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Hitachi

株式会社 日立システムズ

沢井製薬株式会社様

クラウド向けCSV対応インフラ構築支援サービス
クラウド向けCSV対応運用サービス

沢井製薬株式会社様集合写真

AWS*1を中心とした“ハイブリッドクラウド”でCSV*2に対応したIT基盤を構築
先進のITプラットフォームで、付加価値の高い高品質な医薬品の開発をめざす

ジェネリック医薬品を中心に、医薬品の製造を行う沢井製薬株式会社様は、事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できるIT基盤を構築するため、日立システムズの「クラウド向けCSV対応インフラ構築支援サービス」「クラウド向けCSV対応運用サービス」を導入しました。CSVガイドラインに準拠したIT基盤を、AWSを中心としたハイブリッドクラウドで構築することで、サーバーリソースの迅速な拡張、サーバー運用コスト20%程度削減などの効果を実現しています。

  • *1 AWS:Amazon Web Services
  • *2 CSV:Computerized System Validation(コンピューター化されたシステムが正しく開発・導入・運用されることの担保)
導入前の
課題1
CSV対応が必要な情報システムもAWS環境に構築しクラウドのメリットを得たい
導入後の
効果1
CSVガイドラインに対するAWSの適合性を確認のうえ、お客さまの要求仕様に適合したIT基盤の構築を実現
導入前の
課題2
バリデーション*3された環境を維持するための運用・監査対応の負荷が大きい
導入後の
効果2
安定稼動のための監視、バックアップなど、CSVガイドラインに準拠した運用をお客さまに代わって実施
導入前の
課題3
サーバー運用・管理業務の負荷が大きく、本来行うべき業務にリソースが割けない
導入後の
効果3
IT基盤のクラウド化、および運用・管理業務のアウトソーシングにより、業務負荷の軽減を実現
  • *3 バリデーション:ユーザー要求仕様に完全に一致させた状態を保ち、それを文書化すること。

導入の目的

複数のデータセンターを1か所に統合し、IT基盤のクラウド化を推進したい

沢井製薬様は2015年当時、提供ベンダーが異なる4種のデータセンターサービスを利用していました。システムごとの部分最適を追求した結果でしたが、サービスレベルの標準化が難しく、システム運用コストおよび業務が増大するという問題が発生していました。自社サーバーで構成されるIT基盤についても、システム部門の限られた人的リソースを考慮すると、クラウド化および運用のアウトソーシングは避けられない状態にありました。事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応できるIT基盤を構築するため、沢井製薬様は4か所のデータセンターの統合、および、IT基盤のクラウド化と運用のアウトソーシングを検討することにしました。

選定のポイント

CSVに準拠したIT基盤をAWS上に構築が可能
「ハイブリッドクラウド」が選定の決め手に

選定ポイントの1つは、提案7社中唯一、日立システムズだけがプライベートクラウド、AWSなどのパブリッククラウドを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」を提案し、実際の導入実績も多数あったことです。マルチプラットフォームにおけるIT基盤の構築・運用が可能な点が高く評価されました。選定ポイントのもう1つは、日立システムズが製薬業界に特有のCSV(コンピュータ化システムバリデーション)に準拠したIT基盤の構築・運用に豊富な経験とノウハウを持っていたことです。2015年から2016年にかけて、AWSにおけるCSV適合性確認のリファレンス作成も行われました。さまざまなサービスを組み合わせたハイブリッドなIT基盤においても、CSVに対応できる目処が立ったことから、日立システムズがパートナーに選定されました。

導入の効果

新規サーバーの構築は1カ月からわずか3日へ!
事業環境変化にも即応できる柔軟なIT基盤を構築

複数のデータセンターに分散していたサーバーは、AWSおよび日立システムズのデータセンターに統合され、ハイブリッドな統合監視・運用基盤が構築されました。
AWSを利用することで、新規サーバーの手配にかかる時間はおよそ1カ月から3営業日以内へと劇的に短縮。サーバー1台あたりの運用コストも、既存運用に比べて20%程度削減できる見通しです。
CSV対象システムのIT基盤の構築作業に関して、以前のオンプレミス環境では、ハードの調達、設置などの作業に加えて、設置計画書などのドキュメントを作成し、担当部門のチェックを受ける必要がありました。日立システムズのサービス導入後は、AWSの設計・構築から、CSVに準拠した計画文書の作成、また、運用フェーズにおける稼働監視やデータバックアップなどの作業もCSVガイドラインに対応した形でアウトソーシングできるようになりました。
こうしたメリットが実現したことで、沢井製薬様は自社サーバーを積極的にAWSに移行していく意思決定を行いました。日立システムズがパートナーとなってからの3年間で、移行や新設を含めすでに109台のサーバーがAWS環境に構築されています。
IT基盤刷新プロジェクトの指揮を執った沢井製薬様システム部長竹田様は、日立システムズのサービスをこう評価されています。「ハイブリッドクラウドのコンセプトに則り、さまざまなクラウドサービスを適材適所に組み合わせたIT基盤を構築してくれました。特定のインフラサービスに捉われない仕組みを作ることができました」。
目まぐるしい経営環境の変化にも対応できるITプラットフォームを手に入れた沢井製薬様。今後も、高品質な医薬品の提供を通じて、企業理念である「なによりも患者さんのために」を実現していきます。

お客さまプロフィール

沢井製薬株式会社ロゴ

沢井製薬株式会社

設立
1948年7月1日
資本金
411億円
従業員数
3,252名(連結2018年3月30日時点)
代表者
代表取締役会長 澤井 弘行
事業内容
医薬品の製造販売および輸出入

「なによりも患者さんのために」という企業理念の下、新聞・テレビなどのメディアを通じて日本におけるジェネリック医薬品の認知向上に取り組んできました。さらに普及拡大の見込まれるジェネリック医薬品を安定的にお届けするため、全国7工場のネットワーク力で生産体制の強化に取り組んでいます。「1つ上の品質をめざす」をモットーに、高品質で付加価値の高い医薬品の開発も積極的に行っています。


沢井製薬株式会社 関東工場

担当より一言

AWSをはじめ、クラウドの最新情報を一早くキャッチし、お客さまに還元します

さまざまなサービスを適材適所に組み合わせるため、AWSをはじめ各社クラウドサービスの最新情報を常にウォッチしています。お客さまが安心して本業に集中いただけるよう、今後も努力してまいります。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2019年1月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。