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株式会社 日立システムズ

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2008年2月27日
日立電子サービス株式会社

日立電子サービス株式会社(以下「日立電サ」、本社:東京都港区三田、資本金:50億円、代表取締役 社長執行役員:百瀬 次生)は、物理セキュリティマネジメントシステムWebvisor®「入退室管理システム」を機能強化し、ゾーンセキュリティ運用効率を向上させた「入退室管理システム」を2008年3月より提供開始します。

日立電サの物理セキュリティマネジメントシステム商品「Webvisor®」のラインナップである、「入退室管理システム」は、ミューチップやFeliCaなどのICタグ認証や生体認証を有した「統合型入退室管理システム」として高機能なアクセスコントロールシステムを提供しています。

今回、「アクティブRFIDタグ型認証機能」を付加することによりハンズフリーでの入退室が可能になりました。例えば、手術室等、衛生上両手が使えない医療機関や、食品工場の入退室、危険防止のため施設からの出入りを制限したい介護施設など、さまざまなシーンでの利用を想定しています。

さらに、アクティブRFIDタグ(ハンズフリー)・ミューチップ・生体認証等、複数の認証デバイスによる入退室記録と、カメラによる映像監視記録を連動させて、きめ細やかなゾーンセキュリティ運用向上を実現、それらの記録をネットワーク上で一元管理できるようになりました。

Webvisor® 入退室システム

またSecureEagle®/SIM*1との連携により、Webvisor®の入退室記録、映像監視記録と、ネットワークやサーバ、PCのアクセス記録など、200種類以上のセキュリティログの相関関係を分析して異常を検知、通報できます。 定期的に要望に沿ったレポートの提供も可能で、内部統制への対応を強力にサポートします。

機能を強化したWebvisor®は、3月4日(火)~7日(金)に東京ビックサイト 西ホールで開催される「第16回セキュリティ・安全管理総合展 SECURITY SHOW 2008」でご覧いただけます。

*1
SecureEagle®/SIM
  • 証跡ログの集中管理、分析、レポートなどを提供するシステムであり内部統制を強力に支援します。SecureEagle®/SIMは、当社のセキュリティ統合管理ソリューション製品です。

「Webvisor® 入退室管理システム」の主な特長

  1. セキュリティ管理効率向上(今回強化)
    アクティブRFIDタグ(ハンズフリー・ミューチップ/FeliCa・生体認証など豊富な認証デバイスの組み合わせが可能。さらに認証情報や運用管理を一元管理できる。
  2. 高精度な証跡管理
    「入退室履歴」と「カメラ画像記録」とを連携させた高精度な証跡管理。
  3. 拡張性と柔軟性
    業種や規模を問わず、運用に最適なシステム構築が可能。さらに複数の拠点をネットワークで一元管理。
  4. 内部統制を強力に支援
    『SecureEagle®/SIM 』との連携により「物理セキュリティ」、「クライアント」、「ネットワーク」などのセキュリティログ(200種以上)の集中管理・分析・レポートなどを可能とし、お客様の内部統制を強力支援。
  5. システム、ネットワークの設計・構築から、運用・保守まで一貫したソリューションの提供。

提供価格

提供価格
1拠点/3扉(ハンズフリー、IC認証、生体認証) 600万円~(工事費別)
1拠点/20扉(ハンズフリー、IC認証、生体認証) 1800万円~(工事費別)
3拠点/50扉(ハンズフリー、IC認証、生体認証、映像記録連携) 8000万円~(工事費別)

販売開始

2008年3月より販売開始予定。

販売目標

今後2年間で15億円

用語の説明

用語の説明
RFID ICチップ内に記録された情報を無線で読み出す非接触の認証技術のこと。
アクティブRFIDタグ 電池を内蔵し、タグ自ら電波を発信して無線で情報の送受信を行うRFIDの種類のひとつ。
(本システムでは、AirLocation(TM)-MJ*2で実現しています。詳細についてはAirLocation(TM)-MJについてを参照。)
ゾーンセキュリティ 区画ごとにセキュリティレベルを設定する事。
(例えば、事務所はICタグ認証、重要エリアは生体認証など)
ミューチップ 日立製作所が開発した、0.4ミリメートル角の世界最小レベルサイズの書き換え不可能なIDを持つ無線ICチップ。
Felica 非接触型ICカード技術。読み取り機にかざして情報の送受信を行う。
ICタグ ICチップ内に記録された情報を非接触認証で読み出すRFID。
生体認証 指紋や静脈など個人によって異なる身体上の特徴を使って本人確認を行う認証方式。
*2
AirLocation(TM)-MJ
  • 本システムのハンズフリー認証は、(株)日立製作所 ワイヤレスインフォ ベンチャーカンパニーのセミアクティブタグであるAirLocation(TM)-MJで実現しています。AirLocation(TM)-MJは、無線で地点通過を正確に把握するシステムです。タグは普通の状態では電波を発信せず、場所を示す認証トリガを検出したときに電波を発信します。このため、正確に検出地点と通過方向を特定でき、また、一定時間間隔で電波を発信するタイプではないので内蔵電池の長寿命化を実現しています。
  • タグは電波を発信するときに電池の残量を示す情報も発信します。このため、タグの電池が完全に消耗してしまう前に、交換時期を知ることができます。

日立電子サービス株式会社について

日立電子サービスは、「お客様の飛躍を支えるベスト・ソリューション・パートナーになる」を経営ビジョンに、情報システムにおける企画・調達から設計・構築、導入、運用、保守のライフサイクル全体にワンストップで対応する「統合サポートサービス」を展開。ハードウェア/ソフトウェアが一体となった、より進化したトータルなソリューションを提供。全国320ヵ所のサービス拠点網と日立ソリューションサポートセンタを中心に、24時間365日万全の体制で、安心と信頼の情報システムを実現します。

商品・サービスに関する問い合わせ先

サービス事業本部プラットフォームインテグレーション事業部ネットワークシステム部【担当:佐藤、村山】
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12(三田MTビル)
TEL:03-5441-9486(ダイヤルイン)
FAX:03-5441-9263

報道機関問い合わせ先

日立電子サービス株式会社 社長室広報グループ【担当:矢野、城戸崎(きどさき)】
〒108-0073 東京都港区三田3-13-12(三田MTビル)
TEL:03-5441-9262(ダイヤルイン)
FAX:03-5441-9243

  • * 本リリースに記載の会社名および製品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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