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株式会社 日立システムズ

小木曽工業株式会社様

統合基幹業務システム
SAPソリューション

小木曽工業株式会社様集合写真

わずか10カ月という短期間で「SAP ERP」の導入に成功
さらなる成長をめざす、中小企業の生産管理システム刷新プロジェクト

国内トップクラスのシェアを誇る、みがき棒鋼の製造メーカー小木曽工業株式会社(以下、小木曽工業様)は、日立システムズをパートナーとして統合業務パッケージ「SAP ERP」を導入しました。「パッケージにあわせて業務を徹底的に変える」という方針のもと、わずか10カ月という短期間でのシステム導入に成功。生産管理を中心とした業務の標準化、および、正確なデータに基づく精度の高い経営判断が可能な業務体制を実現しました。

導入前の
課題1
中小企業でも「SAP ERP」を導入したい
導入後の
効果1
SAP導入ベンダーとしての豊富な経験・ノウハウを生かし、お客さまの予算や業務ニーズにあわせたSAP導入を実現
導入前の
課題2
属人的な業務処理から脱却し、標準業務プロセスを確立したい
導入後の
効果2
SAPのテンプレートを活用し、業界特有の商習慣・業務プロセスに対応した新たな標準業務プロセスの構築を実現
導入前の
課題3
システムから得られるデータに信ぴょう性がなく、経営判断に活用できない
導入後の
効果3
情報の一元管理により、正確な経営データのタイムリーな把握が可能に。経営判断の精度向上に貢献

導入の目的

基幹システム刷新により、業務の標準化とデータに基づく高精度な経営判断を実現したい

小木曽工業様は2008年に旧生産管理システムの稼働を開始しました。このシステムは分散する生産管理システムの統合を第一の目的としていたため、工場ごと担当者ごとに異なる属人的な業務処理や入力データ形式のバラツキをあえて許容する、緩い統制のシステムとなっていました。しかし、長年に亘るシステム利用の中でデータの不整合が蓄積し、属人的な業務処理のデメリットが散見されるようになっていた小木曽工業様は、生産管理を中心とした業務の標準化、および、正確なデータに基づく精度の高い経営判断を行うため、システムの刷新を決断しました。

選定のポイント

中小企業でも無理なくSAP導入・運用ができる日立システムズのSAP導入ノウハウを高く評価

小木曽工業様は「SAP ERP」(以下SAP)の導入意向を固めていましたが、 SAPは中小企業にとって導入のハードルが高いのも事実。そこで小木曽工業様は、SAP導入ベンダー数社を比較する中で、導入コストをはじめ最も現実的なSAP導入・運用提案を行った日立システムズをベンダーに選定しました。
日立システムズの提案骨子は、導入・運用コストを圧縮するため「パッケージにあわせて業務を徹底的に変えていく」というもの。これにより、通常は1年以上かかる工期を10カ月に短縮し、導入コストの大幅な削減を実現しました。SAPの標準業務プロセスと小木曽工業様の業務プロセス間のギャップについては、SAPに精通したSEが新たな業務フローの設計を行いこれを解消。当初「自分たちにSAPが導入できるだろうか?」と不安を抱いていた小木曽工業様でしたが、日立システムズとの確固たる協力体制の構築により、SAPの導入を実現しました。

導入の効果

「ワンファクト・ワンプレース」の実現で生産業務を中心にさまざまな業務改善が進む

「ワンファクト・ワンプレース」をコンセプトとするSAPの導入により、工場ごとに異なっていたマスタは統合管理され、属人的であった業務プロセスの標準化が進んでいます。販売・生産・出荷・在庫状況の確認も以前のように担当者に問い合わせる必要なく、SAPを参照すれば明らかになるなど、データの精度、検索性が向上しています。SAPを軸に業務が標準化されたことで、新入社員や派遣社員が業務を覚えやすくなるなどのメリットも実現しました。

SAP導入を機にMRP(資材所要量計画)を始めたことで、生産業務でも改善が見られつつあります。これまで生産計画の立案は4か所の工場で属人的に行われていましたが、システムが自動計算を行うことで、各工場間の材料や半製品のやり取りも含めた生産計画の立案が行えるようになりました。あるネジ製品の生産では納期遅れが常態化していましたが、製品に関するマスタデータがすべて揃うと、継続的に高い納期達成率を維持できるようになりました。

「経営を見る視点が一段階上がり、会社全体を俯瞰できるようになりつつある」と語るのはプロジェクトマネージャーを務めた取締役 営業部長。勘や経験に頼る部分の大きかった意思決定を、これからは客観的データに基づき行っていきたいと今後の利用展望を語りました。

RPAによるデータ入力の自動化、需要予測・受給計画システムの導入、生産部門へのタブレット導入など、引き続きSAPを軸にした業務改革の実現をめざす小木曽工業様。社是である「今日も、お客様に100%良品を送り出す」を実現するため、日立システムズは今後も小木曽工業様のデジタライゼーションを支援してまいります。

お客さまプロフィール

小木曽工業株式会社ロゴ

小木曽工業株式会社

設立
1950年7月
資本金
9,500百万円(2019年6月30日時点)
従業員数
278名(2018年4月30日時点)
代表者
代表取締役会長・小木曽 茂
事業内容
みがき棒鋼、メッキシャフトなどの精密シャフトおよび自動車用シャフト部品の製造・加工・販売

業界ならではの商習慣・業務プロセスをシステムに落とし込む手腕は流石でした

今回のプロジェクトで特に印象深いのは、鉄鋼業界ならではの商習慣や、私たちが長年続けてきた業務のやり方を、SAPの標準機能やテンプレートを生かし、より効率的な業務プロセスへと進化させてくれたことです。顧客の要件をそしゃくし、新たな業務プロセスとしてSAP上に構築する手腕は流石だと感じました。
プロジェクト終盤には私たちと一緒になって汗をかいてくれました。また、稼働直後には各工場に人を配置していただき、現場で発生する課題や要望を直接吸い上げてくれました。「パッケージにあわせて業務を変える」という基本方針が最後までブレなかったこともプロジェクト成功の要因だったと思います。

担当より一言

中小企業でもSAP ERPの導入は可能です
私たちが最後までしっかりとサポートします

SAPは決して大企業だけが導入できるERPパッケージではありません。中小企業でも確実に導入し、安定的に運用していける方法をお客さまと一緒に考えていきます。
まずはお気軽にご相談ください。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2019年9月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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