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株式会社日立システムズ

株式会社ニイミ様

中小企業向け統合業務パッケージ「SAP Business One」

事業開始に合わせて2カ月でスピード導入

写真:株式会社ニイミ様

お客さまの声

仕入れ、販売、財務管理などが連動する基幹業務システムの導入により、インボイスの発行など受発注の管理に関わる業務の効率化を実現でき、営業活動のスピードを飛躍的に上げることができました。

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導入前の課題
導入後の効果
海外拠点の新設に伴い、事業の根幹を支える基幹業務システムの導入が急務だった。
システムの標準機能で導入を行うとともに、シンガポールの日立アジア社と、日本の日立システムズの連携により、約2カ月でのスピード導入を実現できた。
適切な経営判断をするために、シンガポール拠点の受発注・会計管理の現状について、凝縮された財務情報ではなく、ありのままの情報を日本の本社から確認したい。
低コストかつセキュアな方法で、日本からシンガポール拠点の情報にアクセスでき、スムーズな経営判断につなげることができるようになった。

50年以上にわたり日本で水処理機器調達の専門商社として、上下水道、産業用水、産業排水などの社会インフラを支えている株式会社ニイミ様(以下、ニイミ様)。同社は、2013年4月のシンガポール拠点開設に伴い、インボイスの発行など受発注の管理に関わる業務の効率化を図り、スピーディーな事業活動を行うため、日立アジア社と日立システムズが提案した中小企業向け基幹業務パッケージ「SAP Business One」を採用されました。今回はその経緯と効果について、システムの選定・導入に携わられた同社の専務取締役 新実葉耶氏、Niimi Singapore Pte. Ltd.の統括社長 前中義久氏にそれぞれお話を伺いました。

導入の目的

スピーディーな事業活動を支える基幹業務システムの導入が不可欠だった

ニイミ様が抱えていた課題

  • シンガポール拠点の事業開始にあたり、基幹業務システムの導入が不可欠だった
  • 経営管理の観点から、シンガポール拠点の経営状況を日本から把握したい

「SAP Business One」を導入された経緯を教えていただけますか?

当社は50年以上にわたり水処理機器調達の専門商社として活動しております。1980~90年代は右肩上がりで推移していた国内市場も、2000年代後半にかけて縮小傾向にありました。そんな中で、インフラ需要は海外にあるのではないかと考え、3年間のフィージビリティスタディ(事業化調査)を踏まえ、東南アジアに進出することを決めました。その東南アジアの中でも、国際都市であり、国を挙げて水政策を掲げているシンガポールに当社の東南アジア事業を統括する拠点を2013年4月に設立しました。そのため、東南アジアのスピードに対応し、事業活動を支える基幹業務システムの導入が不可欠になりました。また、あわせて、経営管理の観点から、シンガポール拠点のリアルな経営情報を日本からも確認できるようにしたいと考えていました。(新実氏)

システムを個別開発するのではなく、ERPパッケージを探されていたのですか?

はい。私たちは、少しでも早く営業活動をスタートさせたいという思いがありました。そのため、良いものを時間をかけて付け足しながら作り上げるというよりも、必要最低限の機能が揃ったシステムを早く使いたかったのです。ただし、必要最低限とはいっても、事業の根幹をなすため、適切な情報蓄積とコントロールができる安全なものを選ぶ必要がありました。そうしたことを考慮すると、経営管理、会計管理、受発注管理を適切にできるのは、ERPパッケージであろうとの結論に至りました。(新実氏)


株式会社ニイミ
専務取締役
新実葉耶氏

選定のポイント

短期間・低コストで、営業・経営管理のベースを作れることが魅力的だった

日立アジア社と日立システムズが提案した「SAP Business One」を選択したポイント

  • 中堅・中小規模企業が必要とする機能や現地の商習慣、商社ビジネスに適した機能が備わっていたこと
  • コスト面がリーズナブルで使い勝手もよく、短期間で導入が可能であったこと
  • 日立アジア社と日立システムズの連携により、シンガポールと日本の両方でサポートが受けられること

システムの検討を始めたのはいつ頃でしたか?

