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Hitachi

株式会社 日立システムズ

三井石油開発株式会社様

グローバルBCPプロジェクト

株式会社日比谷花壇様

お客さまの声
多様化する事業リスクに備え、グローバルビジネスの継続性を確保
日本ータイ間の国際ネットワークを利用したグローバルレプリケーション※1でBCP対策を実現


三井石油開発株式会社(MOECO)様は、東南アジアから世界に事業展開する石油開発会社。写真は、約40年にわたり、タイにエネルギーを供給してきたプラットフォーム。

石油・天然ガスの探鉱・開発など、エネルギービジネスを世界規模で展開する三井石油開発株式会社様。グローバルビジネスの成長に伴い、ますます多様化する事業リスクに対応するため、日立システムズをグローバルITソリューションのパートナーに選びました。

日本東京本社のサーバー、タイ事務所のサーバーを、各国の日立システムズデータセンターにハウジングすると同時に、日本-タイ間で国際ネットワークを利用したグローバルレプリケーションを行うことで、グローバルビジネスの事業継続性を確保しています。

日立システムズは、海外拠点やグループ会社、現地パートナーとの連携強化により、お客さまのグローバルビジネスをワンストップで支援する、さまざまなソリューションを提供します。

三井石油開発様 グローバルBCPプロジェクトの効果

情報を日本・タイで相互保存
グローバルBCP対策を実現


日本とタイを結ぶ国際ネットワークを通じて、業務データの相互バックアップを行っている。

三井石油開発様は、さまざまな事業リスクに備え、日本・タイ間で業務データを相互保存するグローバルBCP対策を実施しています。グローバルレプリケーションには高いネットワーク構築力が必要とされますが、日立システムズの高い技術力がそれを実現しています。

高信頼のタイのデータセンター
日本基準の運用レベルを実現


日立システムズは、国内外のデータセンターを活用した多様なサービスを提供している。

三井石油開発様の日本東京本社およびタイ事務所は、日立システムズの管理・運営する各国のデータセンターに情報基盤を構築しています。高い品質基準をクリアしたデータセンターにて、日本人技術者が構築作業を行うことで、高信頼のITインフラ構築を実現しました。

高スキルなブリッジSE※2が多国間コミュニケーションの問題を解決


経験豊富なブリッジSEがグローバルITプロジェクトのスムーズな進行を支援。

グローバルITプロジェクトでは、ブリッジSEの力量がプロジェクトの成否を左右します。今回のプロジェクトでは、タイ国籍を持つ日立システムズのシステムエンジニアが、トリリンガルによるコミュニケーションを行うことで、異文化間のギャップを解消し、プロジェクトを成功に導きました。

徹底した標準化・文書化により効率的なBCP運用体制を確立

三井石油開発様の日本東京本社のデータセンター移設作業では、グローバルBCP対策を見据えた新しい運用プロセスが定められ、詳細なドキュメントが作成されました。三井石油開発様はこれを新たな運用マニュアルとして活用することで、オペレーションの標準化を実現しています。

グループ会社との連携で海外拠点のIT基盤をスムーズに構築

日立システムズは、グローバルプロジェクトをスムーズに進行させるため、各国に拠点およびグループ会社を配置しています。今回のプロジェクトでは、タイのグループ会社と連携することで、タイ拠点のIT基盤構築をスムーズに行うことができました。

クラウドリソースの活用により経営環境変化への対応力を強化

日立システムズは、データセンターのITリソースを必要な時に必要な量だけ提供するクラウドサービスを提供しています。グローバルビジネスの環境変化にあわせた柔軟な対応が取れるよう、今後もさまざまなITリソースのオプションを三井石油開発様に提供していきます。

三井石油開発様向け グローバルBCPプロジェクト 全体像

Point グローバルレプリケーション※1とは

レプリケーションとは、データベースの内容を別のデータベースに自動複製し、同期する技術のことです。ある拠点の複製データを、遠隔地の別拠点にバックアップすることで、災害に対して有効な備えを行うことができます。広いデータ帯域を必要とするため、レプリケーションは同一国内拠点間で行われることが一般的ですが、三井石油開発様は日本-タイ間でグローバルレプリケーションを行うことにより、グローバルBCP対策を実施しています。

三井石油開発様 インタビュー

「こちらが望む以上に、グローバル化するビジネス環境への備えを用意してくれました。
日立システムズは、詳細な未来図を一緒に描いていけるビジネスパートナーです」


三井石油開発株式会社
業務部
情報システムユニット
シニアコーディネーター
青栁大樹氏

─グローバルBCP対策に取り組むきっかけを教えてください。

当社は1969年以来、石油・天然ガスの開発事業に取り組んでいますが、生産量は年々増加し、グローバル拠点も東南アジアを中心に関連会社を含め8か所に拡大するなど、順調な成長を遂げてきました。しかし、グローバル化が進展すると、ある拠点で発生した自然災害や人的災害が、ほかの拠点にも影響を与え、全体の事業を停止させるといったことも起こりえます。そこで事業の成長に伴い多様化するリスクに対応するため、グローバルBCPの策定を本格的に検討することになりました。
これまで各拠点のサーバーは自前で管理していましたが、不意の停電や、震災などの災害対策に不安があり、データセンターへの移設を初めに検討しました。また、各拠点の業務データは磁気テープでバックアップが取られ、日本のデータはタイに、タイのデータは日本に空輸し相互保管していましたが、オペレーションの負担が極めて大きいため、BCP運用体制の見直しも検討課題の一つとなっていました。

