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株式会社 日立システムズ

宮城県登米市が「TelecomMate」を採用

年間約180万円の通信コストと、月50時間の支払い業務工数の削減に貢献

このニュースリリースに記載されている情報(価格、仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表時点のものです。最新の情報につきましては、こちらのお問い合わせ先にご確認ください。

2016年1月5日
株式会社日立システムズ

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、宮城県の登米市(とめし)が、電話料金の支払い業務を一元化して回線費用および運用コストを低減する通信回線統合管理サービス「TelecomMate(テレコムメイト)」を採用し、2015年10月から稼働したことをお知らせします。
登米市では、本サービスの導入により、年間約180万円の通信コストの削減と、月50時間の支払い業務工数の削減を見込んでいます。

登米市では、2014年度から業務の効率化ならびにコストの削減を課題として取り組みを強化しています。登米市は各庁舎や学校などを含め、80以上の部門で合計約850の電話回線等(固定電話、携帯電話、データ回線)を利用しており、利用部署それぞれが各通信会社からの納付書に対する支払い業務を行っていました。そのため、会計部門では、各利用部署から提出される年間数千枚以上の納付書と支払い依頼書の突き合わせ、ならびに銀行への支払い事務が発生しており、職員の大きな負担となっていました。
こうした背景を踏まえ、登米市は、日立システムズの通信回線統合管理サービス「TelecomMate」を採用しました。「TelecomMate」は、固定電話、携帯電話、データ回線など、複数の通信会社の請求を日立システムズが取りまとめて支払いを代行し、お客さまには毎月1回通信料の総額を請求するとともに、利用部門単位・回線単位の料金明細をWeb上で提供するサービスです。日立システムズが請求業務を取りまとめることで通話料(固定電話)に大口割引を適用可能となり、回線コストの低減が可能です。また、利用状況に基づいて、割安な料金プランの提案なども行います。

登米市では、「TelecomMate」の導入により、各部門で行われていた支払い業務が一元化され、これまで毎日のように対応していた会計部門での突き合わせ作業が、月に1回Web上で確認するだけでよくなり、作業工数を大幅に削減することができました。さらに、事前に実施した電話回線の大口割引の活用に伴うシミュレーションで試算した結果、日立システムズに支払うサービス利用料を加味しても年間約180万円のコストの削減効果があることを確認しています。また、登米市ではこれまで、株式会社NTTデータビリングサービス(代表取締役社長:新村 哲也、本社:東京都中央区)の開発した「公振くん」を用いて公共料金等の引き落とし情報の会計システムへの自動連携を実現していましたが、今回「TelecomMate」の導入にあたって「公振くん」との連携も行い、電話料金の支払い業務の一元化から会計処理(仕訳データの登録)までの自動化を実現しています。

今回の採用は、請求処理の一元化とWeb上で部門別・回線別の料金明細を見られる機能に加え、日立システムズが回線の利用状況を分析して、通信会社や料金プランの変更などを提案できる点、「TelecomMate」の利用方法に関する問い合わせには、日立システムズが対応するため、会計部門に負担がかからない点などが、総合的に評価されたものです。

今後も日立システムズは、日立 自治体ソリューション「ADWORLD(アドワールド)」をはじめとする自治体向けソリューションの提案を通じて課題解決や住民サービスの向上などに貢献して参ります。また、本事例を生かして他の自治体に「TelecomMate」を積極的に提案し、2018年度末までに累計200団体への導入をめざします。

登米市について

登米市は、東北の中心地宮城県の北部に位置し、仙台市から北へ約70㎞の場所にあります。市のほぼ中央を迫川、東側を雄大な北上川が貫流し、ラムサール条約指定登録湿地の伊豆沼・内沼・蕪栗沼をはじめとして、長沼、平筒沼、機織沼など多数の湖沼が点在する「水の里」です。
この豊かな水源は、市の中央部に広がる肥沃な大地を潤し、全国有数の米どころとして私たちの暮らしを育んできました。また、東部に広がる森林は、津山杉、しいたけや山菜など多くの山の幸、国の天然記念物であるイヌワシなど野生生物の宝庫となっています。
今後も未来の子どもたちにこの豊かな環境を引き継ぐため、自然との共存を意識した「環境保全型農業」を発展的に推進していきます。農業だけではなく、林業、商工業や観光など各種産業を振興し、大地の恵みと人の技を生かした活力あるまちをめざしていきます。

登米市様TelecomMateご利用イメージ

登米市様TelecomMateご利用イメージ図

通信回線統合管理サービス「TelecomMate」について

請求業務を取りまとめることで通話料(固定電話)に大口割引を適用し、通信コストを削減します。また、複数通信会社から届く請求書を一元化することにより、管理者の負担を軽減します。さらに、請求書などの印刷物を削減することができ、環境配慮にもつながります。電話料金のコスト削減については、シミュレーションが可能です。これまでに約660社(310,000回線)のお客さまにご利用いただいております。(2015年12月時点)
詳細は、https://www.hitachi-systems.com/solution/s003/telecommate/をご覧ください。

「公振くん」について

都市銀行、地方銀行が、自治体や企業に提供するサービスです。公共料金等の支払いを、口座引落にすることで、引落日の事前に、電子データにて受け取ることが可能です。
株式会社NTTデータビリングサービスは、開発、運用サポートを行っています。

登米市の通信回線統合管理サービス「TelecomMate」導入事例について

詳細は、https://www.hitachi-systems.com/case/government/1512/をご覧ください。

お客さまからのお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
商品お問い合わせ窓口
TEL:0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)

報道機関のお問い合わせ先

株式会社日立システムズ
CSR本部 コーポレート・コミュニケーション部 杉山、住川
〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
TEL:03-5435-5002(直通)
E-mail:press.we@ml.hitachi-systems.com

以上

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