~日立システムズがMicrosoft® Windows Server® 2012 Hyper-V®を中核としたクラウドサービスを展開~
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2012年9月26日
株式会社日立システムズ
日本マイクロソフト株式会社
株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と日本マイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:樋口 泰行/本社:東京都港区、以下、日本マイクロソフト)は、クラウドサービスの提供において提携することを発表します。この提携に基づき、日立システムズは、「Microsoft® Windows Server® 2012 Hyper-V®」をベースにした5種類のクラウドサービスを本日より販売開始します。
クラウドサービスの普及に伴い、企業のニーズは多様化してきており、迅速性や低価格といったクラウドの特徴やBCP(事業継続計画)やディザスタリカバリー(災害復旧)対策にも有効である点が着目され、基幹系システムでもクラウドサービスを利用したいというニーズが高まっています。
これまでも日立システムズと日本マイクロソフトでは、両社の製品やサービスを組み合わせたソリューションを提供してきました。こうした中、今年9月に発売された日本マイクロソフトの最新クラウドOS「Windows Server 2012」において、仮想化機能「Hyper-V」が大きく強化され、マルチサイトクラウドの構築に適したネットワーク仮想化機能など、基幹系システム向けの最新テクノロジーが実装されました。これに先立ち、日立システムズは、日本マイクロソフトのWindows Server 2012 早期導入プログラムに参画し、Windows Server 2012によるマルチサイトクラウドの実現に向けた検証(*)を実施してきました。その結果、大規模な基幹系システムを対象としたクラウドサービスにも十分に適用できることが確認できたことから、両社でより幅広いサービスを連携して提供する提携に至りました。
本提携により、日立システムズではクラウドサービスの中核技術として Windows Server 2012 Hyper-Vを位置付けるとともに、日本マイクロソフトの仮想化技術に、日立システムズが長年培ってきたクラウド運用の技術とノウハウを融合することで、高品質と低コストを両立するクラウドサービスをお客様に提供してまいります。両社の提携内容は以下の通りです。
(参考:https://www.hitachi-systems.com/ind/hyper-v/)
日立システムズは、日本マイクロソフトとの提携により、日立システムズのデータセンターから提供するクラウドサービスを含め、プライベートクラウドからパブリッククラウドのすべての領域で多種多様なクラウドサービスをワンストップで提供します。また、2012年4月に株式会社日立製作所が日本マイクロソフトと、クラウド事業のグローバル強化で提携しました。これを受け日立システムズは、日立グループの一員として、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud(ハーモニアスクラウド)」の下、国内外でのクラウド事業を強化していきます。
日立システムズは、中期経営計画で掲げている2015年度売上高目標5,000億円、クラウド事業売上高比率20%の実現をめざす中で、日本マイクロソフトとの提携をその重点施策の一つと考えています。
(参考:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/04/0413.html (新規ウィンドウを表示))
日本マイクロソフトのMicrosoft Exchange Server、Microsoft SharePoint® Server、Microsoft Lync® Serverを組み合わせ、お客さまの個別要件に対応するコミュニケーション環境を構成し、クラウドで提供する国内初のサービスです。特徴は以下の通りです。
お客さまの既存サーバー環境からデータを収集・分析してHyper-Vを導入した場合の効果を具体的に数値化し、詳細にレポーティングします。これにより、最適な仮想化環境を提案します。
Windows Serverの標準機能である「Hyper-V」と、統合管理製品「System Center」 を利用し、お客さま要件に合わせて、プライベートクラウド環境に必要なサーバー、ストレージ、ソフトウェア、導入サービスをパッケージ化して提供します。
お客さまサイトにリソースオンデマンドサービスを提供します。サーバーやソフトウェアを購入せず、お客さまは資産を持つことなく利用できます。Hyper-Vによる構築済みの仮想環境を提供しますので、仮想環境の構築にかかる工数を削減し、導入した当日から利用可能です。
日立システムズのデータセンターに、Hyper-Vとシトリックス社のXenAppを組み合わせたデスクトップ環境を構築し、仮想デスクトップサービスを提供します。
日本マイクロソフトが主催するイベント「The Microsoft Conference 2012」(MSC)において、日立システムズは、「AppBridge」「コミュニケーションシステム クラウドサービス」「Hyper-Vプライベートクラウド構築サービス」を出展します。9月28日(金)12:00-12:40の日立システムズのパートナーセッションでは、今回の日本マイクロソフトとの提携によるクラウドサービスを紹介します。MSCの詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2012/default.aspx (新規ウィンドウを表示)
日立システムズ 商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401
お問い合わせWebフォーム:https://www.hitachi-systems.com/form/index.html
マイクロソフト カスタマーインフォメーションセンター:TEL 0120-41-6755
株式会社日立システムズ CSR本部コーポレート・コミュニケーション部 松林、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@hitachi-systems.com
日本マイクロソフト株式会社 社長室 コーポレートコミュニケーション部 金澤
TEL:03-4535-8055(部門代表)
E-mail:mskkpr@microsoft.com
以上
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。