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株式会社オーバーシーズ様集合写真

“Fit to Standard”の方針に基づき、SAP Business Oneで新基幹システムを構築
ベストプラクティスに基づく業務改革で数多くの経営メリットを創出

食品卸売業を展開する株式会社オーバーシーズ様(以下、オーバーシーズ様)は、中小企業向け統合業務ソリューションSAP Business One(以下、SAP Business One)を導入しました。属人的な業務プロセスをSAPのベストプラクティスに基づいて見直すことで、業務効率化や内部統制の強化、経営数値の正確性向上といった多くの経営メリットを創出しています。
日立システムズをパートナーに、Fit to Standardの方針の基、SAP Business Oneの標準機能を最大限に活用することで、経営環境の変化にも柔軟に対応できる業務基盤の構築に成功しています。

導入前の
課題1
カスタマイズを最小限に抑え、保守性・拡張性に優れたシステムを構築したい
導入後の
効果1
Fit to Standardの方針に基づき、標準機能を最大限に生かした、将来のアップグレードにも対応しやすい業務基盤を構築
導入前の
課題2
非効率な処理、属人的な業務プロセスを見直したい
導入後の
効果2
SAPのベストプラクティスに基づいて業務を再構築することで、生産性の向上を実現
導入前の
課題3
食品卸売業に特有の業務課題を解決したい
導入後の
効果3
ロット管理・賞味期限管理など、食品卸売業特有の課題に対応した豊富な機能を活用し、業務効率を大幅に向上

導入の目的

カスタマイズを極力抑えながら、自社業務にフィットした基幹システムを構築したい

オーバーシーズ様は、食品やワインを中心に世界20か国以上から商品を輸入し、日本の消費者に届ける食品卸売業を展開しています。同社は、卸売業に特化した基幹業務パッケージシステムを10年以上にわたり利用してきましたが、事業成長を見据え、新たな基幹業務システムへのリプレースを検討することにしました。検討にあたっての大きな懸念は、旧システムに独自のカスタマイズが数多く施されていたことです。そこで同社は、新システムでも従来の処理や業務フローに対応できること、それらを可能な限りカスタマイズではなく、標準機能で実現できることを条件にシステム選定を進めました。

選定のポイント

ロット管理、賞味期限管理など、食品卸売業特有の要件に応えるSAP Business Oneを選定

オーバーシーズ様は複数の製品を比較検討し、SAP Business Oneの導入を決定しました。選定の決め手は、同システムがグローバルに事業展開する食品卸売業のニーズに合致した豊富な機能を備えていたことです。特に重視していたロット管理と賞味期限管理については、他のシステムがオプション機能での提供だったのに対し、同システムは標準機能として提供していました。さらに、輸送中の商品も資産計上できる機能など、国際取り引きが多いオーバーシーズ様にとって有効な機能を数多く搭載していたことが評価されました。
導入パートナーに日立システムズを選定した理由は、充実したサポート体制にありました。オーバーシーズ様のシステム導入チームの体制をふまえ、日立システムズは要件定義からデータ移行に至るまで、システム導入にともなう幅広い作業を代行・支援する提案を行いました。製品検討段階の打ち合わせを通じて、担当コンサルタントのSAP Business Oneに関する豊富な知識と、業務理解力の高さを確認できたことも選定の決め手になりました。

導入の効果

SAPのベストプラクティスに基づき業務を刷新
多くの経営メリットを創出する新システムが完成

新システムの導入作業は段階的な検証を重ねながら進められ、1年7カ月の期間を経て本稼働を迎えました。システムに業務を合わせるFit to Standardの方針に基づき、帳票・クエリなど周辺機能の調整を除いた、コア機能へのカスタマイズを最小限の6件に抑制。開発コストを抑えながら、将来的なアップグレードにも柔軟に対応できるシステムが実現しました。
新システムにおいて、生産性向上に大きく貢献しているのが「受注取り込み機能」です。
複数の得意先から受領する受注データをCSV形式で取り込むだけで、在庫からの自動引き当てに加え、これまで手動で行っていた賞味期限のチェックや、得意先ごとの商品卸ルールの適合確認をシステムが自動で行います。得意先ごとの備考などを反映した出荷伝票の作成も手作業から自動作成へと変わり、受注引き当ての処理時間は従来の約40分から10分へと大幅に短縮しました。加えて、業務やデータのつながりを示すSAP Business Oneならではの「関連性マップ」機能を活用することで、受注から売上に至る一連の処理をシステムで可視化できるようになり、業務のトレースが格段に行いやすくなりました。
SAP Business Oneの導入により、これまで属人的であった業務プロセスはSAP Business Oneのベストプラクティスに基づいて標準化され、重複入力の削減や内部統制の強化、経営数字の即時性・正確性の向上といった効果が生まれています。オーバーシーズ様は今後も日立システムズの継続的なサポートを得ながら、SAP Business Oneを活用し、さらなる事業の発展と持続的な成長をめざしていく考えです。

お客さまプロフィール

株式会社オーバーシーズロゴ

株式会社オーバーシーズ

設立
1996年11月1日
資本金
1,000万円
従業員数
75名(2026年1月現在)
代表者
代表取締役 尾田 信夫
事業内容
食品およびワインの輸入・輸出・販売 (国内卸業務)/食肉加工品、乳製品、パン等の製造・販売(国内卸業務)

現場や従業員をここまできめ細かくサポートしてくれる会社には、そう出会えないと思います

当社は一般的な食品卸売業の会社と比べて、やや特殊な業務運用を行っている部分があります。その点について何度もていねいに話を聞いていただき、運用を大きく変えずに新システムで実現する提案をしてくれたことは非常に良かったと感じています。
運用テストや本稼働時には長時間にわたりオフィスに常駐いただき、大変な局面でも前向きな姿勢でプロジェクトをけん引してくれました。従業員一人ひとりの席まで足を運び、ここまできめ細かくサポートをしてくれる会社にはそう出会えないと思います。心強い親身なサポートのおかげで、混乱なく本稼働を迎えることができました。

担当より一言

お客さまのさらなる成長・発展に貢献するSAPソリューションを提供します

今回のプロジェクトではカスタマイズの数を最小限に抑えることができました。お客さまがリーダーシップを発揮され、社内の意思統一を率先して図られた成果だと感じます。これからもSAP Business Oneの活用提案を通じて、オーバーシーズ様のさらなる発展に貢献いたします。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2026年1月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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