株式会社神戸まるかん様
~高画質な国際テレビ会議映像により、中国との会議の精度が向上~
INDEX
- 導入目的
中国へ細かな情報まで正確に伝えられる会議環境を実現したい - 選定のポイント
商品の細かな要望を伝えるため、ハイビジョン映像が必要 - システム概要
国際会議の精度向上により、決断スピードの上昇に寄与 - 今後の展望
中国工場の作業映像をお客様の安心材料として使いたい
- 中国工場へ加工方法や色味などの細かな情報を、もっと正確に伝達できる環境を実現したい。
- 帯域や安定性に不安のある中国でも、安定したネットワークを構築したい。
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- 高画質HDビデオ会議システム「LifeSize」により、ハイビジョン映像で細かな要件を伝達できるようになった。
- 「NETFORWARD/GL」により、安定性の高いネットワークを安価に構築できた。
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調達・生産・配送・販売の機能を自社で持ち、業務用食品をワンストップサービスで提供しておられる、総合食品製造卸の株式会社神戸まるかん様(以下、神戸まるかん様)。同社が今回、日立情報システムズの「国際テレビ会議」を採用した経緯とその効果について、専務取締役の山田恭輔氏にお話を伺いました。
導入目的 / 中国へ細かな情報まで正確に伝えられる会議環境を実現したい
今回、「国際テレビ会議」を導入されるまでの、経緯を教えていただけますか?
株式会社神戸まるかん
専務取締役 山田恭輔氏
当社は、お客様の細かなご要望にまで応えられるよう最善の努力をしていますが、中にはそのご要望が食品の加工方法・色味など、非常に細かな部分にまで及ぶことがあります。
その場合、中国工場の社員に正確に情報を伝えなくてはならないのですが、これまでは手段として電話かメール、もしくは直接現地に行くしかなく、なかなか思ったような意思疎通をはかることができませんでした。そこで、遠くに離れていても顔と顔を合わせて話すことができる、ビデオ会議システムを検討することにしたのです。
これまでは、実際に中国に行って情報を伝えることも多かったのですか?
かねてから中国工場には、会長、社長、部門長が交代で現地に赴いて打ち合わせを行なっていました。中国には1週間ごとに出張していたため費用もかさんでしまい、また、度重なる出張により体力的にも支障が出てきていました。そのため、こうした問題の解消に向けて、日本側の多数の社員と中国工場側の多数の社員とがコミュニケーションを取れるシステムを探すことにしました。
神戸まるかん様が抱えていた課題
- 中国工場への細かな情報の伝達が、うまくいっていなかった。
- 1週間ごとに中国へ出張していたため、費用的にも体力的にも問題があった。
選定のポイント / 商品の細かな要望を伝えるため、ハイビジョン映像が必要
システムの比較検討はどのように進められたのですか?
まずインターネットで検索して、さまざまな企業に資料を請求して比較検討しました。その中でも、費用面で良さそうな製品3つに絞りました。それらはどれもインターネットを介したWeb会議でしたが、私たちは当初、そのWeb会議で良いのではないかと考えていたのです。
実際に、Web会議製品をお選びにならなかった理由は、どのようなことだったのですか?
画質の問題です。商品の色味や形について、お客様からの細かなニーズにお応えするためには、中国にも正確に映像として伝えないといけません。しかし、実際に別の企業にWeb会議の映像デモを見せていただいたときには、顔を確認するだけならともかく、商品の細かな部分まで映像で伝えられる画質ではなかったのです。加えて、実際に使用する中国のネットワーク事情を考えたとき、Web会議では力不足かなと感じました。
その中で、日立情報システムズの「国際テレビ会議」を選ばれたのは、どのようなことがポイントになったのですか?
日立情報システムズより提案された高画質HDビデオ会議システム「LifeSize」は、ハイビジョン映像だからとにかく非常に画質が良かった、ということが大きいですね。費用は若干かかりますが、やはり商品の細かな要望を伝えるためにはこのくらいの画質が必要でした。また、中国のネットワークは非常に不安定だと聞いていましたし、専用線を引けば膨大なコストがかかります。しかし、「NETFORWARD/GL」であれば安定したネットワークが構築できる上、何かあれば現地の日立グループ企業がサポートしてくれる、という安心感も選定の後押しになりました。
※Web会議:LANやインターネットなどの通信回線に接続されたPC同士が、Webブラウザを介して行う会議のこと。
「国際テレビ会議」を選択したポイント
- 「LifeSize」の高画質な映像を使って、細かな部分まで正確に情報伝達できること
- 「NETFORWARD/GL」の安定したネットワークによって、安心できたこと
システム概要 / 国際会議の精度向上により、決断スピードの上昇に寄与
今回のシステム構築期間における、日立情報システムズの印象はいかがでしたか?
