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株式会社 日立システムズ

岡山トヨタ自動車株式会社様

自家消費型 創エネ蓄エネサービス

岡山トヨタ自動車株式会社様集合写真

年間約140万円の電気代削減効果が見込める太陽光発電+蓄電池システムを導入
カーボンニュートラルの実現に向けて、店舗使用電力の再エネ率50%をめざす

岡山トヨタ自動車株式会社様 事例動画

岡山トヨタ自動車株式会社様は、日立システムズの「自家消費型 創エネ蓄エネサービス」を利用し、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた再生可能エネルギー設備を笠岡店・児島店の2店舗に導入しました。事前のシミュレーションによると、笠岡店では年間約140万円の電気代と年間約12t-CO2の二酸化炭素排出量が削減できる見込みとなっています。岡山トヨタ自動車株式会社様は今後、各店舗に再生可能エネルギー設備の導入を順次進め、店舗使用電力の50%を再生可能エネルギーで賄うことを目標としています。

導入前の
課題1
さらなる電気代の高騰に備えて、効果的な節電・省エネ施策を導入したい
導入後の
効果1
天候や日々の電力消費量を予測し効果的な充放電を行う蓄電池の最適化制御により、電力会社からの買電コストを大幅に削減
導入前の
課題2
カーボンニュートラルの実現に向けて、温室効果ガス排出量の削減に取り組みたい
導入後の
効果2
太陽光発電と蓄電池による再生可能エネルギーを使用し、電力会社からの買電量を減らすことで、温室効果ガス排出量を削減
導入前の
課題3
大雨・台風・地震などによる停電に備えて、緊急時の電源を確保したい
導入後の
効果3
太陽光発電と蓄電池により緊急時の電源が確保できるようになり、BCP対策が実現

導入の目的

カーボンニュートラルの推進や、電気代高騰の対策として、再生可能エネルギーを店舗に導入したい

岡山トヨタ自動車様は、2017年に「プリウス」の廃バッテリーを再利用した蓄電池を店舗に導入するなど、環境負荷低減に向けた再生可能エネルギーの活用にいち早く取り組んできました。近年の電気料金をはじめとするエネルギー価格の高騰を受け、これまで以上に再生可能エネルギーを活用する方針を定めた岡山トヨタ自動車様は、笠岡店と児島店の2店舗に新たな再生可能エネルギー設備の導入を決定しました。高い性能を持つ最新設備・機器を利用した、より高効率な再生可能エネルギー設備を導入することで、脱炭素社会にふさわしい店舗設備の標準モデル確立をめざしました。

選定のポイント

太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、年間約140万円の電気代削減、年間約12tのCO2削減が見込める

岡山トヨタ自動車様が着目したのは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた再生可能エネルギー設備(以下、本設備)です。太陽光で発電した電気を店舗運営で使用し、余剰電力は蓄電池に蓄えておけば、太陽光発電ができない夜間や雨天にも電気が使えるほか、災害による停電発生時の非常用電源としても役立ちます。

日立システムズは各メーカーの製品を綿密に調査し、本設備を構成する適切な太陽光パネルと蓄電池の組み合わせを設計しました。太陽光パネルの調達・施工業者には地場の業者を組み入れることで、地域経済の発展に貢献したい岡山トヨタ自動車様のニーズに応えました。さらに、本設備の購入・設置をリース契約とすることで、初期導入費用を0円に抑えるなど導入がしやすいサービスモデルを実現しました。

日立システムズのシミュレーションによると、本設備の稼働により年間のリース料金を上回る約140万円の電気代削減効果が見込め、さらに年間約12t-CO₂の二酸化炭素排出量を削減できることが分かりました。費用対効果を事前に確認できたことで、岡山トヨタ自動車様はスムーズに投資の意思決定を行うことができました。

導入の効果

「再エネ率50%」の実現に向けて順調なスタート
災害時の電気供給により地域社会への貢献もめざす

日立システムズは地場の太陽光パネル業者、建設業者と連携して本設備の導入を進めました。太陽光パネルや蓄電池の導入にあたっては、経済産業省、消防署、電力会社、自治体に各種申請書類の提出が必要となりますが、日立システムズはこれらの手続きもすべて代行しました。約6カ月の導入作業を経て、笠岡店は2023年7月から、児島店は2023年11月から本設備の稼働がスタートしました。

岡山トヨタ自動車様は、工場や店舗で使用する電力の50%を再生可能エネルギーで賄うことを目標としています。本設備を導入した笠岡店では、一時的に約70%の再エネ率を記録するなど、目標は十分に達成できる見込みです。岡山トヨタ自動車様は引き続き、本設備の稼働状況、費用対効果を検証しながら、設置条件を満たす店舗には順次設置を進めていく計画です。

笠岡店・児島店では、災害などにより周辺地域が停電した際には、本設備を通じて住民の皆さまに電気を提供することも想定しています。岡山トヨタ自動車様は本設備の導入により、経営の安定性確保、カーボンニュートラルの推進、地域社会への貢献など、さまざまな導入効果を実現しています。

お客さまプロフィール

岡山トヨタ自動車株式会社様ロゴ

岡山トヨタ自動車株式会社様

設立
1945年4月
資本金
1,000万円
従業員数
389名(DUO 岡山株式会社含む2023年11月時点)
代表者
代表取締役社長 梶谷 俊介
事業内容
トヨタ、レクサス、各種中古車、福祉車両などの自動車販売、自動車整備・修理 ほか

事前のシミュレーションで費用対効果を確認でき、安心して導入することができました。

導入の決め手は、事前のシミュレーションで費用対効果をしっかり確認できたことです。導入初年度からコスト削減効果、CO2削減効果が得られることを明確に数値で把握できましたので、躊躇なく導入に踏み切ることができました。昨今は電気代だけでなく、建築費用も高騰しているので、リース契約によって初期導入費用が0円に抑えられることも導入の決め手になりました。
脱炭素社会の進展や電気料金の高騰を受けて、再生可能エネルギーへのシフトは当社の経営課題の一つになっています。課題解決に向けて有効なソリューションをご提案いただき、日立システムズには大変感謝しています。店舗内には発電状況が分かるモニターも設置していますので、今後お客さまに向けて当社の取り組みをしっかりアピールしていきたいと思います。

岡山トヨタ自動車様の店舗内に設置されているモニターでは、再生可能エネルギー設備により生み出された電気量、節約され た電気料金、削減されたCO2量などが常時表示されています。来店されるお客さまに向けて環境負荷低減の取り組みを積極的にアピールしています。

担当より一言

太陽光発電+蓄電池でカーボンニュートラル・電気代高騰対策・BCP対策を実現します。

お客さまのニーズにあわせて適切な太陽光発電と蓄電池の組み合わせをご提案します。ご提案から設計、工事、運用、保守までお気軽にご相談ください。

導入事例動画

岡山トヨタ自動車株式会社様 事例動画

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2023年11月取材時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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