【商品紹介ビデオ】
コンテナ型データセンターは、データセンターに必要な設備を1つのコンテナに収容した、屋外設置可能なデータセンターです。 データセンターをお手元に設置したいお客さまや、データセンターを迅速にご利用したいお客さまに最適なサービスです。
日立システムズは2010年12月にコンテナ型データセンター第1号機を湘南センターに設置し、自社システムの遠隔運用・監視を開始しています。
コンテナ型データセンターサービスで使用するコンテナは、当社が培ってきたノウハウを基に独自設計(特許出願中)。輸送を考慮したコンパクトなサイズであるものの充分なメンテナンススペースを確保し、さらに屋外設置が可能です。建築基準法と消防法をクリアした日本初のコンテナ型データセンターサービスとなります。
また、海外においてもASEAN市場向けにISO規格に準拠した40フィートのモデルを提供しています。
導入から運用をワンストップでご提供
サーバーなどのIT機器や電源・空調設備をコンテナに収容し、データセンターに必要な設備を凝縮しています。
導入から運用監視までワンストップでご提供します。
独自設計による専用コンテナ
外部は輸送を考慮したサイズになっているため、国内各地への輸送が可能です。
内部は、充分なメンテナンススペースを確保したレイアウトです。
屋外へ設置可能 (国内の建築基準法、消防法をクリア)
建築物の扱いであるため、国土交通省により検討されている適用緩和(特区※)の指定を受けなくても設置が可能です。
また、40フィートコンテナについては、特に移動性を重視し、通常のオリジナルタイプに加え、室外機をコンテナ上に搭載したモビリティタイプを追加予定です。
ITIL® に準拠した独自開発のシステムで遠隔運用監視サービスを実施することで、運用を自動化できます。
空調、電力、電源の状況を確認でき、監視カメラにより遠隔からコンテナ内のサーバーを目視確認できます。そのため、障害発生をいち早く検出し、対策することが可能です。
監視カメラによる外部の監視やレーザによる周辺の警備、生体認証による入退室管理などにより、コンテナへの不正侵入など異常を検出できます。
高効率型空調機の採用で、大幅に消費電力を削減し、その結果PUE値を低減することが可能となりました。日立システムズでは、モジュール型データセンターにてPUE値1.3以下を記録しています(2010年2月時点)。そのノウハウを生かし、コンテナ型データセンターでも、PUE値1.2を記録(2011年3月時点)し、高レベルの省エネルギー化を目指しています。
データセンターでのアウトソーシングと同等の運用・監視サービスをご提供します。
構築期間は2カ月と短く、お客さまにご用意いただくのは、場所と電気、回線だけです。運用監視設備、UPS、空調を完備しています。
コンテナ本体は、建築基準法が求める耐震性能を有する仕様になっています。
項目 | 40フィート(ASEAN市場向け) | スタンダード | |||
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仕様 | 補足 | 仕様 | 補足 | ||
1 | 設置場所 | 屋外 | 固定設置のオリジナルタイプおよびモビリティタイプあり | 屋外 | 建築基準法・消防法をクリア |
2 | 本体面積 | 29.7m2 | 本体形状(L×W×H:mm) 12,192×2,438×2,896 | 17m2 | 本体形状(L×W×H:mm) 6,200×2,700×3,000 |
3 | 収容ラック | 11ラック | モビリティタイプは8ラック | 6ラック | 19インチラック |
4 | 利用可能電力 | 5Kw/ラック | 搭載サーバー数20台/ラック (サーバー1台、2Uを想定) | 10kw/ラック | 搭載サーバー数20台/ラック (サーバー1台、2Uを想定) |
5 | 省エネ指標(PUE) | 1.3 | 1.2 | ホットアイル、コールドアイルの完全分離 |
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。