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Hitachi

株式会社日立システムズ

分散処理基盤サービス「App Bridge Executor」を提供開始

~「Windows Azure™」とオンプレミスを連携し、分散したIT環境での業務処理を実現~

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2012年2月27日
株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、クラウドサービスも含めたアプリケーションの効率的な開発・運用を支援するミドルウェアサービス「App Bridge(アップブリッジ)」のラインアップを強化し、「Windows Azure™」などのパブリッククラウドやオンプレミス(*1)など、分散したIT環境下における業務処理をインターネット経由で実現するサービス「App Bridge Executor(アップブリッジエグゼキューター)」の提供を、2012年4月から開始します。

近年の「所有から利用」へというIT環境の変化やコスト削減、システムの柔軟化や処理能力向上などを目的に、企業ではパブリッククラウドの利用が進んでいます。一方で、従来通り自社やデータセンターなどで運用されるシステムの利用も続いており、IT環境の複雑化による運用負荷が増大しています。
これまで日立システムズでは、主力事業であるクラウドサービスの強化・拡大に向け、セキュリティが確保された環境でパブリッククラウドのメリットを享受できる「仮想プライベートクラウド」事業を推進してきました。この一環として、2011年4月には、パブリッククラウドを含めた遠隔地のサーバーをインターネット経由でリモート監視できるSaaS型の統合監視サービス「App Bridge Monitor(アップブリッジモニター)」の提供を開始し、同年10月には、マイクロソフトの「Windows Azure™ Platform」の「SQL Azure™」に対する監視サービスを開始しています。

こうした背景を踏まえ、日立システムズは、「Windows Azure」をはじめとするパブリッククラウドやオンプレミスなど、分散したIT環境下におけるシステム連携を実現し、コストや運用負荷の軽減、処理能力の向上に寄与する分散処理基盤サービス「App Bridge Executor」の提供を4月から開始します。
従来、分散したIT環境下でのシステム連携を実現する方法としてVPN接続が利用されてきました。しかし、VPN接続にはネットワーク構築等の初期投資が必要であり、ネットワークレイテンシー(遅延)の影響を受けるなどの問題がありました。特に、パブリッククラウドなどの海外データセンターを利用する場合には、距離の影響により遅延が増大し、分散処理の課題となっていました。「App Bridge Executor」は、ジョブキュー型のプログラム実行基盤であり、プログラムの実行に必要な各種データ(入力ファイル、処理結果など)を「App Bridge Executor」が転送します。全ての通信、データ転送はインターネット(https)経由で実施されるためVPN接続は必要なく、実行されるプログラムは遅延の影響を受けません。利用者は処理の実行場所を意識することなく、容易に分散処理を実現することができます。また「App Bridge Executor」はパブリッククラウドに対応しているため、オンプレミスで投入したジョブを「Windows Azure」で実行したり、「Windows Azure」で投入したジョブをオンプレミスで実行したりするなど、パブリッククラウドを活用した業務処理を容易に開発でき、パブリッククラウド、データセンター、オンプレミスなど、多様なIT環境・拠点を活用したシステムを低コストで構築・運用できます。
日立システムズは、主力事業として強化中であるクラウドサービスの一つとして、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud(ハーモニアスクラウド)」の下、「App Bridge Executor」の拡販を推進し、2015年度末までに100社への販売を目指します。

*1
オンプレミス:ユーザー企業が自社・拠点内に導入・運用する自社設備のシステムのこと。

サービス利用イメージ図(Web販売システムで適用した場合)

日立システムズデータセンター上で運用する「App Bridge Executor」を経由して、パブリッククラウド上のWeb販売システムや、既存配送システムと連携し、本部の販売管理システムに販売データが反映されるという使い方が可能です。

サービス利用イメージ図(Web販売システムで適用した場合)

サービスの特長

  • 分散したIT環境下におけるシステム連携を容易に実現。
  • 後続ジョブの動的制御など、従来にない柔軟な分散システムデザインを提供。
  • 標準的なネットワークを使った容易な導入(httpsによる通信、グローバルIPアドレス不要)。
  • 「App Bridge Executor」の専用Web画面によるプログラムバージョン管理、実行管理。
  • 専用の開発テンプレートとデバッグツールによる短期間でのプログラム開発。

サービスの価格(税込)

月額使用料 10,500円/月~

分散処理サーバー対応OS

Windows Server® 2003、Windows Server 2008(2012年4月より提供)
Windows Azure(2012年6月より提供予定)

なお、今回の発表に関し、日本マイクロソフト株式会社より、以下のコメントをいただいています。

この度の日立システムズ様における "App Bridge Executor "提供のアナウンスを心より歓迎申し上げます。企業の海外展開が加速する中、弊社のグローバルなクラウド プラットフォームであるWindows Azure Platform とオンプレミスを連携させた業務システムへのニーズが高まってきています。日立システムズ様の監視ソリューション"App Bridge Monitor" に加え、 新たに "App Bridge Executor " による分散処理サービスが提供されることで、Windows Azure Platformと既存システムとのジョブ連携に対するお客様のご要望にさらに柔軟に対応できることから、Windows Azure Platform によるパブリック クラウドの活用が一層加速するものと期待しております。

日本マイクロソフト株式会社
執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長
大場 章弘

日立システムズについて

株式会社日立システムズは、お客さまに密着した高品質な運用・保守サービスや、サポート力を生かしたプラットフォーム運用ソリューションに強みを持つ日立電子サービスと、幅広い業務システムの提案や設計・構築・運用に豊富な経験とノウハウを有し、データセンターサービス事業において豊富な実績を持つ日立情報システムズが合併し、2011年10月1日にスタートしました。日本のIT黎明期から業界をリードしてきた両社が培った技術、ノウハウを結集し、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守までITライフサイクルの全領域をカバーする真のワンストップサービスの提供により、お客さまのビジネスの発展を支えます。そして、グローバルサービスカンパニーをめざし、豊かな社会の実現に貢献してまいります。
詳細は、http://www.hitachi-systems.com をご覧ください。

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株式会社日立システムズ CSR本部コーポレート・コミュニケーション部 松林、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎一丁目2番1号
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@hitachi-systems.com

以上

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Windows Azure、SQL Azure、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
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Harmonious Cloud は、株式会社日立製作所の登録商標です。
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記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
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