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株式会社日立システムズ

協創ビジネス事例 日立システムズ協創ビジネス featuring ファームドゥ様~農業ビジネス~(お客さま編)

ファームドゥ様

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ファームドゥ株式会社 本部
経営推進室長
荒井良明 氏

群馬県発「農業の新しい形」で、地方創生を!
農業×IT 協創プロジェクト

群馬県高崎市中里町の一角に、太陽光パネル群と畑が広がっている。群馬県を本拠地に農業ビジネスを展開するファームドゥ株式会社様(以下、ファームドゥ様)が、ITのサービス企業・株式会社日立システムズと協業し運営する「夢の農業王国中里農場」だ。太陽光発電と農作物の生産を両立するソーラーファームと、IT技術やさまざまな事業を組み合わせた新しい営農の取り組みは、行政や教育機関、メディアなどから注目されている。

前例の少ない独自の農業ビジネスモデルを確立し、さらに進み続けるファームドゥ様。その理念や目標、今後の展開について、経営推進室長を務める荒井良明氏に話を聞いた。

農業を、「もうかる、かっこいい」ビジネスへ

創業から約20年、群馬県から首都圏を中心に農産物の産地直送、直売を行う、独自の流通ルートを築いたファームドゥ様。各所から注目されるのは、農業を「もうかる、かっこいいビジネスにする」という動機にある。「私たちのビジネスは、創業時から一貫して「農業を支援し、農家の所得向上に貢献する」の企業理念のもと、『農家のために何ができるか』を第一に展開しています」という荒井氏の言葉どおり、ファームドゥ様の農業ビジネスには、生産者である農家の視点が不可欠だ。その視点は、一般の流通ではかなわない「農作物の販売価格を農家側で決められる」こと、「出荷数や見た目のクオリティで販売の可否を判断しない」ことの2点に大きく反映されている。「出荷数が少なかったり形がいびつだったりする農作物でも、ファームドゥでは販売できます。『新鮮でおいしければ気にしない』と消費者が納得できるものは、すべて商品です」(荒井)

そのためファームドゥ様の取り引き先は、中小農家を中心に5000件以上におよぶ。「どんなに規模の小さい農家でも、私たちとなら契約が可能です。例えば『孫の誕生日プレゼントを買うお小遣いを稼ぐために』と、少量を出荷される方もいらっしゃいます。一般の流通ルートに乗せることが難しい農家の方々でも一定の収入を得ることができると、とても喜ばれていますね」(荒井)

農家と消費者、ファームドゥ様のそれぞれが嬉しい「三方良し」の精神に基づき、農業を「もうかる、かっこいい」ビジネスとして展開している。

生産、流通、販売から発電まで。 農業を軸に広がる事業

ファームドゥ様のはじまりは、社長である岩井雅之氏が立ち上げた農業資材を販売する小売店だった。農作業に必要なものを網羅した、農家のためのお店。そこへ、お客さまである周辺の農家が採れたての野菜を持ち込み、販売するようになった。商品のラインナップに新鮮野菜が加わったことをきっかけに、群馬県の地産地消、首都圏への産地直送をかなえる直売所の多店舗展開に乗り出し、現在は生産、加工、流通、販売まで独自の農業モデルを確立している。

「販売、生産と事業を拡大する中で、その間や周辺の活動もすべて担って、農業の6次産業化を実現しようと考えました。農業という“線”を描くために、新事業という“点”を立ち上げ、つなげていくイメージですね」と、荒井氏は語る。

例えば、直売所「食の駅」に設置したEVステーションも、“点”の一つ。「『食の駅』まで車で農産物を毎日出荷に来る農家さんや買い物に来るお客さまのガソリン代の負担を軽減したい」、「CO2の削減に貢献し、環境に配慮しながら農業に取り組みたい」という思いが込められている。また、近年の大きな“点”である太陽光発電事業、ソーラーシェアリング事業も、耕作放棄地を借りて活用することで、耕作できない状況にある農家の収入アップにつなげている。数ある取り組みの一つひとつが、農業ビジネスにつながっているのだ。

“群馬発”社長の多彩なアイデアで地方創生をめざす

農家の視点を軸とした多彩なアイデアを生み出しているのが、社長である岩井氏だ。農業の新しいビジネスモデルを確立したことで、TV出演をはじめ、各種メディアから取材を受けている。

「今の事業内容からもお分かりのように、岩井社長はアイデアが豊富です。さらに行動もスピーディーで、良いアイデアが出たら、その場で決断することもあります。勢いづいたら止まらない方です(笑)」

例えば、ソーラーファームのきっかけは2011年3月11日の東日本大震災だった。ファームドゥ様の本拠地である群馬県の前橋・高崎地区でも急な停電が起きて、本部も店舗も機能が停止した。その後も断続的に起きる停電によって販売処理や入庫処理などの従来業務は手作業での対応を迫られ、大きな混乱に陥ったという。それだけではない。地震に伴って原発に対する不安が拡大し、群馬県産の野菜へも風評被害も発生した。売り上げを大きく左右し、都内の店舗を数店舗閉鎖せざるを得ないほどの深刻な事態だった。この経験を通じて電気のありがたみが身に染みるとともに原発に依存することの危うさも痛感した岩井社長は、発電事業に注目。農業ビジネスと結びつけ、耕作放棄地の活用、さらに発電と農作物の栽培を両立する方法を追求した。その結果、生み出した水耕栽培方法は特許を取得し、次なる展開へとつなげたのだ。

社長のアイデアと実行力によって進化を続けるファームドゥ様は、群馬県を越えて、現在、首都圏や海外まで進出し始めている。しかし、本拠地はこの先も特別な存在であることは変わることはないという。「私たちのビジネス目標は、『もうかる、かっこいい農業』を通じて地域を活性化することです。群馬県においては耕作放棄地を活用することで、地元自治体の税収や農家の地代収入につながる。銀行や建設会社などは地元の企業・機関と積極的に関わることでも、県内にお金が回ります。ファームドゥは“群馬県発”の農業ビジネスを通じて、地方創生をめざしています」。

群馬県の農家に生まれ育った岩井氏は、地元と農家をとても大事にしている。直売所や太陽光発電といったさまざまな事業が成功しているのも、地域や農家のことを第一に考え、地元の人々とコミュニケーションが取れて、相互に信頼関係があるからだ。岩井社長の熱い思いと多彩なアイデアが、“群馬県発”の農業の6次産業化を成功に導いている。

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