-著作権管理技術の応用により、文書共有時の情報漏えい防止を実現-
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2010年10月22日
株式会社日立情報システムズ(取締役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)は、韓国のFasoo.com,Inc(以下 Fasoo 社)が有する著作権管理技術(DRM:Digital Rights Management)の応用により、オフィスソフト等で作成した文書・帳票等を社外へ送受信する際の情報漏えいを防止するSaaS型のサービス「SecureXD(セキュアーエックスディ)」を、本日より開始します。
お客様は「SecureXD」の利用により、現状のシステム環境を活かしたまま高額な投資をすることなく、文書を共有する際のセキュリティを強化できます。
機密情報が含まれた文書を社外の特定者と共有する際には、メールの誤配信や特定者以外への転送などにより、情報漏えいのリスクを伴いました。
今回、日立情報が開始する「SecureXD」は、DRM の応用により、Microsoft® Office アプリケーションなどで作成された文書や帳票等を、社外の特定者と情報漏えいの心配なく安心して送受信・共有できるSaaS型のサービスです。ワープロや表計算・プレゼンソフト等で作成された文書の暗号化に加え、eメールアドレスをベースにした認証基盤の提供により、メールの誤配信や特定者以外への不用意な転送等による情報漏えいを防止します。これにより、PDFやEXEファイル等の中間フォーマットへ変換することなく、普段利用しているオフィスソフトのフォーマットのまま社外特定者との文書共有を安全に・安心して行えます。
また、文書の利用状況を常時監視しますので、文書の開封確認・使用ログの管理、送信後の利用権限再設定(ドキュメントの廃棄)などの機能により、情報の不正利用を防止します。さらに、受信者へ権限を付与すれば編集などの共同作業も可能です。
なお、「SecureXD」のセキュリティ基盤には、DRM 専門企業として蓄積した経験とノウハウを基盤に設計されたFasoo社の製品「Fasoo Secure Exchange」を利用しています。また、日本でのサービス開始に際しては、韓国のLG HITACHI Ltd.より技術支援を受けています。
日立情報では「SecureXD」を、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして国内企業を中心に拡販し、2012年度までに4億円(累計)の売上達成を目指します。
1ユーザあたり3,150 円/月~
アプリケーション | バージョン | 対応フォーマット |
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Microsoft® Office | XP、2003、2007 | doc、xls、ppt、docx、xlsx、pptx ほか |
AcrobatReader® | 7.x、8.x、9.x | |
WordPad/Notepad | Windows® XP、Windows Vista® | .txt、.rtf |
<提供イメージ>
韓国及びグローバルなセキュリティSolution を展開しており、韓国企業「SAMSUNG グループ」をはじめエンタープライズセキュリティとして710 社(2010 年5 月基準)の出荷実績があります。
株式会社日立情報システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002 E-Mail:press@hitachijoho.com
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。