3年間のフィージビリティスタディの中で、東南アジアやその周辺国に加え、ヨーロッパやアメリカも視察しました。その仕込み作業は全社員総出で行い、約40回の出張、のべ300日、1年分の作業量となりました。当初は仕入先企業の確保や潜在的なお客さまの開拓を中心に行っていました。ある程度、事業化のめどが立ち始めた頃の2013年1月頃から、システムに関しても本格的な検討を開始しました。(新実氏)

当社の提案を採用されたのは、どのようなことが決め手になったのですか?

今回ERPを導入するにあたり、いくつかの欧米系の製品やベンダーとも商談し、比較検討しました。そうした中で日立アジア社と日立システムズが提案した「SAP Business One」を採用したのは、中堅・中小規模企業である当社が求める機能や、現地の商習慣、商社ビジネスに対応した機能が備わっていたからです。コスト面、使いやすさ、立ち上げの容易さなど、短期間で営業・経営管理のベースが作れるという点で「SAP Business One」が一番魅力的でした。(新実氏)

当初、日立グループといえば大企業なので、とっつきにくいのではないかとの懸念がありましたが、会話をするとフレンドリーかつ営業熱心で、多種多様な要望・質問事項にも的確かつフットワーク軽く対応いただきました。当社の基幹システムをお任せするにあたり、そうした対応に安心感を感じました。(前中氏)


Niimi Singapore Pte. Ltd.
統括社長
前中 義久氏

システム導入効果

販売から仕入れ、会計管理までが連携し、効率化された

導入サービスの内容と効果

  • オーダーからインボイスの発行、会計管理までが統合されたシステムであるため、効率化が図れた
  • CRM機能を活用した情報管理ができ、効果的な営業活動ができている
  • 日本の本社からも、シンガポール拠点の情報にスムーズにアクセスできる

「SAP Business One」の導入は、どのように進められたのでしょうか?

2013年4月初旬に発注し、その後、日立アジア社と日立システムズの巧みな連携のもと、合計20時間程度の打ち合わせをシンガポール・日本で実施しました。新拠点の立ち上げにあたって、私はシンガポールと日本を行き来していましたので、もしどちらか片方でしか打ち合わせができなかったとしたら、2カ月という短期間での導入は不可能であったと思います。(新実氏)

一連の導入作業を通じて、日立グループの伝統を感じました。一方で、こんなにも営業熱心でフットワークも軽く、柔軟に対応していただけるものなのか、という嬉しい驚きがありました。当社をサポートいただく企業として、今後も信頼を深めていけると感じました。(前中氏)

「SAP Business One」の導入により、どのような効果がございましたか?

仕入れから販売、請求、財務管理まですべてがシステムで連動しており、業務効率化が図れています。お客さまからオーダーを受けてからインボイスの発行までがスピーディーで、まさに中堅・中小規模企業にフィットした製品だと感じています。CRM機能の部分は導入前は正直なところ、あまり期待をしていなかったのですが、非常に良く活用できており、嬉しい誤算でした。(前中氏)

外部からのアクセスを防ぎつつ、日本の本社にある限られたPCからは、VPNを利用してシンガポールの情報にアクセスできる仕組みを提案していただきました。この「セキュア」だが「利便性が高い」という、相反する課題を両立させ、かつ費用も必要最小限に抑えたシステムを提案いただけて満足しています。(新実氏)

今後の展望

東南アジアの事業や拠点の拡大に合わせてシステムも横展開

予定している今後の方針

  • まずはシンガポール拠点の体制整備に注力したい
  • シンガポール拠点が一定の自立、収益構造を確保できたら、拠点を数か所増やしたい
  • 拠点拡大にあわせて「SAP Business One」を横展開したい

将来の展望について、教えていただけますか?

シンガポール拠点は4月から事業を開始していますが、まずはシステムの整備などにより内を固めて、その後は積極的に外に出るというイメージです。今は内が7割、外が3割というリソース配分ですが、事業の立ち上げが一段落したら、8~9割が攻めで、守りは1割に変化させ、営業に集中したいと思います。(前中氏)

3~5年ぐらいはシンガポール拠点で東南アジア全域をハンドリングするイメージです。今後、シンガポール拠点が自立して安定的な収益構造を確保できるようになり、新たなエネルギーが生まれてきたら、東南アジアにおいて、新しく拠点を2~3か所開設したいと思っています。その時は「SAP Business One」を新拠点にも導入するため、日立アジア社や日立システムズにサポートをお願いしたいと思います。(新実氏)

今後、日立アジア社や日立システムズにどんなことを期待しますか?

