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株式会社 日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:柴原 節男、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、文部科学省主催の令和5年度「青少年の体験活動推進企業表彰」において、日立システムズが社会貢献活動の一環として実施している、小中高生向け次世代IT人材育成のためのSTEAM*1教育プログラム「未来をもっと輝かそう」が、優秀賞を受賞したことをお知らせします。

*1
STEAM(Science, Technology, Engineering, Arts and Mathematics)
急速に変化する社会で、文系・理系の枠にとらわれず、課題の発見や解決、社会的な価値創造に結び付けている資質・能力を育てる教育分野です。

表彰式の様子(左)、プログラミング教室の様子(右)
表彰式の様子(左)、プログラミング教室の様子(右)

文部科学省主催の「青少年の体験活動推進企業表彰」は、青少年の体験活動の機会の推進を図ることを目的に、社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた取り組みを行っている企業を表彰し、全国に広く紹介するものです。

「Human*IT」を事業ブランドに掲げる日立システムズは、社会貢献活動の一環として未来を担う若い力を育む活動に力を入れており、2014年から小中高生に向けた教育プログラムを提供しています。
今回、受賞したSTEAM教育プログラム「未来をもっと輝かそう」は、小中高生に向けた次世代IT人材育成の教育プログラムです。日立システムズの技術者やデータサイエンティストらが講師となり、ITに関する仕事のおもしろさや、AIや数学がビジネスでどう役立つのかなどを、五感で体験してもらうことで子どもたちに伝えています。

【日立システムズのSTEAM教育プログラム】

  1. 科学とモノづくりのおもしろさを伝える小学生向けの「プログラミング教室」
  2. AIの基礎知識を学び改善方法を考える中高生向けの「AI授業」
  3. 数学の知識を使いデータ分析・技術活用を体験する高校生向けの「データサイエンス出前授業」

本プログラムは、驚きと感動、探求心をくすぐるような内容をめざし、日立システムズが独自に作成したものです。作成にあたっては、学校の指導要領の確認や先生との意見交換、試行テストやトライアルを実施しました。
今回の表彰対象である2022年4月1日から2023年3月31日の期間では3プログラム合計212名の子どもたちに向けてプログラムを提供しました。提供後はアンケートにより、プログラムに対する評価や感想を把握することで、次の提供機会に生かしています。「学校の勉強が生活の中でどう生かされているのか分かり、システムエンジニアになりたくなった」「理系だから数学だけ勉強するのでなく、社会や心理学など多くのことを学ぶのが大事だと思った」といった感想が寄せられたり繰り返し受講を希望する学校が増えたりするなど、好評を得ています。

プログラム 対象者/人数 概要
プログラミング教室 小学生/56名 基礎編として簡単なプログラミングを学び、応用編として車型ロボットを組み立て、自走するプログラミングを作成。ゴールまでの正確さやスピードを競うレースを通じて、AI、センサー、カメラを組み合わせたものづくりで最新テクノロジーを体験
AI授業 中高生/90名 AIの基礎知識としてデータ利活用・AI市場、AIの定義、AIの活用事例などの講義を行い、その後、演習としてビジネスでどのようにAIが使われているのか機械学習を活用した業務改革提案に挑戦
データサイエンス
出前授業
高校生/66名 数学・統計学に基づくデータ分析がビジネスや社会のさまざまな課題解決に役立っていることを解説

2022年4月1日から2023年3月31日までのSTEAM教育プログラム提供実績

日立システムズは、STEAM教育プログラムの提供のほか、若年世代の職業意識を醸成する企業訪問プログラムの実施や、地域課題の解決につながる高専生によるアイデアコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト(WiCON)」への協賛などを実施しています。今後も、さまざまな「人づくり」の取り組みを継続していきます。

「青少年の体験活動推進企業表彰」Webサイト

日立システムズ「人づくり」への貢献(STEAM教育プログラム)について

日立システムズは、経済産業省が予測するIT人材不足の未来を鑑みて、ITのおもしろさやAI、数学の実用性を五感で感じる次世代IT人材育成教育プログラムを企画し、2014年から取り組みを行っています。
各プログラムは、知識や技術のほか思考、判断力、表現力を身に付けるため、講義だけでなく、自ら考え、行動し、試行錯誤して取り組める個人ワーク、グループワーク、アイデア発表など体験を通じた内容にすることで、ワクワク感や納得感を高められるよう工夫しています。また、プログラムを提供する従業員は子どもたちへの指導にあたり教育を受けたうえで臨んでいるほか、地域の学校の指導要領や教師との対話、アンケート調査などを通じてプログラムの改善も継続的に重ねることで、質の向上と申し込み数の増加につなげています。

日立システムズについて

日立システムズは、企業理念に掲げる「真に豊かな社会の実現に貢献する」ために、日立グループの社会イノベーション事業を支える一員としてサステナビリティ経営を推進しています。強みであるさまざまな業種の課題解決で培ってきたお客さまの業務知識やノウハウを持つ人財・サービスインフラを活用したデジタライゼーションサービスと、日立の先進的なデジタル技術を活用したLumadaやパートナーと連携した独自のサービスによりお客さまのデジタル変革を徹底的にサポート。社会課題を解決するだけでなく、社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献し、人々のQuality of Lifeの向上とお客さまの価値向上を支援してまいります。

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。