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株式会社日立システムズ

Hitachi

ITの災害復旧に関する経験とノウハウでワンストップの支援を「タイ水害対応緊急プロジェクト」の取り組み

日立システムズでは、2011年10月にタイで発生した洪水により被災した企業のIT復旧のため、「タイ水害対応緊急プロジェクト」を発足しました。本プロジェクトの取り組みについて、取締役 専務執行役員の森田が紹介します。

東日本大震災の復興支援の経験とノウハウを活かした支援


「タイ水害対応緊急プロジェクト」を統括する
森田 隆士
取締役 専務執行役員

日立システムズは、ASEAN地域でのグローバルビジネス強化の一環として、日本企業の海外進出や海外事業拡大に伴う経営課題をワンストップで支援するグローバルITサービス「GNEXT」を展開しています。また、タイでは現地のパートナー企業と連携し、タイのデータセンターを活用したクラウドサービスを提供しています。

今回のタイで発生した洪水に対して、当社ではタイの被災されたお客さまへの復興支援を決定し、第一弾として、国際電話会議サービスとTV会議ソフトの期間限定での無償提供を10月21日に開始しました。これは、東日本大震災でITサービスによる復興支援を行った経験から、日本の本社と現地拠点との通信環境がまず必要になると判断したものです。これにより被災地とのコミュニケーションが可能になり、日本国内でも被害状況の詳細が把握できるようになりました。

そして11月8日には「タイ水害対応緊急プロジェクト」を発足。さらにプロジェクトのためのファンドを準備し、無償サービス提供のための即断即決を可能にしました。

被害状況によりケースバイケースの対応を提案

被災地のニーズは復旧状況により変化しますので、それに応じた支援活動が求められます。通信手段の次にあらわれるのがデータの保管・復旧です。当社が10月に実施したタイの洪水で被災されたお客さまへのヒアリングでも、通信環境設備とデータ保管・復旧への要求が多く出されました。タイの洪水は東日本大震災と違って避難する余裕があったことから、災害後の早い段階からデータ保管・復旧の要望があらわれたようです。そこで、洪水被害を受けなかったタイのデータセンターを活用したデータ保管・復旧の支援サービスを11月21日から開始しました。

サービスの内容は、お客さまのサーバーが動いていれば通信回線を通じてデータを預かり、サーバーは動くがシステムとして使えない場合は、ディスクを直接データセンターで保管するもの。サーバー自体が水没した場合でも、データが残っていればドキュメントを読み取り、PDFデータとして保管可能です。このように、お客さまの被害状況によりケースバイケースの対策が必要になるため、適切なサービスを提案しながら支援を行っています。

豊富なラインアップでワンストップの支援活動を展開

被災されたお客さまが現地で操業を開始する際には、現地のIT機器が使用できるか検査し、必要に応じて代替機器を用意しなければなりません。そうなると物資および輸送手段の確保、また、人員も必要になると予想されます。

当社では今後、タイの在住員を増員するとともに、合併のシナジー効果を発揮して、豊富なラインナップを組み合わせたワンストップの支援活動を実施します。そして、日立製作所や日立アジア社(タイ)および日立グループ各社とも連携し、タイのお客さまが一日も早く操業を再開できるよう、長期にわたり被災地を支援していく所存です。

(2011年11月16日)

タイ洪水被害支援無償提供サービス

サービス名称 サービス概要 提供期間
国際電話会議サービス 24時間365日、いつでも電話会議ができるサービスです。タイ、日本はトールフリーダイヤルを準備しており、無償で利用可能です。復旧に関するタイ~日本間での打ち合わせに利用できます。(提供社数:30社限定) 4週間
TV会議ソフト PCにインストールしてすぐに高画質なテレビ会議ができるソフトウェアです。タイ・日本で利用するアカウントと、タイで利用するためのWebカメラを無償で提供します。復旧に関するタイ~日本間での打ち合わせに利用できます。(提供社数:30社限定)
IT資産保管サービス タイの堅牢なデータセンターに確保したサーバー保管スペースで、 一時的に避難されたお客さまのIT資産を、業務再開までの間お預かりするサービスです。 2012年
3月末日まで
簡易ウェブメール
サービス
インターネットに接続できるPCを用意いただければ、自宅やホテル、仮オフィスなどからでもWebブラウザを介して、メールなどのグループウェア機能を利用できるサービスです。 2012年
3月末日まで
簡易ファイルサーバー
サービス
インターネットに接続されたPCを用意いただければ、自宅やホテル、仮オフィスなどからでもWebブラウザを介してファイルサーバー機能を利用できるサービスです。 2012年
3月末日まで
設備(電源・通信配線)
復旧支援サービス ※
IT機器の電源設備、通信配線に関し、復旧に必要な機材や部材の算出と、復旧計画の策定を支援するサービスです。 2012年
3月末日まで
ファイル伝送ソフトウェア
「HULFT」
サーバーの移設作業におけるデータ移行を物理媒体で行うことなく、ネットワークを利用してデータを送受信できるソフトウェアです。 2012年
3月末日まで
タイ洪水災害
復旧支援センタ ※
今回のタイ洪水で被災された企業さまのお役に立てるよう、無償提供サービスをはじめ、IT及びITインフラに関する専門相談窓口です。 2012年
3月末日まで
  • ※「設備(電源・通信配線)復旧支援サービス」及び「タイ洪水災害復旧支援センタ」は、日立システムズが日本から提供するサービスです。
 

日立システムズは、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守まで、ITライフサイクルの全領域をカバーした真のワンストップサービスを提供します。