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株式会社日立システムズ

ネット対談 最新Webマーケティングを探る【日立情報システムズの2008Webマーケティング】

【2008年5月26日】

対談者:株式会社エグザクソン代表取締役 神野純孝Webマーケティングを駆使したサイトリニューアルの現場を探る!Vol.1インタビュアー:マーケティングコンサルタント 波多野精紀

前回に引き続き、全世界で2,500社以上の企業が導入したCMS「HeartCore」(ハートコア)の販売元、株式会社エグザクソン代表取締役 神野純孝氏との対談内容をお送りします。
前編では「HeartCore」が世界の企業に受け入れられた理由を探ったが、後編の今回は「HeartCore」の弱点やセキュリティ、操作性や思想など、"CMS「HeartCore」"の核心に鋭く迫る。

神野 純孝(かんの すみたか)

株式会社エグザクソン 代表取締役社長 兼 CEO

1965年大阪生まれ。1989年関西外国語大学卒業。8080チップが登場と同時にマイコンの自作を始める。1983年日本で初めてのパソコン通信サービス、コムコムのネットワークハードを作成して以来ハードからソフトウェア含め開発に従事。2001年外資系企業入社。Solaris、HP-UXなどで各種のエンタープライズアプリケーション導入を行う。2005年株式会社エグザクソンに入社。2007年度より株式会社エグザクソン代表取締役。

大手・中堅企業や中小企業の要望に適応するCMS

【波多野】CMSを求める企業においては、情報システム、広報、広告、営業、販促などさまざまなご担当部署やご担当者の方々がおられるので、それぞれのご要望や目的が異なると思いますが、「HeartCore」はどのように対応しているのでしょうか。

【神野】企業におけるご担当者によって役割が異なりますから、例えばマーケティング部門ですと、企業の製品やアピール、企業やWebサイトの認知度アップを目指しており、情報システム担当の方は、営業部門や管理部門からの要望をWebサイトに反映させることがミッションです。

また、営業部門の方は自分のお客様の情報をどこにいても管理できないかなどと考えます。さまざまな企業の担当者によって、ミッションや要望は変わります。今までの製品はどうしていたかというと、マーケティング部署にはマーケティング部署向けの製品、システム部署にはシステム部署向けの製品と分けて提案をしていました。

そうすると、1つの企業でそれこそ3つも4つもアプリケーションがあって、各担当者様が覚えて使うということでした。ある大手の会社では社内ではそれこそ40を超えるアプリケーションがあって、各担当者が情報を探すこともできなかったのですが、「HeartCore」をイントラのプラットホームで使われて、簡単に情報を検索できるようになりました。このように企業の各ご担当者の要望を標準の機能の中で、すべてとりまとめることができるのも、この製品の大きな特長です。

ほんとうに弱点はないのですか

写真:神野 純孝氏
神野 純孝氏

【波多野】ここまで「HeartCore」の製品について、良いところばかりお聞きしましたが、言いにくいとは思いますが、逆にこの製品の弱点はどんなところでしょうか。

【神野】 「HeartCore」は企業のご担当者さんがお考えになる要望に沿ったものが構築できますが、中にはパッケージそのままで、テンプレートをうまく使いたいというお客様ですと、この製品にはテンプレートがありませんので、向かないかもしれません。例えば、コマースの製品ですと『こんな機能ですよ』と、テンプレートが100%決まっているんですね。そのテンプレートに合わせて考えていくだけです。

しかし、「HeartCore」は企業が求める業務に合わせてテンプレートをつくりますよ、というのが当社のアプローチです。ただ、日本でも多くの導入事例が出てきましたので、他でも活用できるテンプレートがたくさんできたことは事実で、その辺もサポートさせて頂いています。

他のCMSにはない!オープンソース志向とその思想

【波多野】お話を聞いていますと、「HeartCore」は今までのパッケージと異なり、世界中のニーズを受けて、開発やバージョンアップしていくという姿勢は何かオープン性や拡張性に魅力を感じますね。今までの会社とは異なるところがあるのでしょうか。

【神野】 そうですね。やっぱり違いますね。イギリスの開発元の考え方として、いろいろな企業の要望というのは、他のお客様企業においても、必ずその要望が出るはずだという考え方をしています。当然、そのお客様固有のものは共有しませんが、そうでない普遍的な要望は基本的に世界のユーザーの中で共有化していこうとしています。日本から出た要望も製品の中に取り込んで、次のバージョンにリリースしていこうという考え方ですね。

また、今はパッケージよりもオープンソース化の波が来ており、それに伴って、「HeartCore」もできるだけカスタマイズしやすい製品を提供しようとしています。そのため、ソースは公開しており、お客様がカスタマイズしやすいように努めています。というのは、ソースがブラックボックスになっていると、お客様が不安になり、バグがあった時も開発元しか直せないのですが、公開しているとスキルのあるお客様であれば、バグを解消することができます。このように、今までのパッケージべンダーとは思想は異なりますね。

「HeartCore」の価格や操作性はどうなのか

写真:波多野 精紀氏
波多野 精紀氏

【波多野】価格のことですが、「HeartCore」のフルスペックが360万円と従来のCMSと比べると安い設定になっていますし、ユーザーライセンスではなく、CPUライセンスでユーザーが増えても価格は変わらないということですね。これはお客様からすると魅力を感じるところですね。この考え方も変わっていますね。

