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株式会社 日立システムズ

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2010年9月30日
日立電子サービス株式会社

日立電子サービス株式会社(以下「日立電サ」、本社:東京都港区三田、資本金:60億円、代表取締役 社長執行役員:百瀬 次生)は、さまざまな認証方式を備え、他システムとの連係機能を充実させた入退室管理システムの機能強化版を9月30日から提供開始します。

日立電サの物理セキュリティマネジメントシステム商品「Webvisor」*1のラインナップである入退室管理システムは、非接触ICカードや指静脈認証、およびアクティブ型RFIDタグによるハンズフリー認証を有した統合型入退室管理システムとして高機能なアクセスコントロールシステムを提供しています。

今回の機能強化版は、これまでお客さまからニーズの高かった機能のうちIPカメラ版映像集中管理システムや就業管理システムなど各種システムとの連係機能を追加し、詳細な証跡管理や正確な労務管理など、高度な管理/監視機能をご提供できるようになりました。

また、主要な機能を包括し標準化することによって、これまでの入退室管理システムと比べ価格を約3割抑え、かつ、標準納期を約1か月短縮することが可能となりました。


日立電サ 入退室管理システム

特長

日立電サの提供するソリューションやサービスとの連係機能について充実を図りました。

  1. IPカメラ版映像集中管理システムとの連係
    IPカメラ版映像集中管理システムIP-RecManagerと連係することにより、認証操作をトリガとした録画開始や、入退室の履歴を参照して映像検索を行うなど、より強固な証跡管理が可能となります。また、入退室管理画面からIPカメラのライブ映像を表示することも可能です。
  2. 就業管理システムとの連係
    就業管理システムHi-CoreTimeと連係することにより、入退室の履歴を就業データとして登録することが可能です。これにより正確な労務管理を実現でき内部統制に活用できるとともに勤務登録作業の簡略化にもつながります。
  3. ログ管理ソリューションとの連係
    総合セキュリティログ管理ソリューションSecureEagle/SIMとの連係により、入退室管理システムのログや他機器のログを集中管理できます。さらに複数ログの相関分析やレポートを可能とし、お客さまの内部統制を強力に支援します。
  4. リモート監視サービスとの連係
    日立電サの提供するリモート監視サービスとの連係により、24時間体制でシステム構成機器の各種障害監視を行い、お客さま管理者への連絡・通知を実施します。これによりシステムの安定稼働を図ることが可能です。
  5. ハンズフリー認証機能の低価格化
    アクティブRFIDタグによるハンズフリー認証機能について、システム構成をスリム化しました。これにより、従来は4ゲート単位での構築だったものが1ゲートからの構築が可能となり、低価格化を実現しました。

提供価格

認証装置、導入費用含めたシステム価格は個別見積りとなります。
参考概算価格(20ゲートモデル)・・・入室のみ(ICカード認証)×10ゲート、入退室(ICカード認証)×6ゲート、入退室(ICカード認証+指静脈認証(入り側のみ))×4ゲート、登録機×2、管理端末×3台、管理ソフト×1式、SE費込みで\15,750,000~(本体価格\15,000,000~)
但し入退室管理システムと連係する他システム、工事費、ランニング費、認証タグ等の消耗品を除く。

販売開始

2010年9月30日から

販売目標

2012年までに累計10億円をめざします。

関連情報

詳細は 「Webvisor」入退室管理システム機能強化版の主な機能説明、または次のページをご覧ください。

*1
「Webvisor」について
生体認証システムや監視カメラなどの設備を導入して、お客さまの目的に応じた強固な物理セキュリティを構築するサービス。

「Webvisor」、「SecureEagle」は日立電子サービス株式会社の登録商標です。

Copyright© Hitachi Electronics Services Co., Ltd. 2010. All rights reserved.