最初に設定した色々な取り決めは重要なので、お互いにきちんと遵守していくことをお願いしたいと思います。一方で、事業や営業実務は常に変化しますので、絶えず状態を把握・分析し、これらを踏まえてシステムをどのようにすべきか、という部分の「暗黙の相互理解」をお互いに持てるように、密なコミュニケーションをお願いしたいと思います。(新実氏)

社会イノベーション事業に注力されている日立グループとは、本業の部分でも多くの取り引きがあります。私どもも、水ビジネスを通じて社会に貢献したいと考えており、一層日立グループとのリレーションを強化したいと考えています。(前中氏)

お客さまの概要

株式会社ニイミロゴ

株式会社ニイミ

設立
1962(昭和37)年 (創業:1928年)
所在地
東京都中央区日本橋萱場町2-3-6
URL
http://www.niimi.co.jp/

株式会社ニイミ様は広範な技術や機器の情報を蓄積し、EPCコントラクター様・O&M運営企業様の事業拡充と安定化に尽力している、水処理機器調達のパッケージベンダーです。東京本店を中心に大阪、名古屋、福岡と拠点拡大、2013年4月にはシンガポールにアジアの営業拠点を開設しました。

One-stop solution300以上のメーカーやサプライヤーとパートナーシップを結び、あらゆるウォンツやニーズに応える製品を取り揃えています。お客様の望みを叶える製品を選び抜き、トータルコーディネイトを行います。

Advanced Knowledge単に商品を売るという枠に納まらず、長年にわたり蓄積された商品知識や業務知識、市場動向や法制度への深い理解から来るサービス全般のご提供はお得意様から高い評価を頂いています。

High Performance迅速・正確・親切をモットーに、情報提供や見積り、物流をご支援しています。技術革新に常に目を向け、お客様の希望を越える、コストパフォーマンスの高い機器の導入に取り組んでいます。

Customer Service ご提供した見積もり・図面等の資料は厳格な管理体制のもと、10年以上も保管されており、即座にご呈示できます。また、納品後も訪問密度を高めることで、維持管理に係るきめ細かいサポートを実現しています。

担当より一言


日立アジア社
宮地康

ニイミ様の東南アジア地域における事業拡大をサポートして参ります。

当社から提案させていただきました『SAP Business One』をご採用いただき、またニイミ様初めての海外進出のお手伝いができ、大変嬉しく思っております。今後もニイミ様がめざされている東南アジア地域における事業拡大をサポートできるように、引き続き努力して参ります。


日立アジア社
野口智

スタッフとの緊密なコミュニケーションでお客さまのニーズに応えます。

お客さまのご要望と日立アジア社および日立システムズの導入ノウハウをうまく融合させることが、短期導入を成功させるポイントでした。今回無事に短期導入を実現できたのは、お客さまのニーズに的確・迅速に応えるため、当社スタッフや日立システムズと緊密なコミュニケーションを図ったことが功を奏したと思います。今後もお客さまのさらなるグローバルビジネス拡大に、当社と日立システムズそれぞれの強みを生かしたソリューションで貢献して参りたいと思います。


日立アジア社 
Ei Ei, Kyaw

お客さまとのチームワークが成功の秘訣

たった2カ月という短期間で、シンガポールで新しく事業を開始するニイミ様の基幹システムを構築するということは、私にとっても大きなチャレンジでした。今回成功した要因は、ニイミ様がシステムの仕様について迅速に意思決定をしてくださったこと、ニイミ様と当社の素晴らしいチームワーク、SAP Business One の標準機能を最大限活用したことの3点だと思います。


日立システムズ
古賀誠人

シンガポール、日本の両面から適切なサポートを続けます。

SAP Business Oneの導入を通じ、ニイミ様のシンガポール事業展開に微力ながら貢献できたことを大変嬉しく思っています。今後も日立アジア社と連携し、シンガポール、日本両面からサポートさせていただきたいと思います。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

株式会社ニイミ
新実葉那氏

Niimi Singapore Pte.Ltd.
前中義久氏

ご協力ありがとうございました。
2013年7月掲載
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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