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株式会社 日立システムズ

仮想化環境をワンセットで提供する「おてがる仮想化パック」のラインアップを強化

-ニーズの多様化に対応した「エコモデル」と「ノンストップモデル」を販売-

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2010年7月20日

株式会社日立情報システムズ(取締役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)はサーバの仮想化環境の導入から運用開始までの一連の作業をワンセットで提供する「おてがる仮想化パック」の製品ラインアップを強化し、新たに「エコモデル」、「ノンストップモデル」の2種類のモデルを販売開始します。

「おてがる仮想化パック」は、サーバ統合の設計から、仮想化システム構築によるサーバ統合、管理者教育、保守までをセットで提供するオールインワンパックです。短期間に低コストで仮想化環境を導入したいお客様のニーズに応え、多くの企業や団体に採用されています。
これまでの「おてがる仮想化パック」は、お客さまのニーズが高かった業務系やWeb系のサーバ統合に適した構成を取っていました。しかし、近年の仮想化システムの普及と技術の進歩に伴い、業務系・Web系からファイルサーバ、基幹系などのミッションクリティカルなサーバへと、仮想化環境を導入できるシステムの幅が広がってきました。
一方でお客さまのニーズも、開発・検証機の統合、部門サーバの統合といった小規模な仮想化から、会計システムなどの基幹システムや、DNS サーバ、ファイルサーバ、ログイン認証サーバなどのミッションクリティカルなシステムの仮想化へと多様化してきました。

こうしたプライベートクラウド構築ニーズの高まり・多様化をうけ、日立情報では従来の「おてがる仮想化パック」を「スタンダードモデル」と位置づけ、機器構成を見直すとともに、利用ニーズ別に新たに「エコモデル」、「ノンストップモデル」の2 種類のパックを追加し、製品ラインアップの強化を図りました。これにより、多様化するお客様のニーズに適した仮想化環境を、短期間かつ最適なコストで提供してまいります。

今後も日立情報では、「おてがる仮想化パック」のラインアップを強化するとともに、仮想化ソリューションの拡販に注力し2011 年度(2012年3 月)までに25億円(累計)の販売を目指します。

1.おてがる仮想化パック 新モデルの特長

(1)エコモデル:仮想ストレージ技術を活用し、コストと環境に配慮したモデル
仮想マシン用サーバ2台で冗長構成を取りつつ、仮想ストレージサーバの機能を利用することで、物理ストレージを利用せずに低コストでVMware が持つ可用性を高める機能を利用できます。開発・検証用など少しでもコストを抑えたい場合や、Web サーバなどデータの書き込み頻度が少ないサーバの統合、少しでも機器を減らして消費電力を抑えたいお客さまにお勧めのモデルです。

(2)ノンストップモデル:停止できない重要なサーバを、仮想化により低コストで冗長化するモデル
VMware 製品が持つフォールトトレランス機能(FT 機能)を採用することで、仮想環境におけるダウンタイムを限りなくゼロにすることができます。DNS サーバや認証系サーバなど、少しの時間でも停止できない重要なサーバを含むサーバ統合にお勧めのモデルです。

2.おてがる仮想化パック 製品ラインアップ 内容

製品
構成
ラインアップ おてがる仮想化パック
エコモデル
(今回発売)
スタンダードモデル ノンストップモデル
(今回発売)
適用シーン
  • 開発・検証用用途サーバ
  • Web サーバなど参照系の多いサーバ
  • 小規模部門サーバ
  • レガシーシステム延命等
  • 業務系サーバ
  • Web 系サーバ
  • 部門サーバ等
  • ファイルサーバ
  • 認証系サーバ
  • ノンストップ業務を必要とする個別サーバ等
概要 特徴
  • 冗長化あり
  • 小規模サーバ統合
  • コスト重視で導入したい
  • 内蔵ディスクを利用し、ストレージレスで仮想化システムを構築
  • 冗長化あり
  • 小~中規模サーバ統合
  • 初期コストを抑えたい
  • 中規模で仮想化システムを導入
  • 冗長化あり
  • 中規模で仮想化システムを導入
  • 短期間でFT 環境を導入したい
  • ダウンタイムゼロでの仮想マシン環境構築
想定サーバ台数 5~15台 5~15台 5~15台
※FT有効化サーバは4台まで。
構成 機器構成
  • ESX サーバ×2
    (vCenter サーバは仮想マシンとして構成)
  • 仮想ストレージサーバ×1
  • L2 スイッチ×2
  • ESX サーバ×2
    (vCenter サーバは仮想マシンとして構成)
  • バックアップサーバ×1
  • ストレージ(iSCSI)×1
  • L2 スイッチ×2
  • ESX サーバ×2
    (vCenter サーバは仮想マシンとして構成)
  • ストレージ(iSCSI)×2
  • L2 スイッチ×2
ストレージ 仮想ストレージ
(内蔵HDD をiSCSI ストレージとして利用)
外付けストレージ 外付けストレージ
仮想化ソフトライセンス VMware vSphere4 Advanced VMware vSphere4 Advanced VMware vSphere4 Advanced
ハード保守 3年(4年目以降は別途契約) 3年(4年目以降は別途契約) 3年(4年目以降は別途契約)
ソフト保守 1年(2年目以降は別途契約) 1年(2年目以降は別途契約) 1年(2年目以降は別途契約)
機能 vMotion
VMware HA
VMware FT × ×
VCBバックアップ
耐障害性
拡張性
価格(税込) 4,980,000円 7,350,000円 8,480,000円
*
記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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株式会社日立情報システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002 E-Mail:press@hitachijoho.com

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