─日立システムズをグローバルBCP対策のパートナーに選定された理由を教えてください。

プロジェクトは、日本東京本社に設置されていたサーバーの移設を行うパートナーの選定から開始したのですが、この時もっとも優れた提案をしてくれたのが日立システムズでした。提案依頼範囲は本社サーバーの移設作業だけでしたが、東南アジア拠点のBCP対策、さらには懸案だった磁気テープバックアップにかわるレプリケーションという方法まで、最初からグローバルBCP対策を見据えた提案をしてくれました。また、将来に向けたデーターセンターでのクラウド提供、仮想デスクトップなどの提案があり、詳細な未来図を一緒に描いていけるベンダーだと感じました。さらに、タイをはじめ、東南アジアに進出しており、グローバルビジネスの方向性が当社と合致していたことも選定の決め手となりました。

─プロジェクトはどのように進められましたか。

作業は本社サーバーのデータセンター移設からスタートしました。この時の作業品質は実に素晴らしいもので、既存運用のヒアリング、新運用体制の提案、実際の移設作業など、どれをとってもレベルが高いものでした。特に、まだ明確な課題とはいえない段階の悩み事まで汲み取っていただき、将来の発展を考慮した運用に落とし込んでいただけたのは非常に心強かったです。
こうした作業のクオリティを高く評価し、続くタイでのデータセンター移設作業も、引き続き日立システムズにご支援いただくことになりました。
本プロジェクトでは、ブリッジSEのシリマースさんには特にお世話になりました。彼女の技術力の高さに加えて、日本語・英語・タイ語をトリリンガルにこなすスキルのおかげで、言語の問題はもちろん、日本とタイのビジネス価値観の違いも相当に埋められたのではないかと思います。
また、国際IP-VPN回線を利用したレプリケーションの構築では、当初原因不明の障害が多数発生し苦労しましたが、プロジェクトマネージャー、 SEの方々、サポートベンダーとの緻密な連携による原因追求と仮説検証から、障害の真因にたどり着くことができました。日立システムズのタイの現地グループ会社もうまくコントロールしながら、大きなトラブルもなく運用開始に漕ぎつけたられたことに大変感謝しています。

─最後に、プロジェクトを総括いただけますでしょうか。

プロジェクトを通じて、みなさんの仕事ぶりに感心させられる機会が非常に多かったのが印象深いです。プロジェクトメンバーだけでなく、ナレッジを持つ社内スタッフや、協力ベンダーも巻き込みながら、妥協のない仕事をめざすのが日立システムズに根付いている姿勢なのだと感じます。
今後もグローバルビジネスの良きパートナーとして、私たちを強力に支援していただきたいと思います。

日立システムズのグローバルソリューションの強み

20か所を超える豊富な海外拠点

東南アジアを中心に、海外のグループ会社やパートナー企業、世界各地の日立グループと連携し、お客さまのグローバルビジネスを支援します。

ITを中核に、あらゆる海外進出ニーズに対応します

豊富な海外拠点と充実したサービスインフラを組み合わせ、グローバルビジネスのさまざまなITニーズに応えます。

日立システムズの総合力を生かし、IT関連分野以外の海外進出ニーズにもお応えします。

お客さまの概要

三井石油開発株式会社ロゴ

三井石油開発株式会社

設立
1969年7月19日
資本金
331億3,340万円
従業員数
157名 (2015年3月31日現在)
代表者
代表取締役社長 日高 光雄
事業内容
石油、天然ガスその他のエネルギー資源の探鉱、開発、生産、販売ならびに投資
URL
http://www.moeco.com/

担当より一言

プロジェクト担当 ブリッジSE※2

タイのデータセンターに導入する新規仮想基盤の設計、構築を担当しました。日本とタイにまたがるグローバルシステムのため、言語や時差がシステムに与える影響を考慮して設計を行いました。
タイのグループ会社とも協力して作業を行いましたが、彼らは納期や品質に対する価値観が日本人と異なることがあります。そのため、スムーズに作業を進められるようにスケジュールや手順を詳しく明文化し、こまめに連絡するなどコミュニケーションを密に行うことを心がけました。海外プロジェクト経験が豊富なお客さまの知見とご協力もあり、無事プロジェクトを完了することができました。

※2 ブリッジSEとは:海外拠点側と日本側との橋渡し役を務める現地人のシステムエンジニア

VMwareやHyper-Vの仮想化技術を用いた、システム基盤の設計・構築・運用を担当

所属:日立システムズ
産業・流通インフラサービス事業部 第一インフラサービス本部
第三システム部 第一グループ
タイ出身 システムエンジニア
スマナーパン シリマース

プロジェクト担当SE、営業担当者

グローバルビジネスの拡大に向け、今後も二人三脚体制で支援させていただきます。

三井石油開発様のグローバルBCPプロジェクトでは、国際プロジェクトならではの問題、課題が多々ありました。
日本とタイの時差、言語の違い、現地パートナーの納期や品質に対する価値観の違いなど、このあたりのギャップをふまえながら作業をスムーズに進行させることに、プロジェクトメンバー一同細心の注意を払いました。お客さまとの二人三脚の作業の甲斐もあって、無事に稼働を迎えられたことを嬉しく思います。今回の提案では、三井石油開発様のビジネスの成長にも対応できるよう、柔軟にスケールできる設計を随所に組み込んでいます。グローバルビジネス拡大のパートナーとして引き続きご指名いただけるよう、今後も精一杯努力して参りたいと思います。

産業・流通インフラサービス事業部
第一インフラサービス本部
第三システム部 第一グループ
主任技師 大原秀雄

産業・流通インフラサービス事業部
第一インフラサービス本部
第三システム部 第一グループ
技師 内田友視

産業・流通営業統括本部
第一営業本部 第二営業部
第二グループ
吉田慶太郎

今回の取材にご協力いただいたお客さま

三井石油開発株式会社
業務部 情報システムユニット シニアコーディネーター 青栁大樹氏

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2016年4月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。