継続計画を段階的に進めていきます。Hitachi Systems CBT の技術、知識、先端的なインフラにより、マルチプラットフォームソリューション(Windows、Linux、IBM POWER、IBM AS/400)をサポートします。サービスは、高い可用性と高度なセキュリティ基準を満たしたローマおよびミラノのISO27001の認証データセンターから提供されます。
    EasyCloudは日立システムズCBTのイタリアにおけるサービスです
  2. EasyWare:スピーディな経営を実現するためのフレキシブルでニーズにあった技術アウトソーシングサービスを定額料金で提供します。
  3. WebRainbow:企業の情報や、業務プロセスを管理するための情報管理プラットフォームです。モバイルデバイス、SaaS、オンプレミスのシステムを統合管理します。
  4. Security:ITインフラセキュリティやデータ保護に関して高まっている顧客ニーズに応えるため、サービス、プロジェクト、技術ソリューションを、専門のビジネスユニットによって提供します。

日立システムズCBTの概要(2015年4月末現在)

日立システムズCBTの概要(2015年4月末現在)
商号 Hitachi Systems CBT S.p.A.
設立年 1980年
本社所在地 イタリア共和国ローマ市
URL www.hitachi-systems-cbt.com
代表者 社長兼CEO:Paolo Angelucci
売上高 57百万ユーロ(2014年12月期)
従業員数 約300名(連結)
事業内容 システム設計・構築、運用・保守、アプリケーション開発、クラウド・データセンターサービス

日立システムズの概要(2015年3月末現在)

日立システムズの概要(2015年3月末現在)
商号 株式会社日立システムズ
設立年 1962年
本社所在地 〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
URL www.hitachi-systems.com
代表者 代表取締役 取締役社長 髙橋 直也
売上高 371,569百万円(2015年3月期、単独)
従業員数 10,606名(単独)
事業内容 システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネットワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発

Hitachi Systems CBTについて

イタリアにおいて35年にわたる技術と経験を持つCosmic Blue Teamは、買収によって正式に日立システムズのグループ会社となり、Hitachi Systems CBTへと社名を変更しました。ローマ、ミラノ、ヴェニス、トリノ、ノヴァーラ、ボローニャなどにオフィスを持ち、全体で約300名の従業員に加え、パートナー企業のネットワークによりイタリア全土をカバーしています。さらに、1200を超える資格や認証を有しています。今後も顧客ニーズを踏まえ、専門技術やマルチベンダー技術を継続的に向上させてまいります。
詳細は、http://www.hitachi-systems-cbt.com(新規ウィンドウを表示)をご覧ください。

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い業務システムの設計・構築サービス、強固なデータセンター基盤を活用したアウトソーシングサービス、全国約300か所のサービス拠点とコンタクトセンターによるお客さまに密着した高品質な運用・保守サービスを強みとするITサービス企業です。日本のIT黎明期から先駆的に取り組んできたITサービスの実績・ノウハウを生かし、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守まで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供しています。そして、ITの枠組みを超えてお客さまに新たな価値を創造し、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざしています。
詳細は、https://www.hitachi-systems.comをご覧ください。

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 杉山、住川
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com

以上

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。