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株式会社 日立システムズ

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2014年8月7日
株式会社日立システムズ
CLIMB Factory株式会社

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と、CLIMB Factory株式会社(代表取締役:馬渕 浩幸、本社:東京都港区/以下、CLIMB Factory)は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森喜朗、所在地:東京都港区/以下、日本ラグビー協会)の協力を得て、女子セブンズ(7人制ラグビー)の日本代表候補選手たちが参加する「女子セブンズシニアアカデミー」の選手・スタッフ約30名を対象に、ウェアラブル端末(リストバンド型)とクラウドシステムを活用したコンディショニング管理支援システムの実証実験を開始しました。
日立システムズとCLIMB Factoryは、2014年12月31日までの本実証実験を通じて女子セブンズシニアアカデミー、さらには女子セブンズ日本代表のチーム強化に貢献するとともに、実証実験の結果を踏まえ、他の競技団体への展開や、その他スポーツ関連のマーケットを開拓していく予定です。

日本ラグビー協会が進める女子セブンズの強化活動の中で、普段はそれぞれのチームや会社で活動している選手のコンディショニング状況を適切に把握し、コンディションに応じた選手の練習プランやスケジュールの策定、アドバイスなどをより効果的に強化につなげるため、このたびライフログ*を活用したヘルスケアサービスの開発・販売を推進している日立システムズと、スポーツ現場に特化した、システム開発、情報分析、ソリューションなどを提供しているCLIMB Factoryは、共同でコンディショニング管理支援システムの実証実験を開始します。

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ライフログ:人の活動や睡眠の状況などを自動的に記録・集計・数値化する仕組み

具体的には、リストバンド型端末(ライフレコーダー)で日々の運動や睡眠・休息を含む生活データを取得し、デジタル化・可視化する日立システムズのライフログクラウドサービスと、CLIMB Factoryが得意とするアスリートの体調管理に関するクラウドシステムを組み合わせ、先進的なコンディショニング管理支援システムを構築します。
本システムにより、選手本人が感じている自分の体調についての主観的な情報と、ライフレコーダーや体組成計等で取得する客観的な情報を統合してデータベースに蓄積できるため、自己の体調管理やコーチおよびトレーナーが指導を行う際の各選手の状態把握のためのツールとして活用できます。
現在、女子セブンズアカデミーは、直近の世界規模の大会である今年9月のIRB女子セブンズワールドシリーズコアチーム昇格決定大会および9月から行われるアジア競技大会(韓国)をめざして強化中であり、今回のコンディショニング管理支援システムの実証は、大会に向けた強化の一環です。また、日立システムズとCLIMB Factoryは、今回の実証実験を通じて得られたアスリートのコンディショニングに関する新たな知見を、今後女子セブンズをはじめ、その他のスポーツ分野でも活用することをめざします。

コンディショニング管理システムの概要図

コンディショニング管理システムの概要図

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リストバンド型のライフレコーダーは、株式会社エー・アンド・デイ製です。

関連Webサイト:「ライフログシステム」のWebサイト

日本ラグビー協会について

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は、ラグビーフットボールの普及振興に関する事業を行い、その健全な発達を図るとともに国民体力の向上と明朗なスポーツマンシップの涵養につとめ、社会文化の向上発展に寄与することを目的としています。2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019に向けて、ラグビーファミリーの増大、日本ラグビーの国際力を高めることをビジョンとして掲げています。
セブンズ(7人制ラグビー)は、2016年のリオデジャネイロオリンピックおよび2020年の東京オリンピックの正式競技としての採用が決定しています。
詳細はhttp://www.rugby-japan.jp/(新規ウィンドウを表示)をご覧ください。

日立システムズのヘルスケア分野での取り組みについて

日立システムズは、日立グループが進める社会イノベーション事業のうち、ヘルスケア分野およびビッグデータ利活用分野の一つとして、ライフログを活用したヘルスケアサービスの開発・販売を推進しています。また、株式会社日立製作所などと連携し、健康保険組合における生活習慣改善支援のための実証実験に協力をしているほか、プロサッカーのユースチームを対象とした選手のパフォーマンス向上に向けた実証実験や、柏の葉スマートシティプロジェクトでも実証実験を行うなど、多くの取り組みがあります。

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、幅広い業務システムの設計・構築サービス、強固なデータセンター基盤を活用したアウトソーシングサービス、全国約300か所のサービス拠点とコンタクトセンターによるお客さまに密着した高品質な運用・保守サービスを強みとするITサービス企業です。日本のIT黎明期から先駆的に取り組んできたITサービスの実績・ノウハウを生かし、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守まで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供しています。そして、ITの枠組みを超えてお客さまに新たな価値を創造し、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざしています。
詳細は、https://www.hitachi-systems.comをご覧ください。

CLIMB Factoryについて

CLIMB Factory株式会社は、スポーツ現場に特化した、システム開発、情報分析、ソリューション提案コンディショニング維持・トレーニング成果把握のためのデータベース開発、提供を通じて、スポーツコンディショニング管理の確立と一般健康市場への幅広いヘルスケアサービス提供を行っています。特にトップアスリート、スポーツ団体向けに採用実績があり、今後も現場ニーズに即したサービスを開発、提供しています。
詳細はhttp://www.climbfactory.com/(新規ウィンドウを表示)をご覧ください。

お客さまからのお問い合わせ先

商品お問い合わせ窓口
TEL:0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)
お問い合わせWebフォーム:https://www.hitachi-systems.com/form/contactus.html

CLIMB Factory株式会社
お問い合わせ窓口:TEL:03-3568-4941(直通)
お問い合わせ先:ask-climbfactory@climbfactory.com

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 杉山、住川
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com

以上

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記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。