ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立システムズ

体育のお時間

【第6回】スピード感と激しさにハマる!「車いすバスケットボール」の面白さ

下肢などに障がいがある選手が競技用車いすでプレイする車いすバスケットボール。欧州ではプロリーグもあり、障がい者・健常者の枠にとらわれないメジャー級の人気を誇っています。その魅力に迫り、見どころや楽しみ方のポイントを紹介します。

車いすバスケのかっこよさとは?

「車いすバスケットボール(以下、車いすバスケ)」はパラスポーツのなかでも歴史が古い競技のひとつ。使用するボールやコート、リングの高さなどは通常のバスケットボールと同じですが、競技用車いすを使用するので、ジャンプはできないし、立ち上がることもしない。つまり、バスケの醍醐味ともいえる「高さ」を使うことができないわけですが、そのようなハンディキャップ(以下、ハンディ)を忘れてしまうほどの圧倒的なスピード感と激しさがあります。

目を奪われるのは、選手たちの巧みなチェアワーク。車いすを自在に操り、ターンしたり急停止したりと、細やかで機敏な動きが次々と繰り出されます。ゴールめがけて一直線に車いすを漕ぐ時などは、審判が追いつけないほどのハイスピード。そこへさらにパスやドリブルなどの素早いボールさばきが加わるのです。トップ選手ならではの卓抜したボディバランスで、試合中にミラクルなテクニックを披露してくれることもあります。初めて観戦する人なら、あらゆる動きを同時にやってのける選手たちが超人に見えるかもしれません。

プレイヤー同士が激しく衝突し、車いすごと転倒することもしばしば。トッププレイヤーたちは、どのような状況でも恐れることなく突っ込んでいきます。コートのそばで観戦すると、タイヤの焦げた匂いや車いすが倒れる衝撃が直に伝わってくることもあるのだとか。力をぶつけ合うような激しさ、荒々しいほどの迫力がたまらないという人もいます。テレビではなく実物を観戦すれば、想像を超える面白さにきっとハマるはずです。

障がいの重さはハンディじゃない!車いすバスケならではのルール

車いすバスケのルールは、ほぼ通常のバスケットボールと同じですが、ハンディを補うために、特有のルールをいくつか設けています。
たとえば、バスケットボールの「トラベリング」はボールを持って3歩以上は歩いてはいけないルールですが、車いすバスケの場合、車いすを3回連続で漕ぐとトラベリングになります。
また、通常のバスケットボールではドリブルして一旦ボールを持った後にまたドリブルすると、「ダブルドリブル」としてファウル(ルール違反)を取られ、相手チームにボールが引き渡されます。しかし車いすバスケには「ダブルドリブル」のルールはなし。ドリブルとボールの保持を何回繰り返しても、ファウルにはなりません。

そして、もうひとつ覚えておくべきルールが「クラス分け」。すべての選手は、障がいの度合いに応じて1.0~4.5まで持ち点がつけられています。障がいが軽いほど点数が高く、重いほど低くなります。出場する5人の選手の合計点を14点以内で編成することがルールです。つまり、障がいが軽い選手ばかりでは点数オーバーしてしまうということ。障がいの度合いに関係なく、誰もが出場のチャンスがあるのです。

もちろん障がいが重くても、特別扱いされるわけではありません。持ち点1.0のクラスには、重度な脊椎損傷などで体幹がほとんど使えない、腹筋や背筋が機能しないような選手が該当します。ボール争いにはあまり絡みませんが、相手選手を抑え込んで味方の攻撃機会をつくるなど、激しい攻防の前線で活躍しています。それぞれの身体能力を最大限に生かし、役割を果たしてこそ、車いすバスケのチームとして機能するといえるでしょう。

乗ってみたい!あの車いすはどうなっている?

競技用の車いすは、一般的な車いすとはずいぶん形が違います。ハの字に取り付けられたタイヤも気になりますよね。駆動輪が内側に傾いた状態なので、回転性能が非常に高いのです。片側の車輪にブレーキをかけると、その場でくるんとターン。非常に細やかな動きが可能です。また、アルミやチタンなどの非常に軽い素材を使っており、前方には足をガードするバンパーもついています。
最先端の工学技術によってどんどん進化する競技用車いす。見た目もスタイリッシュで「乗ってみたい」と思う人もいるのでは、ないでしょうか!?

実は車いすバスケは、健常者も参加できるのをご存じでしょうか。参加する選手の障がいの有無を問われないルールに変更され、2019年からは車いすバスケットボール天皇杯という大きな大会でも健常者の選手登録が認められました。男性も女性も、健常者もいる混成チームも増えてきているそうです。
「自分もやってみたい!」「あの車いすに乗りたい!」という人は、車いすバスケの体験会に参加してみては?以前よりもこうしたイベントが増えていて、車いすバスケは一層身近なスポーツになりつつあります。ぜひ注目してみてくださいね。

株式会社ライトアップ監修

クイズページへ

※ コラムは筆者の個人的見解であり、日立システムズの公式見解を示すものではありません。

メールマガジン

最新のイベント情報、商品情報など、お役立ち情報をご紹介するメールマガジンをお送りしております。

メールマガジン登録

  • 日立システムズFacebook 公式アカウント
  • Webから直接、クラウドサービスの注文・導入ができるオープンクラウドマーケットプレース

データセンター紹介ページへ

データセンター紹介
ゆるぎない信頼のパートナー 日立のデータセンター

ハイパーダイヤの専用サイトを別ウィンドウで表示します。

交通のことならハイパーダイヤ
乗換案内・路線情報検索サイト。英語・中国語にも対応。

日立システムズの
Microsoftソリューション
Microsoftとの力強い協力体制で、お客さまのソリューションを支えます。

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。