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株式会社 日立システムズ

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス様
(ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴ、長崎屋 ほか)

REDISuite(レディースイート)EDIセンターサービス

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス様集合写真

受発注のデジタル化で、ドン・キホーテをはじめ小売各社の「伝票レス」を実現
月間30,000時間の作業工数削減など、店舗・本部・取引先に豊富なメリット

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」や総合スーパー「アピタ」「ピアゴ」「長崎屋」などを展開する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)様は、数千社を超える仕入先との受発注業務を効率化するため、日立システムズの「REDISuite(レディースイート)EDIセンターサービス」を導入しました。店舗担当者の事務作業工数を月間約30,000時間削減したほか、仕入計上・在庫計上処理速度の向上により正確な商品管理が可能になるなど、さまざまな導入効果を実現しています。

導入前の
課題1
店舗担当者が納品時の伝票処理業務に追われており、業務負荷が増大している
導入後の
効果1
EDI導入により伝票レスが実現、店舗担当者の事務作業工数を月間約30,000時間削減
導入前の
課題2
伝票を必要とする経理処理のため、仕入計上・在庫計上に時間がかかり、正確な商品管理が難しい
導入後の
効果2
EDI導入により伝票を必要としない経理処理が実現、仕入計上・在庫計上のスピードが向上し、正確な商品管理が可能になった
導入前の
課題3
EDIの接続先を増やしたいが、システム投資をはじめとする取引先の負担が大きく、接続先を増やせない
導入後の
効果3
Web-EDIをはじめ、多様な接続プロトコルに対応した「REDISuite」だから、取引先の負担を抑えてEDI導入ができる

導入の目的

膨大な伝票の処理にかかる作業負荷が課題
「伝票レス」により業務効率を改善したい

PPIH様は以前から取引先に対して電子発注を行っていましたが、商品納品時にチェーンストア伝票を必要とする業務フローとしていたため、店舗・本部・取引先の3者に伝票処理にかかる事務作業の負荷が発生していました。
店舗では、伝票への押印や伝票控えを本部に郵送する作業が発生し、本部では、各店から送られてきた伝票を元に仕入計上処理を行う必要がありました。伝票枚数は月間で数百万枚におよぶため、店舗と本部の双方に膨大な事務作業が発生していました。取引先においても伝票処理にともなう事務作業の負荷は重く、PPIH様にはたびたび伝票レス化の要望が寄せられていました。
当時から高い売上目標を掲げていたPPIH様にとって、伝票レスの実現はさらなる成長に向けて必須の投資となっていました。

選定のポイント

Web-EDIをはじめ多様なプロトコルに対応
取引先の負担を抑えてEDI導入ができる

PPIH様は伝票レスを実現するため、EDIシステムの導入検討を開始しました。
「REDISuite」は、システム機能・拡張性・事業継続性・コスト・サービス品質・サポート体制・導入実績などすべての評価項目において平均点を上回り、総合評価でも1位となったことで導入が決まりました。
特に評価が高かったのは、拡張性の高いデータ連携基盤です。「REDISuite」は多様な通信プロトコルに対応するため、取引先は新たなシステム投資をせずにEDIデータの送受信を行うことができました。システム化の進んでいない取引先には、Webブラウザでデータ送受信ができるWeb-EDIの仕組みが特に歓迎されました。
取引先とのデータ接続に必要な手続きは日立システムズが一括して請け負うため、PPIH様が本業に集中できる点も高く評価されました。約6か月間の移行期間中には、日立システムズが営業やSEなどの対応人員の増強を行うことで、スムーズなシステム移行が実現しました。

導入の効果

月間約30,000時間の事務作業工数を削減!
店舗・本部・取引先の3者に豊富なメリット

「REDISuite」導入により、「ドン・キホーテ」「アピタ」「ピアゴ」「長崎屋」をはじめとす るPPIH様グループ各社で伝票レスが実現し、店舗・本部・取引先の3者に以下の導入効果が現れています。
店舗では納品時の伝票処理がなくなったことで、月間約30,000時間におよぶ事務作業工数の削減が実現しました。本部では事務作業工数の削減に加えて、納品当日の仕入計上、在庫計上が行えるようになり、より正確な商品管理が行えるようになりました。在庫数の正確性が向上したことで、自動発注できる商品のラインアップが広がり、欠品による機会損失が減るなど収益向上にも貢献しています。取引先からは「REDISuite」導入後に行ったアンケートを通じて、「伝票入力作業が約70%削減された」「配送ドライバーの検収待ち時間が短縮された」「業務ミスが減った」などの効果が得られたと回答がありました。
今後PPIH様は、EDIデータの接続先を増やし、取引先との電子データ受発注の割合を100%に近づけることで、さらなる業務効率化と、PPIHグループの理念である「顧客最優先主義」を実現していく考えです。

お客さまプロフィール

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスロゴ

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

設立
1980年9月
資本金
230億8百万円(2020年6月時点)
従業員数
14,186人(連結 2020年6月時点)
創業者
安田 隆夫
事業内容
グループ会社株式保有によるグループ経営企画・管理、子会社の管理業務受託、不動産管理等

事業のDXに向けて、日立システムズだからこそできる提案にこれからも期待しています

導入検討時には各社システムの比較表を作り、公正に比較検討をしましたが、「REDISuite」は総合評価でダントツ1位の評価でした。当社と同じビジネス規模の流通業ユーザーの導入実績がいくつかあり、信頼感、安心感の面でも申し分ありませんでした。当社は既存の流通セオリーに捉われない経営をしているので、他のチェーンストアにはないイレギュラーな業務運用もありましたが、日立システムズはそれに対応する機能開発を新たに行うなど、とても柔軟な対応してくれました。
当社グループは今後、事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を強化していく計画です。AI-OCRの活用など、日立システムズだからこそできる提案に、これからも期待しています。

担当より一言

豊富なサポートを標準提供の「REDISuite」
流通・小売業のDX推進を強力に支援します

「REDISuite」は、24時間365日対応のヘルプデスクや、取引先のEDI移行作業の代行など、豊富なサポートを標準提供しています。お気軽にご相談ください。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2021年9月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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