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戦国武将から学ぶ教訓

【第8回】時代の変わり目に散った非業の武将・浅井長政

織田信長の義兄弟でありながら、最後は裏切り非業の死を遂げた、戦国時代の悲劇の人物・浅井長政。その生涯と人物像について解説します。

浅井長政の生涯

愛する妻の兄・織田信長に攻め滅ぼされ、わずか29年の生涯を閉じた悲劇の武将・浅井長政。このエピソードは有名ですが、実際の浅井長政はどのような武将だったのでしょうか?その人生に迫ります。

浅井長政は近江の武将である浅井久政の嫡男として生を受けます。この頃の浅井家は六角氏に敗れ、臣従している状態。そのため六角氏からの干渉も大きく、長政自身も臣従の証しとして、六角氏の娘を最初の妻として迎えることになっています。
長政自身は知略・武勇双方に優れた武将で、初陣となる合戦で寡兵ながら勝利を収めています。これを見た浅井家の家臣は、臣従を続ける父・久政を見限ります。そして部下に担がれる形で浅井長政は当主となります。 当主となった長政は織田家からの同盟の申し入れを受け、信長の妹・市を正室に迎えます。以降織田家と協力し、信長の天下統一を義兄弟という立場から支え、信長からも厚い信頼を得ていきます。
しかし、信長が盟友・朝倉氏への攻撃を行ったことで同盟を破棄、金ケ崎にて織田軍を奇襲し、大損害を与えます。その後も、反織田として行動する長政に対し、信長も応戦。姉川の戦いで再び戦い、ここでは浅井軍が大敗を喫します。一時攻勢に出たこともありましたが、足利義昭の失脚、武田信玄の死が重ったうえ、朝倉家の滅亡で追い詰められ、自害。29年の生涯を終えます。

エピソードで見る浅井長政の人物像

信長にも認められる有能な武将でありながら、時代や周囲に踊らされ、非業の死を遂げた浅井長政。その悲劇の一因は、長政の美徳でもある「義」の心にあったのかもしれません。
その最たる例が、織田家への裏切りです。長政は織田家との同盟以降、織田家の天下統一を支えています。長政は自身の「長」の字も信長にあやかって改名したとも言われるほど、信長の実力を信頼していました。しかし、古くから友好的な朝倉氏との関係や、父・久政や家臣の声に説得され、最終的には旧来の縁を取ります。もちろん、信長の裏切りも褒められたものではありませんが、もしも長政が義ではなく利を見据えていたら、追い詰められずに済んだかもしれません。
もちろん、この義の心はよい面にも働いています。部下や妻に対しても優しかった長政は、死を前にして、妻の助命を願ったり、部下に対して感状(功労者を評価・賞賛する文書)を送るなど、情に厚い姿も見せています。

浅井長政の成功と失敗から学ぶ教訓

父、妻、同盟国、部下を愛し、最終的には、その義に準じることとなってしまった悲劇の武将・浅井長政。その人生から学ぶべき教訓とは、どのようなものでしょうか?

時には厳しさを見せることも必要

浅井長政は武勇にも知略にも優れ、情にも厚い優秀なリーダーでした。しかし、結果的には周囲の声に振り回されてしまい、最良の判断を取ることができませんでした。
既成概念を壊す信長に対し、長政は古い慣習を尊重しすぎた結果、移り変わる時代についていくことができなかったと言えるでしょう。長政が詠んだ一句を振り返ると、もしかしたら本人はその流れを読んでいたのかもしれません。
成功を収めるためには、時に非情な決断をしなければならないシーンは数多くあります。そのとき、人を傷つけることになっても正しい決断をするべきか否か、長政の人生から学び取ることが大切です。

株式会社ライトアップ監修

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