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株式会社 日立システムズ

ネットワーク機器管理サービス「Net LineDancer」

Net LineDancer はネットワーク機器管理の一元化、運用自動化を実現するツールです。

Net LineDancerは、ネットワーク機器の設定情報管理を行うソフトウェアで、コンフィギュレーションのバックアップ、世代管理、一括変更・比較、資産管理、改ざん検知など、統合的な管理を可能にし、効果的な管理で運用管理者の負担を軽減します。

対象の企業/団体さま
・通信事業者さま
・自治体、中央省庁さま
・全国展開、もしくはワールドワイドに拠点展開している製造、物流業者さま
・金融、保険業者さま
・学校法人さま
・データセンター事業者さま
・MSP、ISP事業者さま

概要・特長

Net LineDancerはルーターやスイッチなどのネットワーク機器の設定(コンフィギュレーション、インターフェース定義やアクセス制御リストなど)をバックアップ/世代管理するソフトウェアです。これによりインベントリ一覧リスト、プロパティの閲覧、コンフィギュレーションの比較、パスワードの変更、設定変更自動検知とNMSへの通知など総合的なコンフィギュレーション管理を可能にし、効果的な運用管理を実現します。ツール本体およびマニュアルは、ともに完全日本語対応であるだけでなく、ウィザードを多く利用できるGUIを提供し、初心者でも簡単に操作ができます。管理できる機種が多いマルチベンダー対応も大きな魅力のひとつです。

コンフィギュレーション情報取得、世代管理、閲覧

コンフィギュレーション情報は自動的に世代管理され、世代間の差分比較を容易に実行することが可能です。

ネットワーク機器コンフィギュレーションの(一括)設定変更

設定変更は専用メニューからシンプルな画面操作で実行可能です。さらに、メニューにはない任意のコマンドも自由にメニュー化することができます。スケジュール機能を組み合わせることで、運用管理を自動化し、工数低減を実現します。

証跡管理

いつ、誰が、どの機器に、どのようなオペレーションを実施したか、管理・追跡することが可能です。

ネットワーク機器、モジュールの資産管理

コンフィギュレーション情報取得時にハードウェアインベントリ情報が自動で登録されます。さらに、お客さま固有の管理情報も登録、管理することが可能です。
 また、管理しているインベントリ情報をレポートとして出力することができ、資産管理や棚卸しの精査に役立ちます。

Net LineDancerの特長

ネットワーク機器の運用管理に課題を抱えるお客さまに、「見える」「自動化」「管理する」「変える」「監視する」を提供し、ネットワーク機器運用の高品質化および省人化を実現します。

ネットワーク機器の運用管理に課題を抱えるお客さまに、「見える」「自動化」「管理する」「変える」「監視する」を提供し、ネットワーク機器運用の高品質化および省人化を実現します。

Net LineDancerの仕組み

導入効果

現状の課題

  • 管理表を作成してみたが、更新が続かない。
  • コンフィギュレーションを世代管理しているが管理ルールが統一されてなく、いざ利用しようとするとき不安。
  • スクリプトを作成してコンフィグの収集を行っているが、個人依存で、操作できる人が限られる。
  • 機種によりコマンドが異なるため、覚えるべきコマンドが多い。
  • 監査などで情報の提供を求められたときに、必要な情報をすぐに提出できない。
  • コンプライアンスルールに違反したデバイスが存在している可能性がある。

導入の効果

  • コンフィギュレーション情報だけでなく、機器のインベントリ情報を定期的に自動更新。
  • 収集間隔や世代数、命名規則など管理ルールは統一され、常に最新の情報を管理。
  • GUIによる操作で誰でも簡単に使えるインターフェースを用意。
  • マルチベンダー対応により、機種依存を排除。
  • 各機器への証跡全般を自動的に保存(保存された証跡の履歴は実行者、対象機器などの条件で検索可能)。
  • セキュリティリスクにつながる設定などを監視し、違反デバイスを自動検知。

機能詳細

バックアップと世代管理

素早いバックアップ処理。コンフィギュレーション比較は同一デバイス間または別デバイス間で比較が可能です。
初心者のコンフィギュレーション収集操作を誘導してくれるウィザードが追加されました。

世代管理

比較

パスワードの一括変更

パスワード設定をNet LineDancerのウィザードで直接的に、また複数のデバイスに対して一括で行うことが可能です。更にパスワード変更専用のダイアログが用意されているため、設定変更時ごとに機種に応じたコマンドを入力する必要はありません。

コマンドランナー機能(自動スケジューリング機能付)

定型のウィザードにてフォロー出来ない設定は、任意のコマンドテキストをユニットとしてデバイスに流し込み、ジョブを作成することで対応できます。

バルクチェンジ機能

多数のデバイスにユニークなコマンドを一括で投入することができます。例えば、定期的にアクセスリストやパスワードを変更する場合、あらかじめ必要なコマンドだけをテンプレートとして保存しておくことで、一括設定変更のカスタマイズメニューを作成することも可能です。

バルクチェンジ

ディザスターリカバリ(コンフィギュレーション復元機能)

稼働中のデバイスにトラブルが発生した場合、急きょ代替デバイスへリプレイスする必要を迫られる場合が避けられません。復元ウィザードで、コンフィギュレーションを代替デバイスへ素早く投入し、復元することが可能です。

豊富な検索切り口をサポート

検索方法:

  • 世代管理
  • メーカ名
  • 更新日
  • シリアル番号
  • カスタム任意フィールド
  • バックアップステータス
  • OSバージョン
  • ホスト名
  • モデル名
  • 文字列検索

さらに、ANDとOR検索が可能です。

インベントリの管理

インベントリ情報を一覧でリストするだけではなく、デバイスの内蔵カードやパワーサプライを含め、追加や削除情報も入手できます。資産管理や棚卸しの精査に役立ちます。

ジョブ履歴の確認

Net LineDancerが実行したジョブの実行結果は、すべて履歴としてデータベースに保存されます。これにより「いつ、誰が、どのような」ジョブを実行したのかが容易に把握できます。

チェンジアドバイザーによるコマンド自動生成

投入前のコンフィギュレーションをチェックし、デバイスに投入する適切なコマンドを利用者にアドバイスします。これにより従来の設定変更失敗によるOSリロードによるネットワーク一時遮断といったリスクを負うことなくコンフィギュレーションをアップデートできるようになりました。Cisco IOSが対象となります。

ターミナルプロキシ

自動ログインと操作ログ(いつ、誰が、どのデバイスに、どのようなコマンドを投入したか)を保存して、Net LineDancer以外からのデバイス操作履歴も一元管理します。

スマートブリッジ

192.168.0.10など、同一IPアドレスが複数存在する場合、威力を発揮します。特に、MSPやデータセンターなどに適したアーキテクチャです。

MSPオペレーションズスイート

スマートブリッジ機能、バルクチェンジ機能とターミナルプロキシ機能を併せて、大規模ネットワーク管理ソリューションを提供します。

仕様

最小限CPU 2コア(※1)
最小限Memory 4GB(※1)
最小限HDD 58GB(OS容量:8GB、データ容量:50GB)(※1)
対応プラットフォーム VMware ESXi
Microsoft Hyper-V
Amazon Web Services
Nutanix AHV
ブラウザ Microsoft Edge
Google Chrome
Mozilla Firefox
Linux KVM

※1:管理ノード数、運用内容により必要リソースは変動します。

Net LineDancer および NetLD のロゴは株式会社ロジックベインの登録商標です。

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