世界的ピアニスト 小山実稚恵氏がゼネラルプロデューサーを務める子ども向けの体験型イベント
2017年5月17日
株式会社日立システムズ
仙台市
公益財団法人仙台市市民文化事業団
こどもの夢ひろば“ボレロ”実行委員会
株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)、仙台市、公益財団法人仙台市市民文化事業団(以下、市民文化事業団)、こどもの夢ひろば“ボレロ”実行委員会は、東北出身で世界的にも著名なピアニストである小山実稚恵氏をゼネラルプロデューサーとして、2017年7月29日、30日に日立システムズホール仙台(仙台市青葉区)において、子ども向けの体験型イベント「こどもの夢ひろば“ボレロ” ~つながる・集まる・羽ばたく~」(以下、「こどもの夢ひろば“ボレロ”」)を開催します。
本イベントは、子どもたちに夢を持ってほしい、東北に恩返しをしたいという思いを抱いていた小山氏と、文化面からの復興支援に取り組んでいる日立システムズ、さらには仙台市など、こどもの夢ひろば“ボレロ”に関わる多くの人々の思いを形にしたものとして、2015年から開催している復興支援イベントです。
昨年のイベントの様子
「こどもの夢ひろば“ボレロ”」は、子どもたち自らが、大好きな何かを見つけ、困難を乗り越え、未来を生きる力をつけるための後押しをするテーマパークのような「ひろば」です。
今年は「感じよう」をテーマに開催し、参加する子どもたちは、ピアニストの小山氏、仙台とも縁のある世界的な指揮者の広上淳一氏、宮城教育大学交響楽団と共演できる音楽会“ボレロ”大集合コンサートを中心に、おもしろサイエンスショーや、茶道ワークショップ、声優体験ワークショップ、書道パフォーマンス、日立システムズのエンジニアによるIT体験教室など、さまざまなイベントを通して、多種多様な分野で活躍している人たちの本物の技やパフォーマンスを体験することができます。こうした体験から、子どもたちが心から一生懸命に取り組める何かに出会うきっかけを得ると同時に、同じ分野に興味を持つ、他の多くの子どもたちと交流できるような「ひろば」の提供をめざします。
なお、“ボレロ大集合”コンサートでは、ステージでコンサートに参加することを希望する子どものオーディションを6月10日に開催します。
ボレロは、一つのメロディーを次から次へと別の楽器に受け継がせながら演奏される曲です。最初は一つの楽器から始まった演奏が次々と異なった楽器へ受け継がれ、最後は大編成でメロディーが奏でられます。「こどもの夢ひろば“ボレロ”」には、本物に触れることが子どもたちの想像力につながり、それが一つに集まって新たな価値が生まれ、その結果、子どもたちが自由な発想で、未来に向かって強く大きく羽ばたいていって欲しいという願いが込められています。
項目 | 内容 |
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名称 | 日立システムズ「希望の響き」シリーズ 第3回 こどもの夢ひろば“ボレロ” ~つながる・集まる・羽ばたく~ |
開催日時 | 2017年7月29日(土)~2017年7月30日(日) |
会場 | 日立システムズホール仙台 〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5 (仙台市営地下鉄南北線旭ヶ丘駅より徒歩3分) |
入場券 | 入場券販売開始:2017年5月18日(木)、入場料: 500円 |
体験型イベントの 内容(予定) |
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主催 | 株式会社日立システムズ、仙台市、公益財団法人仙台市市民文化事業団、こどもの夢ひろば“ボレロ”実行委員会、株式会社河北新報社、株式会社仙台放送、株式会社東日本放送 |
後援 | 宮城県、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、復興庁 |
小山実稚恵氏は、世界三大コンクールにおいて、日本人としてはただ一人2つのコンクールで入賞した実績を持つ、世界的にも著名なピアニストです。震災後は「被災地にピアノの生の音を届けたい」との思いで、継続して被災地域を訪問してきました。そのような中、子どもの頃にピアノと出会って音楽のすばらしさを実感し、困難に直面してもピアノのおかげで乗り越えることができたという経験を踏まえ、多くの子どもたちに夢を持って一生懸命に取り組む“何か”に出会って欲しいと強く感じるようになりました。特に音楽家として30周年 という節目を迎えた昨年、自身が生まれ育った地域であり、震災からの復興に向けて取り組んでいる東北に恩返しがしたいと考えて、本イベントのゼネラルプロデューサーに就任しました。
東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。91~95年ノールショピング響首席指揮者、98~2000年リンブルク響首席指揮者、97~2001年 ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者、91~2000年日本フィル正指揮者を歴任。近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィル、ボルティモア響、シンシナティ響、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィル、サン・パウロ響、バルセロナ響、ニュージーランド響等へ客演。06~08年には米国コロンバス響音楽監督を務め数々の名演を残した。
国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団からも招かれ、聴衆および批評家からともに絶賛されている。
オペラ指揮でもシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、近年では日生劇場《アイナダマール》、《ドン・ジョヴァンニ》、新国立劇場《椿姫》、《アイーダ》等が記憶に新しい。
15年京都市交響楽団とともにサントリー音楽賞受賞。16年第36回有馬賞受賞。
現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、札幌交響楽団友情客演指揮者。
東京音楽大学指揮科教授。
日立システムズは、東日本大震災発生直後から、ITサービスを通じた復旧・復興支援やボランティア活動等を通じた生活・環境面での支援に取り組んでいます。2013年7月には、仙台市が東日本大震災からの復興に向けた自立的な財源確保施策の一環として実施した提案型ネーミングライツ(施設命名権)を取得し、市民文化事業団が管理・運営する「仙台市青年文化センター」の愛称を「日立システムズホール仙台」としました。これにより、仙台市の施策を通じた地域復興に貢献するとともに、日立システムズホール仙台を活用したチャリティーコンサートやチャリティーフォトコンテストなどのイベントを「希望の響き」シリーズとして展開し、文化面からの復興支援に取り組んでいます。
株式会社日立システムズは、幅広い業務システムの設計・構築サービス、強固なデータセンター基盤を活用したアウトソーシングサービス、全国約300か所のサービス拠点とコンタクトセンターによるお客さまに密着した高品質な運用・保守サービスを強みとするITサービス企業です。日本のIT黎明期から先駆的に取り組んできたITサービスの実績・ノウハウを生かし、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守まで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供しています。そして、ITの枠組みを超えてお客さまに新たな価値を創造し、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざしています。
株式会社日立システムズ CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 矢野、杉山
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com
公益財団法人仙台市市民文化事業団 事業課 庄司
〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5
TEL:022-301-7405(直通)
以上
日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。