-第一弾として、カーボンオフセット付アウトソーシングサービスを提供-
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2010年1月18日
株式会社日立情報システムズ(執行役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)は、お客様の地球温暖化防止への取り組みを支援する環境データセンタサービス「eCOOL」を開始します。 第一弾としてカーボンオフセット付アウトソーシングサービスを、本日より提供します。
近年、地球規模の環境問題が急速に深刻化しており、とりわけ、温室効果ガス(注2)による地球温暖化が問題になっています。この状況を打開するため、国連では「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(1997)」で各国の温室効果ガス削減約束値を定め、日本でも温室効果ガスの大幅な削減に向け、自治体を主体に条例を定め規制を開始しています。一方、企業でも社会的責任遂行の一環で温室効果ガス排出削減の動きが活発化しており、ITの分野でも機器使用電力の削減が求められています。
こうした背景のもと、システム運用を中核事業とする日立情報では、2007年より「環境データセンタ構想」に着手し、仮想化技術の適用やセンタ設備の省電力化・空調効率改善対策を中核にデータセンタの省エネルギー対策を積極的に推進してまいりました。今般、データセンタでの省エネルギー対策で培ったノウハウを活かし、お客さまの温室効果ガスの排出削減に寄与する環境データセンタサービス「eCOOL」を開始し、第一弾として「カーボンオフセット付アウトソーシングサービス」を提供します。
本サービスは、当社データセンタでアウトソーシングサービスを提供しているサーバを対象に、国連が定めたクリーン開発メカニズム(CDM、注3)に基づくカーボンオフセット証書(注4)を発行し、お客様の温室効果ガス排出量削減活動を証明します。
本サービスのご利用により、お客様はIT機器使用により発生する温室効果ガスの排出量をオフセットし、環境対策への取り組みを国際的にアピールすることができます。
本サービスでは、以下の方法でお客様の温室効果ガス削減に向けた取り組みを支援します。
<サービスに利用する排出量枠>
(1)ホスティング型カーボンオフセットサービス
仮想サーバの稼働に必要な電力相当の温室効果ガス排出量をオフセットし、オフセット証書を発行します。仮想サーバ1台からご利用いただけます。
(2)ハウジング型カーボンオフセットサービス
お預かりする物理サーバの稼働に必要な電力相当の温室効果ガス排出量をオフセットし、オフセット証書を発行します。サーバ1台相当の電力使用量(1kVA)単位でご利用いただけます。
(1)世界共通メカニズムによるサービス
国連が定めたクリーン開発メカニズム(CDM)を活用するので信用度が高く、環境対策に積極的な企業イメージをアピールできます。
(2)省エネルギー対策がされたデータセンタを活用
当社データセンタは、仮想化技術の適用、空調高効率化対策などを中核とした省エネルギー対策を施しています。当社データセンタのご利用により、消費電力を削減できます。
(3) スモールスタートが可能
当社データセンタは、小口販売により、ホスティング型は仮想サーバ1台、ハウジング型は1kVAの最小契約単位からスタートすることができ、徐々に契約を拡大することが可能です。
国連が定めたクリーン開発メカニズム(CDM)を通じて入手する排出量枠を使って、IT機器の利用により間接的に排出される温室効果ガス排出量をオフセットします。
<サービスのイメージ図>
株式会社日立情報システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002 E-Mail:press@hitachijoho.com
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。