-仮想化技術とシンクライアントの融合で、ユーザビリティ向上とセキュリティ確保の両立を実現-
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2009年1月7日
株式会社日立情報システムズ(執行役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)は仮想化技術の活用により、情報セキュリティの強化を図れるシンクライアントを、専用の端末を購入することなく既存のPC資産環境のままで利用できる仮想PC型シンクライアントサービス「VMSiCS(ヴイエムシックス)」を本日より販売開始します。
情報漏えい事故による企業の信用失墜が社会問題として深刻化するなど、企業や自治体で情報セキュリティの強化要求が高まっています。情報漏えいは、ノートPCやUSBメモリなどの盗難・紛失といった内部要因によるものが多いため、従来のソフトウェアによる対策だけでなく、物理的な対策へのニーズが高まっています。
日立情報では上記ニーズに対応するため、統合デスクトップ仮想化ソリューション「VMware Virtual Desktop Infrastructure(注1)」によりユーザのクライアントPCをサーバ上で仮想化し、情報を保有できないシンクライアント端末から利用するサービス「VMSiCS」を開発しました。「VMSiCS」は、USB型のデバイス「PocketClient® (注2)」をPCに差し込むだけで、自宅や外出先のPCがシンクライアント端末として企業や団体のネットワークにアクセス可能となります。また、仮想化技術により、ユーザは個別のデスクトップ環境で、各人が使用したいアプリケーションを導入して業務を行うことができます。
お客様は「VMSiCS」の導入により、インターネットを利用できるPC環境があればどこでも業務が可能となるとともに、顧客情報の入ったノートPCやUSBメモリを紛失するなどのセキュリティリスクから解放されます。また、既存のPCをそのまま利用できるため、専用のシンクライアント端末を購入する必要がなく、初期導入費用を削減できます。
日立情報は「VMSiCS」を、情報漏えい対策を急ぐ企業や自治体を中心に拡販し、2010年度までに売上高累計15億円を目指します。
<システム概要図>
株式会社日立情報システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部
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