【神野】はい。「HeartCore」を大手企業だけではなく、中小企業のユーザーの方々にもお使い頂きたいということで、価格は極力抑えています

【波多野】このCMSはどんな規模の企業でも、あるいはどのような担当部署や担当者にも活用できるとお聞きしました。今までの他のCMSは操作が非常に簡単ということですが、いざ使ってみると、いろいろ操作を覚えないと難しいということもあり、ほんとうに特殊な知識やスキルが必要ないという「HeartCore」は中小企業にとっても有難いですね。

とくに、このCMSへのコンテンツ投下や操作において、ある程度のスキルを持った人を配置させるとなると、軽く年間1,000万円くらいを超える人件費などの運営費用がかかることもあります。制作会社への制作料や管理のための人件費は必要がないというのも大きな特長ですね。

【神野】はい。そうですね。この「HeartCore」は一度使ってもらうと、その良さが十分わかってもらえるようで、Webサイトを1部門で使って頂き、非常に便利なものとして、企業内に横展開して別の事業部でも使いたいというお客様も多いですね。あるいは、企業のプラットホームにしたいとする企業様も少なくないですね。

セキュリティや拡張面はどのようになっているのか

【波多野】そうなるとさまざまなところで使えるのはいいのですが、よく言われるのがセキュリティの問題です。外部からの侵入だけではなく、内部における権限設定とか、ワークフローとか、その辺のところはどうでしょうか。

【神野】はい。当然、ワークフローの機能を持っています。また、権限設定も非常にきめ細やかなものが築けます。そのため、企業内のユーザー様においても事業部ですとか、役職に応じて見せる・見せないのコントロールが簡単な設定で可能です。その数も、あるいはワークフローの設定数も無制限ですので、大きな組織でもご活用して頂けます。また、お客様によっては非常に複雑なワークフローも組まれておられますが、全然問題ないですね。

【波多野】セキュリティが万全となると、お客様も欲を出してさまざまなことがしたくなりますね。社内のイントラ、イントラブログ、社内SNS、あるいは外部向けSNS、RSS活用携帯サイトとの連動など、そうした対応はどのようになっているのでしょうか。

【神野】すでに、Web2.0と言われているSNS、RSS配信、携帯サイトの連動においても、すべて対応しています。さらに、携帯においてはDoCoMo、au、SoftBank,、WILLCOM、EMOBILEとすべての携帯電話のキャリアに対応しているので、今日からでも携帯対応がしたいとなれば、それも可能です。ある日本の大手企業様の事例ですが、最初はWebサイトの構築がきっかけでしたが、「HeartCore」の機能の豊富さを大変気に入られて、その後拡張ということでイントラ構築が始まり、続いて携帯電話での対応にも着手されました。さらにグループ企業の全部が活用するブラウザ系の基幹系プラットフォームとして拡張されつつあり、まだまだ拡張は続きそうです。こうした展開も「HeartCore」ならではの展開であると思っております。

【波多野】これはブラウザを活用した、いわばWebベースの基幹系プラットホームとして使われているわけで、ここまでいろいろな話を聞くと、「HeartCore」の機能は単なるCMSではないですね。段階的にかつ無理なく、これから必要であろうWeb系ITやネット系の基幹システムを構築する上でのプラットホームとして、十分活用できる製品という印象を受けました。

企業は1回で大きな投資をするのではなく、まずは必要な機能から整備し、企業の発展や成長または組織の要望、時代の流れを見ながら必要なものを段階的に整備することができる。この「HeartCore」の豊富な機能と基本的な考え方は、現在の企業の二-ズに合致した製品と言えます。神野社長が言われた“第二次世代”“次世代”という表現は、こうした製品の先進性と今までの実績から来ているものであると認識しました。

今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。

【神野】こちらこそ、ありがとうございました。

写真:対談後に神野氏(右)と波多野氏(左)
対談後に神野氏(右)と波多野氏(左)

対談を終えて…

今までさまざまなCMSを使い、あるいはウォッチしてきましたが、このCMSは大手企業から中小企業まで、それぞれに対応できる製品であることがわかった。この「HeartCore」を使ってみるとわかるが、例えばあるサイトのページをコピー&ペーストすれば、画像からテキスト、リンクしているURLまでもが瞬時に全く同じものとして、サイト上に出現させることができる。いわばクローンをつくるのと同じで、今まで時間がかかっていたことを、特殊なスキルはなくても素早くやってのける。また、大手企業や中堅企業にとっては、既存のアプリケーションや各種データベースなどバックエンドとのつなぎ込みが標準パッケージで可能となるのは、労力や経費面で大きなメリットである。さらに、今後のWebベースの基幹系プラットホームにも対応できるとなると、一度チェックしてみる価値が十分ありそうだ。今までとは異なる"第二世代"のCMSであることはまちがいない。

波多野 精紀(はたの きよとし)

マーケティングコンサルタント

株式会社市場通信代表取締役社長。金沢工業大学大学院客員教授。1951年、愛知県生まれ。1977年、日本大学大学院修士課程修了後、コンサルタント会社に入社。その後、マーケィング会社を経て、1994年、現・電通ワンダーマンへ部長職として入社。2002年、同社専務取締役。2003年マーケティング・コミュニケーションのコンサルティング会社を設立。主著に『ネット口コミマーケティング』、『Web2.0 実践ネットマーケティング』、『図解 数字が上がるコールセンターのつくり方』などがある。

Webと人を創造するハイブリッドCMS「HeartCore(ハートコア)」

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