*
製品・サービスの改良により予告なく記載されている仕様が変更になることがあります。

商品・サービスに関する問い合わせ先

日立電子サービス株式会社 環境・設備ソリューション開発部【担当:井村】
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12(三田MTビル)
TEL:03-5441-9330(ダイヤルイン)、FAX:03-5441-9329

  1. 個人情報登録機能
    利用者情報を登録します。最大10,000IDまで登録可能です(ただし、指静脈認証を利用する場合には、512指までの登録となります)。
  2. 会社所属登録機能
    個人情報登録機能にて利用する会社および所属データを登録できます。
  3. グループ登録機能
    複数のリーダや電気錠をグループ単位に登録することにより、入室権限の許可やスケジュール制御を一括登録することが可能です。
  4. カレンダ登録機能
    スケジュールによる各機器の制御を実現します。 例)「月~金の9時~17時は、正面ゲートは認証不要とし、自由に入退室可能」
  5. システム暗証機能
    操作者に対して、暗証番号による操作規制を行うことが可能です。
  6. 状態監視機能
    管理PCの画面上のマップアイコンにより、電気錠、扉、リーダといった機器の状態を、正常時には緑、異常時には赤といったようにアイコン色を変化させることで監視できます。
  7. 発停操作機能
    管理PCからの操作により、電気錠の解錠・施錠、リーダの有効・無効といった遠隔制御を行うことが可能です。
  8. 履歴管理機能
    日時や履歴の種別によりシステム上で発生したイベントを検索することができます。履歴は最大365日間保存可能です。
  9. バックアップ・リストア機能
    個人情報、会社情報、グループ情報、カレンダ情報等の設定情報や履歴情報をDVD-RAMにバックアップおよびリストアすることが可能です。
  10. 在館・在室管理機能
    管理エリア内の在館・在室者を表示する機能です。エリア内の入リーダと出リーダを設定することによって、在館・在室者の管理を行います。
  11. アンチパスバック機能
    連続した入室操作、もしくは連続した退室操作を禁止する機能です。入室していないIDでは退室できず、退室していないIDでは入室できないよう制御します。本機能は単一の扉に対して(ローカルアンチパスバック)だけでなく、複数の扉をグループ化して制御する(グローバルアンチパスバック)ことも可能です。
  12. 火災報知連動機能
    ビル防災設備(火災報知盤)からの火災信号(無電圧接点・レベル出力)に連動し、電気錠を非常解錠することが可能です。
  13. 接点出力機能
    機器異常や認証操作といった事象に連動し、入退室制御機器から外部へ無電圧接点を出力させることが可能です。
  14. カメラ画像連係機能
    1. アナログカメラ画像連係機能
      入退室時の認証動作やリーダ/電気錠の機器異常等をトリガとして、設置したカメラより画像を記録して履歴と画像の一元管理を行う機能です。 カメラサーバと連動し、管理PCの履歴表示画面から、履歴発生時とその前後1秒(計3コマ)の画像を表示することができます。
    2. IPカメラ画像連係機能
      IPカメラ版映像集中管理システムIP-RecManagerと連係することにより、認証操作をトリガとした録画開始や、入退履歴発生時の映像(動画を検索、表示することが可能となり、より強固な証跡管理が可能です。また、監視マップ上でカメラアイコンをクリックすることにより、リアルタイム映像をライブ表示することもできます。
  15. ログ管理ソリューション連係機能
    総合セキュリティログ管理ソリューションSecureEagle/SIMとの連係により、入退室管理システムのログや他の機器のログの集中管理、相関分析、レポートを可能とし、お客さまの内部統制を強力に支援します。
  16. ハンズフリー対応機能
    アクティブ型RFIDタグを用いることにより、リーダへ「カードをかざす」等の操作不要で入退室を可能とします。セキュリティと利便性を兼ね備えた入退室管理が可能となります。
  17. リモート監視サービス連係機能
    日立電サの提供するリモート監視サービスとの連係により、24時間体制でシステム構成機器の各種障害監視を行い、お客さま管理者への連絡・通知を実現。システムの安定稼働を図ります。
  18. 就業管理システム連係機能
    就業管理システムHi-CoreTimeと連係することにより、入退室履歴を用いた就業管理を行うことができます。登録作業の簡略化や、正確な労務管理が可能となります。
  19. 多拠点管理機能
    複数の管理PCを設置し、多拠点による管理を可能とします。
    用途別に管理対象(操作範囲)を制限することにより、例えば警備室には状態監視のみが可能な監視用端末、管理部署には利用者登録も可能な管理PCを設置する、など運用管理の分散化が可能です。
  20. 個人スケジュール設定機能
    個人ID別に対象扉の通行可否をスケジュール設定する機能です。利用者毎に詳細な入退室制御を実現します。(本機能については、2010年度中にリリース予定)
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