まだ、導入前にはなるのですが、中国工場のある煙台市にも来ていただいて、画質やネットワークなど実際の使用感がどのくらいかレポートしていただきました。日立情報システムズには営業の方を含めて、とても熱心に取り組んでくれたという印象があります。
「国際テレビ会議」によって、どのような効果が得られていますか?
2010年の4月から稼働開始していますが、中国の品質保証室や工場責任者と毎朝3~4名ずつ参加して1日の作業確認や生産計画などの打ち合わせをしています。これを含めて1日に5~6回、合計3~4時間ほど利用していますが、映像だけではなく音声も高品質なので、お互いが日本にいるような形で打ち合わせができます。本当に毎日使っていますし、当社にとってなくてはならないシステムになっていますね。当社規模の会社が大きな会社と対等にビジネスをしていくためには、決断のスピードを速くしていかなければいけません。この「国際テレビ会議」なら、映像を見ながらリアルタイムに情報を確認・判断できますので、そうした決断スピードを速めてくれると考えています。
神戸まるかん様では、特に書画カメラを連携させて利用されていますね
書画カメラを「LifeSize」に連携させて、そこに商品を投影してお客様からの細かなご要望を反映するための打ち合わせをしたり、書類を載せて内容を双方で確認したりしています。小さな商品の細かな部分に及ぶ加工についても、このカメラを使えば詳細まで伝えることができます。また、当社の現地法人が日本の別企業から委託されて加工を請け負っていることもあるのですが、その際にも、当社が間に入らなくても映像を使って直接依頼を伝達できるので、スムーズに進むようになるでしょう。

今後の展望 / 中国工場の作業映像をお客様の安心材料として使いたい
今後の展望について教えていただけますか?
出張費削減については、これから少しずつ取り組んでいきたいと思います。
今回、中国工場の作業の様子を安定した国際回線(NETFORWARD/GL)を使い、現地にある監視カメラで工場の様子を確認できるようにしてもらいましたので、取引先のお客様が当社に来られた時などにそれをご覧いただき、安心材料にしていただきたいと思います。また、このネットワークの安定性を活かして、日本で使っている生産管理システムを中国でも使えるようにしたいと考えています。
これから日立情報システムズには、どのようなことを求めますか?
ネットワークの利用者をさらに拡大していただき、さらに回線使用料を安価にしていただけるとうれしいですね。また、日立情報システムズはシステム、ネットワーク、アウトソーシング、技術者の派遣など、さまざまな事業を取り扱っておられると聞いています。もし、その中で当社にとって良いことがあれば、ぜひご提案いただければと思います。
お客様の概要
神戸まるかん様は、旧マルカン商事株式会社と日本魯星株式会社の営業部門と生産部門が2008年4月に統合して製販一体化を実現しました。「おいしい、えがお、けんこう」を目指した食材供給を基本に、新しい分野としての、「神戸」ブランドを提供しています。
中国の工場へ書画カメラの映像を配信している様子。商品の細かな質感や色味まで確認できます。
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神戸市東灘区にある本社新社屋。内部に加工場ができ、調達から販売まで一貫した作業が可能になりました。
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新鮮なフルーツを使ったスイーツブランド「moccina(モッチーナ)」の販売店舗。百貨店の催事場でも販売しています。
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中国煙台市にある加工場の作業風景。日本と密接にコミュニケーションしながら、おいしくて安全な食品を作っています。
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株式会社日立情報システムズ
松野公平

引き続き安定したサービスとご提案を行なっていきます。
「NETFORWARD/GLを選んで良かった。」
国際回線構築の際に、比較としてインターネット回線とNETFORWARD/GL回線でのビデオ会議システムの見栄えを社長様に確認いただいた際の一言です。その言葉を聞いて、本当にうれしく思いました。
構築後も、毎日必ずご利用されているとお聞きし、導入いただいて本当に良かったと思っております。
お客様のご決断に応えるためにも、引き続き安定したサービスのご提供と安定したご提案を行なっていきます。
株式会社日立情報システムズ
門野泰臣
今後もより良いソリューションを紹介させていただきます。
今回、商品の質感をも伝えることができる高画質テレビ会議システムと、それを支える安定した国際ネットワークを導入させていただきました。
神戸まるかん様のビジネス拡大のためのツールとしてお役に立てることを大変うれしく思います。
今後も良きパートナーとして、より良いソリューションを紹介させていただきます。
今回の取材にご協力いただいたお客様
株式会社神戸まるかん
専務取締役 山田恭輔氏
ご協力ありがとうございました。
2010年10月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。