2015年現在、ファームドゥ様と共に、ソーラーシェアリングやITを導入した新しい農業モデルの構築を進めています。ファームドゥ様は、既に農業の6次産業化における独自モデルで成功しておられメディアからも注目される存在。でも、その進化を止めることなく、農作業のIT化やソーラーシェアリング、EV（電気自動車）用充電ステーションの設置など、新しい取り組みに挑戦中です。これらは先例が少ないため、農業の技術やノウハウとITソリューションというお互いの強みを生かして、群馬県高崎市の中里農場でチャレンジする日々が続いています。
例えばソーラーパネルの設置間隔や開閉の有無といった設置方法や、反射の有無、両面式といった形態、パネルの下で育てるのに適した農作物は何か、それに対し土耕か水耕か砂耕かといった耕作方法など…手探り状態からのスタートでしたが、これからまだまだ多くの計画が進行していて、やりがいがあります。（種池）
「ITを取り入れた新しい農業」という共通の目標を実現するため、ファームドゥ様の事業の一端に参加させていただいています。中里農場で農作業を手伝ったり、海外事業の展開先であるモンゴルの農場視察に同行したり…、貴重な経験を重ねています。ただ、これらの経験を通じて、「どうすればITが農業に役立つのだろうか？」という疑問が何度も頭に浮かびました。例えば、タブレット端末で素晴らしいシステムが使える状態だとしても、軍手やゴム手袋で作業をしたり、農機具を操縦したりしている中では、単にタブレット端末を持ち運ぶことさえ大きな負担になります。さらに、10kgの肥料を何度も何度も運んだ後は、端末を持つことさえ億劫です。（自ら体験しました）現場に入らせていただいたことで、ファームドゥ様の目線で、どのような仕組みやサービスが、どういう時に必要なのかを考え、提案活動に生かすことができたと感じています。ファームドゥ様が描いている壮大なビジョンに対して私たちの貢献度はまだまだ小さいですが、一歩ずつ、ファームドゥ様と「農業×IT」を協創していると、身をもって実感しています。（荒澤）
農業を支えるシステムやソリューションは、既にさまざまなものが存在します。でも、今後ますます注目されるだろう6次産業を、IT・非ITサービスを組み合わせワンストップでサポートできるのは、私たち日立システムズだけではないかと自負しています。
ファームドゥ様と協創して得たノウハウとともに、2015年11月から業務提携を開始した農業ICTベンダーの株式会社アグリコンパス様がもつ販売管理・履歴管理システムなどで、さらに私たちの農業ビジネスを強化できる。将来的に「presented by 日立システムズ」の農業モデルを完成させることで、全国の農家を元気にしたいと考えています（種池）
ファームドゥ様が農産物販売拠点として展開されている「食の駅」に、EV（電気自動車）用充電ステーションを設置させていただきました。EV利用者が必ずと言って良いほど目にする充電ステーションマップにファームドゥ様の食の駅が掲載された時は、「地図に残る仕事に関わることができた」と感慨深いものがありました。是非、一人でも多くの方々に食の駅に足を運んでいただき、地元の新鮮な野菜をたくさん食べて心と体を充電し、EVに充電していただきたいです！
日立システムズは業務システムの構築・運用に関するノウハウや、クラウド基盤、設備の施工・保守、販売管理BPOサービスなどを組み合わせ、さまざまな事業をワンストップでサポートすることができます。お客さまにとって一番の組み合わせが何かを見極め、スピーディに提案できるよう、これからも妥協せず自らのスキルを磨いていきたいですね。（荒澤）
*本内容は2016年2月時点の情報であり、閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
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