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専門家コラム:ソーシャルメディアから読む消費者動向

【第3回】ブログからみた「バーベキュー」シーズンの戦略

今年の夏、みなさんはアウトドアのイベントを楽しみましたか?
アウトドアで子供から大人まで楽しめるイベントといえばバーベキュー。
これから予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?私も毎年、楽しんでいます。
私の場合、基本的には肉を焼くことがメインになっているのですが皆さんはどのような楽しみ方をされていますか?
今回はソーシャルデータをとおしてバーベキューについて調べてみます。

「バーベキュー」に関するブログの内容について

上記は「バーベキュー」のブログ上における投稿数推移です。

全体的に見ると、「バーベキュー」は暖かくなる時期、そして連休が絡む時期(5月、8月)に上昇するワードであると読み取れます。逆に気温が低下する11月からは顕著に減少します。

それでは、具体的に「バーベキュー」についてどんなことがソーシャル上でつぶやかれているのか「バーベキュー」と一緒に投稿されていたキーワードから分析してみましょう。

ブログで「バーベキュー」と一緒に投稿されているキーワード

ブログ内容を見てみると、上位3つは「楽しい」「お肉」「美味しい」、そのほかのキーワードも「食べ物」に関するワードが主にでていることが分かります。また、ブログを見るとキーワードと関連して調理方法について書かれていることが多いことも分かりました。
今回は、食品業界での今後の戦略やこれからバーベキューを行う方の参考になるよう、「食べ物」に関する話題について、さらにフォーカスを当ててみましょう。

まずは、「食」に関する話題を項目に分けて分類します。

肉、魚が約半数を占める結果となりましたが、意外にもデザートの数値が20%となっていることに注目です。今回は定番の食材である「肉・魚」や「サイドメニュー(野菜など)」とともに、どのような楽しみ方をされているのか、また、これから注目されていきそうなワードがあるかブログからポイントを探します。

今後注目したいキーワード

ブログから見えてきた、今後注目したい「バーベキュー」に関するポイントは下記の3つになります。

  • バーベキューでもデザート(甘いもの)を楽しむ
  • 調理方法で岩塩プレートを使ってみる
  • 味付けでハーブをもっと活用する

(1) バーベキューでもデザート(甘いもの)を楽しむ

円グラフのデザート部分のブログをみると「スイカ、フルーツ、ケーキ、マシュマロ、カキ氷、アイス」などのキーワードが見られました。バーベキューでデザートを楽しむために事前準備を工夫されている方もいるようです。凍らせたフルーツ(そのまま食べる、スパークリングワインに入れて楽しむ。保冷剤代わりにする)、前日にブランデーに漬け込んだドライフルーツ(当日はホットケーキの生地に混ぜて焼く)、塩バタースコッチソースを手作り(アイスや焼いたパイナップルにトッピングする)などの工夫が見られました。バーベキューの季節には意外な食材が売れているのかもしれません。

(2) 調理方法で岩塩プレートを使ってみる

ブログの集計データからバーベキューの主役でもある肉や魚の調理法を見てみると、一番多いのは、オーソドックスな塩・コショウでした。反対にダッチオーブン、タンドリーチキン、ローストビーフなど手の込んだ料理法が多数投稿されるなど、調理方法に関しては両極端な楽しみ方があるようです。
今回注目したいのは少数派意見の「岩塩プレートで焼く」というもの。「岩塩プレート」をソーシャルメディア(Twitter、ブログ)にて調べてみても「BBQ用に使ってみたい」「買ってみたけど結構よかった」「岩塩プレートで焼く肉は美味しい」などの発言があり、関心があることは確かと言えそうです。岩塩を鉄板や器の代わりとして提供するという発想は、新しいメニュー作りにつながるかもしれません。

(3) 味付けでハーブをもっと活用する

最後にサイドメニューと野菜を見てみます。ブログによるとトウモロコシ、かぼちゃ、キノコ類などの串焼き、ピクルスが王道のようでした。それ以外で興味深かったのが「ハーブ」についての調理方法でした。「トマトのホイル焼き(トマトの中にチーズとバジルをつめて焼いたもの)」「ハーブサーモン」「栽培したローズマリーと岩塩に漬け込んだ肉」など。
「ハーブ」で一手間加えて、香りや彩りを楽しんでいる人が増えるということは、これまでより、もっと個性的でもっと自分好みの味付けを探している人が増えているということです。違う目線で考えれば、自分好みに味付けやオプションを細かくカスタマイズできるようなサービスが喜ばれるのかもしれません。

以上、Twitter上のキーワード「バーベキュー」から考える戦略でしたがいかがでしたでしょうか。今回は食品業界向けに分析をしましたが、そのほかのワード(過ごし方、過ごす相手など)に着目して分析することでほかの業界でもお役に立てるかもしれません。
今後もソーシャルメディアデータ分析では消費者の嗜好や新しい商品・サービスの発掘、意外なキーワードを違ったテーマで提供します。ご期待ください。

本コラムは当社ツール「ソーシャルデータ活用・分析サービス」を活用しています。
Twitterやブログなどの大量のソーシャルデータを効率的に分析することで世の中の動向や消費者の想いなどを見てみませんか?

「ソーシャルデータ活用・分析サービス」の機能紹介

※ コラムは筆者の個人的見解であり、日立システムズの公式見解を示すものではありません。

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