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戦国武将から学ぶ教訓

【第3回】“下剋上”を体現した美濃の蝮(マムシ)・斎藤道三

下剋上を繰り返し、ついには一国を手中に収めることに。そんな、戦国時代を象徴するかのような人生を歩んだ斎藤道三。その生涯と人物像について解説します。

斎藤道三の生涯

貧しい油売りから、一国の主へ。美濃の蝮(まむし)と恐れられた斎藤道三は、戦国の覇王・織田信長の義父に当たります。下剋上というドラマにあふれたその人生は、どのようなものだったのでしょうか。

斎藤道三の出自には諸説あり、元々武士の家系だったという俗説もありますが、ほとんどの歴史書では油売りとしてのキャリアから描かれています。
道三は油の行商で各地を周っているうちに、美濃守護・土岐氏の重臣である長井長弘に出会い、仕えるようになります。そこで実力を発揮しはじめた道三は、ほどなくして土岐家の次男・土岐頼芸の目にとまり、寵愛を受けはじめるのです。そして、ここから道三の下剋上人生がはじまります。
土岐氏の跡目争いが起こると、道三は自身を重用してくれる土岐頼芸に加担し、頼芸を守護の座に就かせます。そして守護の元で権力を確かなものとするため、土岐頼芸の重臣であり、自身の主人である長井長弘を謀殺。その後継として土岐氏の実権を手に入れます。すると、今度は美濃守護の座を手に入れるべく、土岐頼芸を攻撃。ついに美濃の国を手に入れるのでした。
その後は尾張の娘婿である信長を気に入り、自身の息子・義龍をないがしろにしたことで不和を招き、1556年、義龍との合戦である長良川の戦いで命を落とすことになります。

エピソードで見る斎藤道三の人物像

自身の上司を次々に蹴落とし、ついには国の主にまで上り詰めた斎藤道三ですが、最終的には息子からの下剋上で命を落としてしまいます。しかし、自身をアピールして信任を得る力と、目的を達成するためには恩人でさえも裏切る非情な決断力には、目を見張るものがあります。
道三の自己PR力の高さは油売りの商人だった頃から発揮されており、道三は油を売る際に、一文銭(現代の5円玉)の穴に油を通すパフォーマンスを行っていました。これが話題となり、道三の行商はたちまち話題になったそう。奇抜なアイデアと、それをやり遂げるための努力は惜しまなかったようです。この努力は仕官するための武芸の鍛錬でも発揮されたのだとか。
また、当時、うつけと呼ばれ、誰にもその実力が理解されていなかった信長ですが、道三はその資質を見抜いており、人を見る目があったといえます。こうした眼力は、自身が成り上がるために利用する人物を見抜く目としても、役立ったのかもしれません。
しかし、残念ながら息子の謀反までは見抜けなかったようです。

斎藤道三の成功と失敗から学ぶ教訓

身分の低いものが高いものを排斥し、権力を得る。そんな下剋上という仕組みを最も体現した戦国武将・斎藤道三。その人生から学ぶべき教訓とは、どのようなものでしょうか?

自身の“腹心”を身内に育てる

自身を育ててくれた恩人をも裏切り、常に上へ上へと突き進んでいった斎藤道三。そのバイタリティーは、昇進していくうえで非常に有利に働きます。事実、道三は一国を手に入れました。しかし、自身の組織を持ち、安定期に入ると、その脆さが露呈します。
道三は最終的に身内である息子に裏切られ、旧土岐氏だった家来のほとんどが反道三に向かいました。有益な上司や信長を味方につける眼力はありましたが、本当の意味での味方を育てることはできなかったようです。

スタンドプレーで身を立てた道三でしたが、結局最後はそれが仇となりました。スタンドプレーは成り上がるためには有効ですが、同時に、背中を預けられる身内探しも忘れないようにしたいですね。

株式会社ライトアップ監修

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