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株式会社 日立システムズ

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2008年9月16日
日立電子サービス株式会社

日立電子サービス株式会社(以下「日立電サ」、本社:東京都港区三田、資本金:50億円、 代表取締役 社長執行役員: 百瀬 次生)は、データセンタの省電力化を推進する「情報システムファシリティ省電力ソリューション」を強化し、新たに「電力管理システム」の提供を2008年10月から開始致します。

09年4月施行の改正省エネ法や、グリ-ンITの浸透により、データセンタにおいては、電力等のエネルギー使用量やエネルギー効率(PUE等)を管理することが重要になってきています。しかし、機器はおろかフロアレベルでさえ、エネルギー管理を実施しているのは少ないのが現状です。
今回、分電盤やラック、空調機など、細分化された要素別に、エネルギー使用量を管理できる 「電力管理システム」を拡充しました。このシステムは、省電力化を検討する上で必要となる 電力使用量、エネルギー効率を自動的に算出し、レポート出力。これまで全体でしか分らなかった電力使用量やエネルギー効率を、必要な要素別に把握・分析できます。
また、電力使用量の定量化により要素別にCO排出量や電気料金をも把握できます。

電力管理システム

本ソリューションは、日立グループの総力を結集したデータセンタ省電力化プロジェクトCoolCenter50に基づいて開発され、そのソリューション体系の一部としてもお客さまに提供されます。

「電力管理システム」の特長

(1)エネルギー消費の「見える化」の実現
ラック等要素単位で、従来の環境情報(温度、湿度、電流、電力等)の監視に加え、省電力化を検討する上で必要となる電力使用量、エネルギー効率の算出・レポート出力ができます。
また、電力使用量の定量化によりCO排出量、電気料金を把握できます。

(2)柔軟性に優れた電力管理
電力量が採取できない場合でも電流値からの換算機能により電力量管理が可能となります。
エネルギー効率の算定式はカスタマイズでき、COPなどのエネルギー効率にも柔軟に対応できます。

提供価格

電力管理システムは個別見積となります。
(目安価格:対象規模50m2、20ラック相当で500万円~(税別))

販売開始

2008年10月開始予定

販売目標(情報システムファシリティ省電力ソリューション)

3年の累計30億円

関連情報

用語の説明

PUE(Power Usage Effectiveness):電力利用効率
データセンタやサーバ室のエネルギー効率を示す指標の1つ。データセンタ全体の消費電力を、サーバなどのIT機器の消費電力で割った値で、PUE値が1.0に近いほど電力利用効率に優れている。
COP(Coefficient of Performance):エネルギー消費効率
空調機のエネルギー効率を示す指標。消費電力1kWあたりで、どれだけの冷房(暖房)能力を引き出せるかを表したもので、数値が大きいほど省エネ性能が優れている。

日立電子サービス株式会社について

日立電子サービスは、「お客さまの飛躍を支えるベスト・ソリューション・パートナーになる」を経営ビジョンに、情報システムにおける企画・調達から設計・構築、導入、運用、保守のライフサイクル全体にワンストップで対応する「統合サポートサービス」を展開。ハードウェア/ソフトウェアが一体となった、より進化したトータルなソリューションを提供。全国320ヵ所のサービス拠点網と日立ソリューションサポートセンタを中心に、24時間365日万全の体制で、安心と信頼の情報システムを“安心の「電サ」”が実現します。

商品・サービスに関する問い合わせ先

日立電子サービス株式会社
プラットフォームインテグレーション事業部コンストラクションシステム部
【担当:井村、井上】
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12(三田MTビル)
TEL:03-5441-9330(ダイヤルイン)
FAX:03-5441-9329

報道機関問い合わせ先

日立電子サービス株式会社 社長室広報グループ 【担当:矢野】
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12(三田MTビル)
TEL:03-5441-9262(ダイヤルイン)
FAX:03-5441-9243
E-mail:ans1@hitachi-densa.co.jp

データセンタやサーバ室の省電力化を「診断/提案」、「対策」、「監視」のステップで推進し、これらステップのPDCAサイクルを回すことで、継続的な改善を支援するソリューションです。
省電力化を図るために重要な位置付けとなる「診断/提案」ステップでは「省電力診断」、「対策」ステップでは「省電力エンジニアリング」と「省電力化商品導入及び工事」、継続的な改善を支援するための「監視」ステップでは「電力、環境監視」を提供しています。

省電力ソリューション

情報システムファシリティ省電力ソリューションの特長

(1) 豊富な環境診断実績

日立電サには情報システム設備防災ソリューション等を通じて、データセンタやサーバ室の電源・空調設備などの防災対策、空調エアフロー改善などの環境対策、およびこれらの運用側面から診断してきた実績(約450件)があります。
情報システムに関わるファシリティを熟知した専門技術者が現地にて環境調査、測定を行い、IT機器に最適な環境を提案致します。

(2) ファシリティの省電力環境を提供

診断結果に基づき、IT機器、設備機器、配線等の配置変更による空調効率の改善、高効率空調への更新などお客さまの環境改善に最適な省電力商品を提供します。

(3) 環境の「見える化」

環境監視システムを導入し、これまで漠然と感じていただけのデータセンタ、サーバ室のラックや室内の温度、湿度、消費電力などの状況を可視化します。
今回強化の「電力管理システム」により、さらに電力使用量、エネルギー効率をも可視化し、CO排出量、設備の種類別電気料金も把握できます。

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。