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株式会社 日立システムズ

日立情報が中国の専門学校で実践SE講座を開始

-日中の架け橋として活躍する上流設計者を育成し、オフショア開発体制を強化-

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2009年4月2日

株式会社日立情報システムズ(執行役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下、日立情報)は、中国のSE養成専門学校である済南市凌佳橋工程師培訓学校(経営者:蔡立、以下、済南学校)にて、プロジェクト管理などの事例研究や開発基本計画書作成などを学習する「実践SE講座」を、2009年4月より開始します。日立情報では本講座でシステム開発の上流設計を担当できるSEを育成し、昨年開設した日立情報済南開発センタに入所させることで、オフショア開発体制の強化を図ります。

オフショア開発を進めるには、国境を越えて業界や業務を理解する能力を備えたブリッジSEの育成が重要です。そのためには、語学力やIT知識はもちろん、実践的なプロジェクトの進め方などシステム開発の上流設計の教育が必要です。

こうした背景から、日立情報では海外での教育講座第一弾として、済南学校にて実践SE講座「日立情報BSE培訓基地」を2009年4月より開始します。実践SE講座では、各技術分野のエキスパートである日立情報の社員が「プロジェクト管理事例研究」や「リスク管理事例研究」などの事例を用いた講義を行うほか、提案書や開発基本計画書の作成など、システム開発の上流工程を設計できるSEを育成します。育成した技術者は、中国山東省済南市のソフトウェア会社「済南凌佳科技有限公司(以下、済南凌佳)」と2008年7月に共同設立した日立情報済南開発センタに入所させることで、日立情報の業務に適合した上流設計者を確保します。

日立情報は今回の実践SE講座開設により中国におけるオフショア開発の技術水準向上を図り、オフショア開発要員の2000人体制実現に向け開発体制を強化します。

済南市凌佳橋工程師培訓学校の概要

日本と中国の架け橋となるブリッジSE育成を目的に、2008年7月、済南凌佳有限公司が設立したNPO学校法人です。日本向けのシステム開発実践教育や日本語教育などを実施し、1年間の授業時間は約1200時間となります。本学校は、2008年9月、中国中央政府工業和信息化部が中国初の「中日ITブリッジSE交流モデル基地」として認定し、同年12月には基地初の「高級IT人材及びブリッジSE育成学校」として指定されました。

済南凌佳科技有限公司の概要

2002年7月に、日本向けのシステム開発に特化したシステムエンジニア会社として設立しました。現在は、「日本向けのオフショア開発及びオンサイトブリッジSEサービス事業」「グローバルIT人材育成事業」「中国国内向けのSI事業」を推進する日中間総合ITサービス会社を目指しています。済南本社のほか、日本法人、北京法人、大連支社の拠点があります。

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立情報システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002 E-Mail:press@hitachijoho.com

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