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多様な人財をマネジメント
する2人が語る
日立システムズの
女性活躍推進

女性社員一人ひとりがライフとキャリア
を考えて活躍することを目的とした
「キャリアデザインプログラム」の企画・
運営を担当されているお二人に、
日立システムズがめざす多様な人財が
活躍できる職場について語って
いただきました。

間瀬 絵美

人事総務本部 タレントマネジメント部
部長代理

2004年、新卒採用で日立電子サービス(現・日立システムズ)に入社。本社、支社で人事関連業務に従事し、2021年、現在の部門に異動し、組織人事、ジョブ型人財マネジメント・キャリア施策や女性活躍施策推進を担当。

高取 千鶴

人事総務本部 タレントマネジメント部
担当

2022年、経験者採用で日立システムズに入社し、現在の部門に配属される。入社前は、人材紹介・人材派遣会社にて、企業の採用支援と求職者へのキャリアアドバイザー業務に従事。

*
本内容は2023年12月時点の情報です。
本コンテンツに記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

女性活躍推進とは?なぜ必要なの?

間瀬

現在、日立グループでは、DEI*1の推進に力を入れています。多様な性別や文化的背景、世代の従業員の活躍が、新しい発想や斬新なアイデアを生み出し、企業の成長とイノベーションにつながると考えているからです。
日立システムズは、デジタライゼーションや社会イノベーションをお客さまに提供する、ITサービスの会社なので、新しい発想や斬新なアイデアを生み出す人財が必要です。そのためには、多様な人財が公平に活躍できる風土づくりをしなくてはいけません。その一環として、女性が活躍する機会を増やそう、男女の格差を減らして公平にしよう、という試みが、女性活躍推進です。

高取

女性活躍推進というと、女性管理職の人数を何パーセント以上にする、といった数値目標に注目が集まることが多いのですが、管理職をめざしたい女性が環境を理由に諦めてしまう、という状況やマインドを変化させたいと思っています。

間瀬

男女に関係なく、管理職になりたい人もいればなりたくない人もいると思いますが、女性社員のほうがどうしてもキャリアアップする人が少ないのが現状です。誰もが管理職をめざそうと思えばめざせる、という制度や職場環境を作ろう、というのが私たちのめざす女性活躍推進です。

*1
DEI: ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)&インクルージョン(包括性)。ジェンダーバランス、文化的多様性、世代の多様性の観点で、多様なすべての従業員が公平に活躍できる場所と機会が与えられる企業をめざす試み。

キャリアデザインプログラムとは?

高取

「キャリアデザインプログラム」とは、女性社員が安心してキャリアアップをめざすために、管理職とはどんなものか、リーダーシップとは何かについて考えてもらう研修です。社内外の経験者から話を聞くことで、管理職にもさまざまな形があることを理解し、管理職になった後もちゃんとやっていける、という自信を身に付けてもらうことを目的としています。部署に関係なく集まってもらうので、同じように悩んでいる仲間との横のつながりができる、というメリットもあります。この研修の面白いところは、対象者のみでなく、上司も一緒に受講してもらい、上司側のマインドセットもめざしているところです。上司の部下が女性であった場合に生じる無意識の偏見を改善し、女性が活躍できるように周囲の環境も変えよう、という試みです。
アンケートによると、研修前は「管理職になることに不安を持っている」「自分は相応しくない」と答えていた人の7~8割が、研修後は、「活躍されている方の話を聞いたり、仲間ができたりして、不安が払拭された」と答えています。女性管理職の数をただ増やすのではなく、安心して管理職を選択できるような環境やマインドの育成が大事だと思います。

間瀬

アンケートでは参加者から率直な意見をもらい、研修の内容に生かすようにしています。「管理職をしている人と研修以外で本音の会話をしたい」という要望があったので、社内メンター制度というのを設けました。メンターは、過去本研修を受講して管理職になった人たちに務めてもらっています。自分も通ってきた道なので、相談者の悩みに共感しながら、どうやって不安を払拭したのかを話してくれるので、理解しやすい、頼りになると好評です。

高取

自ら手をあげてメンターを引き受けてくれる方もいるんですよ。

間瀬

部署をこえた横のつながりができる、いいきっかけになっていますね。女性管理職が増えてきたと言ってもまだまだ少ないので、自分の周囲でロールモデルを見つけるのは難しいから、こういったつながりは貴重ですね。

女性の働き方の変化について感じたことは?

間瀬

2004年、私が入社したころは、周りを見れば管理職は男性が圧倒的に多く、男女別の業務役割意識が強い状況でした。出産休暇や育児休暇など、制度は充実していたけど、実際に制度を利用していた人は少なく、女性の先輩は結婚や出産を機に辞めていく人が多かったですね。その頃と比べると、周りの意識もずいぶん変わって、制度を利用する人も増えてきました。出産休暇や育児休暇も「長く取れるんだから取っておきなよ」と上司のほうから言ってくれたり、男性の育児休暇取得への理解も広がってきました。

高取

そういうことを乗り越えてきた先輩が同じフロアにたくさんいるので、後輩としては安心できます。何かあってもすぐに相談できると思えるし、先輩たちが自ら声を掛けて協力してくれるので、心強いです。

間瀬

会社全体で活躍する女性が増えれば、もっと変わってくると思います。

就活生へのメッセージをお願いします!

高取

いろんな選択肢からキャリアを選べる、結婚や出産や介護を理由にあきらめなくていい、進みたいように進める時代になってきていると思います。主体性を持って、自分のやりたいことに向かって前向きに取り組むことを大切にしてほしいです。

間瀬

自分の強みは何か、どうスキルアップしたいかを自分で考えて、キャリアを確立してほしいです。会社としては、それをアシストする制度や、サポートする環境は整えているので、どんどんチャレンジして成長してほしいですね。
日立システムズでは、会社主体の人事異動だけではなく、自分のやりたいことに手を挙げる方式の異動もあり、自分でキャリアを考えて挑戦できる仕組みになっています。こうした社内公募制度*2や社内FA制度*3なども活用しながら、自分のキャリアステップを踏んでほしいですね。

高取

それが叶えられる会社だと、自分自身が入社してみて思いました。資格取得の支援も手厚いので、自分のキャリアを好きなようにデザインできる会社だと思います。だからこそ、自分が何をしたいのか、主体性を持つのが大事だと思います。

間瀬

専門的なスキルを身に付けて、どんどんステップアップしたい人もいれば、プライベート重視で仕事をしたいという人もいるしね。仕事だけでなく、プライベートの広がりもキャリアなので、そこも含めて充実させることを考えてほしいですね。

*2
社内公募制度:部署が社内で人財を公募する制度。応募した社員が部署異動して業務に従事する異動型と、現業務と並行して従事する副業型がある。
*3
社内FA制度:従業員が自分から希望して、人財を必要とする部署からの個別勧誘に応じて異動できる制度。

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。