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Hitachi

株式会社 日立システムズ

株式会社大西様

定型業務自動化支援サービス

株式会社大西様集合写真

“非システム部門”が実現するRPA革命
プログラミング経験のない業務担当者がRPA導入を主導し、6カ月で24業務の自動化に成功

アパレル系流通企業4社を傘下に持つホールディングスカンパニー・株式会社大西様は、AI時代の到来を見据えて、いち早くRPA※導入による業務改革を推進しています。プログラミング経験のない非システム部門の担当者が中心となり、利用者視点に立ったロボットプログラムを作成することで、RPAの本格導入からわずか6カ月で24業務の自動化に成功しています。
株式会社大西様は、日立システムズをRPA導入のパートナーとすることで、次世代に向けた新しい労働環境の構築に、全社一丸となって積極的に取り組んでいます。

※RPA=Robotic Process Automation

株式会社大西様 RPA導入・展開スケジュール

2016年12月

RPA導入検討開始

  • 日立システムズ「定型業務自動化支援サービス」のトライアル利用を開始
  • マネジメント層へのRPAプレゼンテーションにおいて、高い評価を得る
2017年1月

新組織 「RPAソフト開発室」を設立

  • RPAの利用を検討する新組織を立ち上げ
  • システム部部長1名と、人事・財務部門から選抜された担当者2名の計3名で構成される
2017年1月~2月

ロボットプログラム開発に向けた教育を実施

  • 担当者2名にRPA基礎教育を実施
  • 教育終了後、ロボットプログラムの開発をスタート
2017年3月

初のロボットプログラムが完成

  • 完成したロボットプログラムを人事・財務部門向けにプレゼンテーション、高い評価を得る
  • 人事・財務部門向けアンケートの結果、RPAで自動化したい業務の候補が100件近く集まる
2017年4月

「定型業務自動化支援サービス」の正式導入が決定
RPA導入による業務改革がスタート(人事部門・財務部門)

2017年10月

グループ傘下の事業会社への展開を検討

  • 事業会社のひとつから100を超えるロボット開発要望あり
  • ヒアリングを行い開発内容の整理、優先順位付けをしていく予定

株式会社大西様 人事部門・財務部門におけるRPA導入の成果

株式会社大西様は、RPA導入から6カ月で、人事・財務部門における自動化可能な業務のうち、10%の自動化を達成しました。今後、人事・財務部門における適用率を上げていくとともに、対象業務部門を全社に広げ、さらには大西グループ企業4社にも拡大することで、RPAの活用によるグループ全体の高効率化を実現していく予定です。

RPAの導入担当者に聞く<1問1答>

ロボットプログラムの開発に携わる担当者さまにRPAの導入に関する質問にお答えいただきました
取材協力: RPAソフト開発室 松尾 一孝 様 中島 知子 様  川澄 直子 様  有本 崇子 様 

ロボットプログラムの開発は難しくないですか?

システム開発についてはまったくの素人だったので、「フローチャートの書き方」など、コンピューターの基礎を学ぶことからスタートしました。その後は日立システムズさんのサポートをいただきながら、プログラム開発を通して実地でRPAを学んでいきました。
最初は何から手を付けていいのか、ほとんど手探り状態でしたが、試行錯誤を重ねるうちに2カ月ほどで基礎的なプログラムは1人で開発できるようになりました。RPAについては「習うよりも慣れる」ことが大事だと思います。
1度マスターしてしまえば、あれもこれもと、いろんな業務を自動化したい欲が出てくると思います。

RPAに関する不明点はどのように解決していますか?

わからないことはシステムに詳しい上司に質問して、それでも解決しない場合は日立システムズの担当SEの方に問い合わせるようにしています。
質問は基本メールですが、電話で尋ねることもあります。画面キャプチャを送ったり、詳細な状況をお伝えして、それに対して回答をいただく形です。このサポート体制でほとんどの不明点は解決できています。
開発したロボットプログラムは1回でうまく動くこともあれば、何回もやり直すこともあります。プログラムを利用するユーザーに迷惑が掛からないように、1カ月ぐらいテストを繰り返してから正式にリリースすることもあります。

社内のみなさんの反応や評価はいかがですか?

