ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

-「AIで何ができる?」から「ニッチな課題」まで対応-
AI導入の、最初の一歩をサポート。
日立システムズの「ビジネス相談会」とは?

-「AIで何ができる?」から「ニッチな課題」まで対応-AI導入の、最初の一歩をサポート。日立システムズの「ビジネス相談会」とは?

「DX推進担当になったが、どう進めていいか分からない」、「生成AIが気になるけれど、具体的な活用方法は分からない」。そんなお悩みをお持ちの企業は少なくありません。「社内に蓄積されたデータを活用して業務課題を解決したい」と考えていても、分析がうまくいかなかったり、そもそも何から始めればいいか分からなかったりするケースも多いでしょう。

日立システムズでは、AI・DXに関するあらゆる疑問や課題を無料で相談できる「ビジネス相談会」を定期的に開催しています。今回は、日立システムズの渡部顕一郎、川合峰紘が、相談会やAIにまつわる疑問をQ&A形式でご紹介します。また、具体的な事例も紹介するのでAI導入の第一歩を踏み出したい方はぜひ読んでみてください。

profile

  • 川合 峰紘
    川合 峰紘

    株式会社 日立システムズ
    DXプラットフォームサービス営業統括本部
    第一パートナー営業本部 第二営業部 第一グループ 主任

    お客さまの相談窓口担当として、主に新規顧客の営業を担当。

  • 渡部 顕一郎
    渡部 顕一郎

    株式会社 日立システムズ ビジネスイノベーション統括本部 AI活用ビジネス推進本部 データサイエンス推進部
    チーフ・データサイエンス・エキスパート

    AIコンシェルジュとして、相談会の実施やデータサイエンスにまつわる幅広い提案支援を担当。

「AIで何ができる?」から「具体施策」まで!
あらゆるお悩みに寄り添うビジネス相談会

まずは、相談会にまつわるよくあるお悩みや疑問をご紹介します。

Q1.日立システムズの相談会について簡単に教えてください。

月に1回、主にDX推進担当の方向けに相談会を開催しております。相談内容は幅広く、「AIで何ができるのかが分からない」という初心者の方が持つお悩みから、「このツールが気になっている」という具体的な相談までさまざまです。データ活用のプロであるデータサイエンティストが、お客さまの業務課題や実現したいことなどをお伺いし、ディスカッションを通してネクストステップを明確にしていきます。

Q2.どんな人が相談に乗ってくれますか?

主に渡部と川合が担当します。渡部は、製造業、流通業の業務分析を専門とするコンサルタントとしてキャリアをスタートし、その後、情報システム構築のコンサルタントも担当。業務改革や経営分析にも精通し、データサイエンスをはじめとする幅広い知識を持つ「AI全般の相談役」として、お客さまをサポートします。また、川合は、主に新規のお客さまの窓口として同席します。

Q3.どのような業種の方が参加していますか?

製造業、小売業、金融業、自治体など、多岐に渡る業種のDX推進担当の方に参加いただくことが多いです。取引状況もさまざまで、既存のお客さま、新規のお客さまにも多く参加いただいています。

DX推進のために組織を新設されたものの、相談できる窓口がないといった状況からご相談されるケースが最近増えてきていますので、ぜひお気軽に参加いただけたらと思います。

Q4.どんなお悩みを持っている方が相談にこられますか?

「生成AI活用を検討したいが、何から手を付けていいのかわからない」という、これから生成AIを検討したいというお客さまが多いです。他には「需要予測作業が属人化しており改善したい」、「より精度が高いメンテナンスを実施したい」といった課題が明確な方も来られます。他には、「特定のツールが気になっている」という特定のAIサービスを検討している方もいます。以上のように、ご相談内容はなんでもOKです。

「AIで何ができる?」から「具体施策」まで!あらゆるお悩みに寄り添うビジネス相談会

Q5.DX推進担当になりましたが、AIの知識がまだ少ないです。そのような状況でも相談できますか?

同じお悩みを持つ方も多く相談に来ますのでご安心ください。ヒアリングをしながら、AIの基礎知識や導入にあたって重要なポイントなどを分かりやすくご説明します。また、ユースケースを紹介しながらお客さまの関心事をお伺いすることで、課題が明確になるケースが多くあります。内容として多いのは、生成AI導入、需要予測、生産計画最適化、異常検知といった分野です。

Q6.DX・AIで実現したいことや解決したい課題は明確です。その場合どんなことが聞けますか?

目的は明確であるものの実現手段が分からないケースや、依頼内容が具体的に定まっていないため、まずは相談に乗ってほしいというケースもございます。業界動向や事例も交えながらネクストステップを一緒に模索します。

Q7.生成AIなど、特定の技術・商材に興味があるのですが相談会で詳しく聞けますか?

生成AIは、特に注目されているトレンドであり、昨年から相談件数が増えています。「社内で生成AI導入プロジェクトが発足したが、何から検討すれば良いか分からない」。そのような漠然としたイメージをお持ちのお客さまには基礎的な内容から丁寧に説明します。

「生成AI」というキーワードでお客さまが相談にこられた場合でも、実際には生成AI以外の技術で解決できるケースもあります。そのため、まずは一度お客さまのご要望を詳しくヒアリングすることが大切だと考えています。

Q8.他社事例や業界動向について教えてもらうことはできますか?

