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株式会社 日立システムズ

白州いずみの家様(社会福祉法人しあわせ会様)

福祉の森タブレット記録アプリ

白州いずみの家様集合写真

タブレット端末を利用し、日々のバイタル入力や担当者間の情報共有を効率化
ケース記録のデジタル化を通じて、利用者支援のさらなる充実をめざす

社会福祉法人しあわせ会様が運営する、障がい者支援施設・白州いずみの家様は、ケース記録のデジタル化を推進するため、タブレット端末で日々の記録が行える「福祉の森タブレット記録アプリ」※を導入しました。携帯性の高いタブレット端末を利用し、日々のバイタル情報の入力作業の効率化を実現。さらに、担当者間の業務引継ぎや申し送りにもタブレット端末を利用することで、場所にとらわれない効率的な情報共有を実現しています。

※「福祉の森タブレット記録アプリ」は「福祉の森ケース記録システム」のオプションサービスです

導入前の
課題1
ケース記録の作成をもっと手軽に、素早く、効率的に行いたい
導入後の
効果1
PCを使わずタブレット端末でいつでもどこでもケース記録の作成が可能に。項目選択式の入力方式により入力作業の省力化も実現。
導入前の
課題2
日々のバイタル情報の入力作業を効率化したい
導入後の
効果2
タブレット端末にバイタル情報を直接入力することで入力作業工数を削減。測定機器との Bluetooth接続によるデータ自動連携も実現。
導入前の
課題3
担当者間の業務引継ぎや申し送りなど、情報共有を効率化したい
導入後の
効果3
タブレット端末を使い、その場ですぐに利用者情報の確認・共有を行うことで、スピーディーで効率的な情報共有が実現。

導入の目的

利用者支援に注力するため、ケース記録の作成をいつでもどこでもスピーディーに行えるようにしたい

障がい者支援施設・白州いずみの家様は、今から10年程前に「福祉の森ケース記録システム」を導入し、ケース記録のデジタル化を実現しました。その後、システムへの情報入力は事務所内のPCで行っていましたが、福祉現場におけるICTの普及に伴い、タブレット端末を利用してケース記録の作成をより効率的に行う方法を検討していました。白州いずみの家様の生活支援リーダーはその理由をこう話します。

「利用者支援を充実させるにはこまめなケース記録が欠かせません。しかし、あまり記録に力を入れ過ぎると、事務所内にいる時間が増えて現場での支援が疎かになります。タブレット端末を利用し、いつでもどこでもスピーディーに記録が行えるようにすることで、支援と記録の両方を充実させられないかと考えました」。

選定のポイント

タブレット端末を使い、施設内のどこにいてもケース記録の入力・閲覧ができる点を高く評価

白州いずみの家様から相談を受けたシステムベンダーの株式会社ワイエムジーソフト様は、日立システムズと共同で「福祉の森タブレット記録アプリ」を提案しました。本アプリケーションは、タブレット端末に記録した内容を「福祉の森ケース記録システム」に連携できるほか、「福祉の森ケース記録システム」内に記録された情報をWi-Fi通信によりタブレット端末で閲覧できます。事務所内のPCを使わなくても情報の入力・閲覧ができる点や、各種バイタル測定機器とBluetooth接続することで、測定値を自動で登録できる点などが評価されました。

導入の効果

日々のバイタル情報の入力作業がスムーズに
情報を簡単に検索・共有ができ、引継ぎも効率化

白州いずみの家様は、現在4台のタブレット端末で本アプリケーションを利用しています。主な利用方法の1つは日々のバイタル情報の入力です。以前は体温、血圧、血中酸素飽和度を測定すると紙に記録し、その後システムに転記していました。現在は測定値を直接タブレット端末に入力することで二重入力が改善しています。血圧については測定機器とのBluetooth接続により記録の自動化を実現しています。

もう1つの利用方法は業務引継ぎでの利用です。日勤担当者から夜勤担当者への引継ぎの際、以前は対面による口頭申し送りを行っていましたが、現在は各担当者が「福祉の森ケース記録システム」内の情報をタブレット端末で確認し、申し送り事項の確認を行っています。PC端末に比べて起動が早く、また「利用者名」「記録日時」など、さまざまな項目でケース記録を簡単に検索できる点が職員の皆さまに評価されています。

今後は事前登録した定型文やオリジナルの選択項目を活用することで、タブレット端末で入力する情報の種類をさらに増やしていく計画です。白州いずみの家様は、これからもICTを積極的に活用することで、利用者さまの成長に貢献する、充実した生活サポートを提供していきます。

携帯性の高いタブレット端末により、いつでもどこでも情報を参照できるようになりました。

排便状態を記録するオリジナルの選択項目などを作成し、記録作業の効率化をめざしています。

お客さまプロフィール

白州いずみの家ロゴ

白州いずみの家
(社会福祉法人しあわせ会)

開所
1987年4月
利用者数
29名(2023年10月時点)
職員数
36名(2023年10月時点)
代表者
施設長 有賀 弘
事業内容
障がい者支援施設「白州いずみの家」の運営

ヘルプデスクの素早い対応に感動しました。
これからも手厚いサポートをお願いします。

導入時に行った職員向け説明会では、使い方を詳しくご説明いただき、どんな質問にもその場でお答えいただけたので安心して利用開始できました。利用開始後にヘルプデスクを利用した際には、私たちの要望に丁寧にスピーディーに対応していただき、とても感動したことを覚えています。大きな可能性を感じるアプリケーションですので、これからもさまざまな活用方法を模索していきたいと思います。

担当より一言

ケース記録のデジタル化を通じて、業務課題の解決に取り組んでいきます。

「福祉の森」は年2回のバージョンアップで機能進化を続けています。これからも介護・福祉施設の皆さまに寄り添いながら、業務の課題解決に向けた機能拡充に取り組んでいきます。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2023年11月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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