最初に完成したロボットプログラムを人事・財務部門の社員向けに自動化の内容について説明したところ、RPAを活用して自動化したい業務の候補が100件近く集まりました。グループ会社の1社からも同様に150件近くの要望が来ていますので、社内の関心は非常に高いと感じています。
現在稼働しているECサイトの商品画像チェックプログラムは、7万点のアイテムを30分でチェックするもので、担当の方には「単純作業から開放された」と喜ばれています。
「ロボット=人の仕事がなくなる」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、RPAはよりクリエイティブな仕事に取り組む機会を与えてくれる便利なツールだと思います。

お客さまインタビュー

業務自動化の取り組みはまだ始まったばかり。RPAの適用範囲が広がり、それがグループ企業にも拡大すれば、その効果は計り知れないものになると思います

株式会社大西様がRPAを導入されたきっかけを教えてください。

大西グループは「日に月に新たなり」の精神に基づき、企業グループとして常に進化向上することをめざしています。フリーアドレスの導入やワーク・ライフ・バランスの推進など、業務環境の改善にも力を入れており、近年ではAI導入による業務改革を検討していました。しかし、AI導入を行うには前提として業務がデジタル化されている必要があります。社内に多くのアナログ作業が存在する状態から、一足飛びにAI導入を行うことは現実的ではないと考え、まずは業務のデジタル化、標準化を進めることにしました。
このような課題意識を持つ中で知ったのがRPAでした。RPAならば、現状業務の効率化と同時に、AI導入に向けた社内整備を同時に進めることができます。最終目標はあくまでAI導入にありますが、それに向けたファーストステップとしてRPAの導入を決めました。

RPA導入のパートナーに日立システムズを選定した理由を教えてください。

RPAの調査を始めた時、多くのベンダーが「サービス準備中」という状況の中、日立システムズは他社に先駆けていち早くRPA事業を開始していました。自社業務への導入はもちろん、他社への導入実績もあり、先行企業が持つノウハウに期待して日立システムズをベンダーに選定しました。また、営業のフットワークが軽く、RPA専任のシステムエンジニアの対応が良かったため、手厚いサポートを期待できることが選定のポイントでした。

RPA導入の効果を教えてください。

ホールディングスカンパニーの人事・財務部門から導入を始め、6カ月で24件の業務を自動化し、概算で月90時間の作業工数を削減できました。しかし、これらは人事・財務部門において自動化できる業務のうちの、わずか10%程度に過ぎません。
今のところ、自動化のしやすい業務、高い効果の見込める業務から少しずつ自動化に取り組んでいますが、今後、RPAの適用業務や適用部門を拡大し、それがホールディングス傘下の4社にまで範囲が広がれば、RPAの導入効果は計り知れないものになると考えています。

株式会社大西様のRPA導入が成功した理由を教えてください。

成功の要因は2つあると思います。
1つは、RPAの可能性や費用対効果の検証に時間を掛けるのではなく、いち早くRPAの専門部署を立ち上げ、本格的なトライを開始できたことです。
AI導入に向けて業務改革を本気で進めるという姿勢を、トップダウンの形で社内に明確に打ち出せたことが成功に結びついたのだと思います。
もう1つは、ユーザー部門出身の担当者にRPAの導入を任せたことです。
RPAの導入はシステム部門が主導するより、業務をよく知るユーザーが、自分たちの切実なニーズに基づいて、自発的にプログラム開発する方が絶対にうまくいくと考えていました。担当者はコンピューターの基礎から勉強する必要があり、とても苦労したと思いますが、ユーザーならではの視点、問題意識を生かし、社内をうまく巻き込みながらRPAの導入を成功に導いてくれたと思います。RPAを現場に根付かせるために必要なのは、やはり現場の主体性と、創意工夫なのではないかと思います。

お客さまプロフィール

株式会社大西ロゴ

株式会社大西

設立
1944年
職員数
単体 143人 / グループ連結 1,165人(2017年3月時点)
代表者
代表取締役社長 大西 寛
事 業 内 容
持株会社としてのグループ経営戦略の策定・推進、グループ経営の監査、そのほかグループ経営管理および支援業務
URL
http://www.onisi.jp/

今回の取材にご協力いただいたお客さま

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2018年1月時点の情報です。

本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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