サービスとシステムの稼働状況を監視し障害発生の予兆を見通します
JP1のモニタリングは、ネットワークを含めたインフラから業務システム、サービスまでのシステム全体を監視し、障害分析、サービス性能の維持・向上、システムの安定稼働のためのさまざまな機能を提供します。
システムで今、何が起こっているか、安定して稼働しているか、快適なサービスを提供できているかを視覚的にとらえ、効率的な監視運用で、異変への気づきと迅速な対応を支援し、お客さまのシステムを止めません。
システム全体が問題なく動作しているかどうかを集中監視します。
例えば、オンプレミス、クラウドの両環境での監視が可能で、Windows、Linux、UNIXなどの各種プラットフォーム上の業務システムの実行状況や、ネットワーク、サーバー(プロセス、リソース)、アプリケーションの稼働状況など、システム内で発生するさまざまな事象(イベント)やログを集中監視します。
●システム内で発生するあらゆるイベントやログを集中監視
イベントコンソール画面
●ビジュアルな画面で影響範囲を予測
ビジュアル監視画面
また、統合管理では、仮想環境やクラウドを利用して集約されたIT基盤に障害が発生したとき、多角的な調査・分析することができます。IT基盤を構成するサーバー、スイッチ、ストレージなどの管理対象を自動で把握し、それらを利用する業務システムとの関連性を可視化するため、障害が発生しても早期の切り分けを可能にし、業務システムの重要度に応じた的確な初動を判断できます。
このように調査から復旧作業に至るまでの一連の作業を手厚く支援します。
●障害の発見と緊急度の判断
ダッシュボード画面
●障害の影響把握と関係者への一報
E2Eビュー画面
●障害の要因や影響分析
ボトルネック分析画面
利用者からの問い合わせやシステムで発生した障害などの案件について、解決するまでの状況把握を可能にし、一元管理を実現します。
●インシデントの発生傾向や多発する要因を特定
JP1/SS メイン画面(案件状況)
OS、データベース、各種アプリケーション、仮想環境などの稼働情報をシステムとアプリケーションの両面から収集します。これらを一元管理し、横断的に分析することで、問題の特定から解決、さらには将来のキャパシティプランニングまで、安定したシステム運用を支援します。
●問題の予兆検知
アラーム監視画面/システム情報サマリ監視画面
●原因究明に役立つレポート
レポートのタイリング表示画面/複合レポート画面
業界標準のSNMPを採用し、ネットワーク全体をビジュアルな管理マップで一元管理。
障害発生時には、障害原因となるイベントのみ通知されるため、迅速な障害対応が可能です。
●ネットワーク構成の集中監視
トポロジマップ画面/ノードグループマップ画面
●障害原因の究明
インシデント参照画面
●システムリソースやプロセスの監視
リソース状態表示画面/システムリソースレポート画面
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。