お客さまの関心事に合わせたユースケースの詳細もご紹介できます。課題内容や解決までのプロセスなどを知っていただくことで、お客さまの次に進むべき方向がより明確化されたとの声をいただきます。

Q9.相談に必要な資料や準備はありますか?

事前にヒアリングシートへの記入をお願いしています。対象事業、解決したい課題、分析対象データなど、可能な範囲で記載いただけたらと思います。ご相談内容がより明確になり、具体的な「次にとるべきアクションのアドバイス」が可能になります。なお、ヒアリングシートの記入は必須ではなく、特にAIの知識がまだないお客さまの場合は、無理に準備いただく必要はありません。

Q10.相談はオンラインでも可能でしょうか。

むしろオンラインでのご相談が多いです。さまざまな都道府県の方にご相談いただいているためです。

Q11.商材が紹介されるのですか?

相談会では、商材紹介を目的とはせず、お客さまの課題を明確化し、「次にとるべきアクションをアドバイスすること」をゴールとしています。そのため、必ずしもサービスのご提案をするわけではございません。ご相談内容によっては、お客さまが既にお持ちの社内ツールで解決できたケースもあります。

相談会に参加した方からは、「課題が明確になった」「次のステップに必要なアクションが分かった」という声をたくさんいただきます。ディスカッションを通じて生成AI導入への道筋が開けるはずです。

「AIで何ができる?」から「具体施策」まで!あらゆるお悩みに寄り添うビジネス相談会

多様な課題に挑む、多彩なソリューション
~お客さまの課題解決事例をご紹介~

ここでは、実際に相談に来られたお客さまの具体的な事例をご紹介します。

【事例1】自治体さま:BIツール導入のご相談

●相談内容
BIツールという、企業が持つデータを分析・可視化して経営や業務に役立てるソフトウェアの導入を検討されているお客さま。導入にあたり、どのように進めていけば良いか、どのような点に注意すべきかなど不明な点が多くご相談に至ったケースです。

●相談会の様子
相談会では、BIの効果的な活用方法を説明し、一般的な事例や日立システムズにおけるBI活用事例をご紹介。特定の商材紹介は行わず、データ利活用の進め方をご提案させていただきました。その結果、活用できそうな業務が見える化され、コスト削減への期待も把握でき、担当部署との合意形成といったネクストステップを明確にすることができました。

【事例2】通信会社さま:新規事業におけるAI活用のご相談

●相談内容
新規事業におけるAI活用を検討しており、AIに関する知識を持つパートナーを探しているというご相談でした。

●相談会の様子
AIビジネスプラットフォームの新規立ち上げと事業化のヒントをお探しのお客さまに、当社事例を紹介。事業構想を教えていただきながらブレストした結果、日立システムズの多岐にわたるサービスに魅力を感じていただき、協業して事業化できるのではないかという共通認識に至りました。このように、必ずしも当社のツールを購入するのではなく、当社とAI協業することで課題を解決していくケースもございます。

【事例3】卸売業さま:生成AI導入のご相談

●相談内容
IT、財務、法務、人事、事業部など横断の生成AI導入プロジェクト体制を発足させたが、どの業務から生成AIを導入すべきか分からないというご相談でした。

●相談会の様子
まずは生成AI導入を成功させるためのポイントを、導入までのステップに沿ってアドバイスしました。最も効果的な業務を選定してから、テストなどを重ねて着実に導入を進めていくことの重要性をお伝えし納得いただきました。次のステップとして日立システムズの業務選定支援サービスをご案内し、活用いただいています。

3つの具体事例をご紹介しましたが、業種や相談内容、解決策まで三者三様です。このように、日立システムズの相談会ではお客さまの状況や課題を丁寧にヒアリングし、オーダーメイドのように最適な解決策をご提案します。

多様な課題に挑む、多彩なソリューション~お客さまの課題解決事例をご紹介~

相談会のゴールは、
お客さまの次なるアクションの明確化

渡部: この相談会は、「AI導入に向けて、次に何をすればよいか分かった」というネクストステップの明確化や、導入までの道筋を描くことをゴールとしています。「何か商材を提案されるのではないか」といった懸念は不要です。

「目的が明確になっていないから困っている」というお客さまに対しては、目的を明確にするためのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。また、目的が明確であっても、最適な手段が見つからないケースもございます。そのような場合も、ぜひご相談いただけたらと思います。

川合: 日立システムズはITの総合商社として、お客さまの幅広いニーズにお応えできる体制を整えています。相談会と聞くと、どうしてもハードルが高いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この相談会ではお客さまの利益を第一に考えて次のアクションのアドバイスをします。「この課題であれば、既にお持ちのツールで解決可能です」といったアドバイスをすることもあります。少しでも悩みや迷いがあれば、お気軽にご相談に来てくださいね。

相談会のゴールは、お客さまの次なるアクションの明確化

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。