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株式会社 日立システムズ

パイオニアファインテック株式会社様

FutureStage 製造業向け生産管理システム

パイオニアファインテック株式会社様写真

お客さまの声
20年以上使い続けてきた基幹システムを「FutureStage」へリプレイス。
「在庫の見える化」を実現し、製造業を取り巻く経営環境の変化に対応。
導入前の
課題1
属人的な在庫管理のため、正確な在庫数量を把握できない。
導入後の
効果1
「FutureStage」および無線LANハンディターミナルの導入で、正確な在庫数のリアルタイム把握を実現。
導入前の
課題2
帳簿在庫と実在庫があわず、年度末の経営数字のズレが大きい。
導入後の
効果2
原材料および工程別在庫の正確な把握と、システム上での一元管理により、正確な経営数値の取得を実現。
導入前の
課題3
基幹システムが老朽化しており、経営環境の変化や、新しい業務ニーズに対応できない。
導入後の
効果3
パッケージをベースに、柔軟なカスタマイズが可能な「FutureStage」の導入により、変化に対応できるシステム基盤を実現。

高級自動車ブランドのオーディオ部品製造を行うパイオニアファインテック株式会社様(以下、パイオニアファインテック様)は、生産管理・在庫管理を中心とする基幹システムに「FutureStage 製造業向け生産管理システム」を導入しました。「FutureStage」導入により業務プロセスを変革することで「在庫の見える化」を実現。 在庫回転日数を9日から7日へ短縮するなど、さまざまな経営メリットを実現しています。

導入の目的

20年以上使い続けたシステムを改修し、経営環境の変化に対応できるIT基盤を構築したい。

パイオニアファインテック様は、独自開発の基幹システムを20年以上にわたり使用していました。しかし、近年の経営環境の変化、および業務ニーズの変化に対応しきれないことから、システムのリプレイスを検討していました。
特に大きな課題は在庫管理にありました。基幹システムに在庫管理機能はありましたが、現行業務プロセスがシステム開発当時とは大きく異なっており、機能を業務に使用することができなかったのです。その結果、属人的な在庫管理に頼らざるを得ず、在庫不足が生産ラインに影響しないよう多めに在庫を持つなどのムダが生じていました。また、手作業による在庫管理は、帳簿在庫と実在庫がかい離する要因でもあり、年度末には多くの廃棄損が発生していました。経営および業務の両面において、基幹システムのリプレイスは喫緊の経営課題になっていました。

選考のポイント

「FutureStage」なら、導入後に自社業務がどのように変わるかを明確にイメージできた。

選定の結果、日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」が採用されました。「FutureStage」は他社製品に比べ、画面や機能がよく作りこまれており、業務がどう変わるのかをイメージしやすい点が評価されました。また、会社ごとに異なる細かな要望にも応えられる柔軟性を持つため、パッケージと業務の差異を調整できる点が安心感につながりました。
「他社パッケージは、『業務にあわせて徹底的にカスタマイズする』という導入を提案してきました。しかし私たちは、優れたプロセスに学びながら現行プロセスを改善したいと考えていたので、FutureStageを軸に業務を変える日立システムズの提案を評価しました」(浅野氏)。「他社製品では、カスタマイズ費用がどこまで膨らむのかが不透明でした。その点、FutureStageは費用面でも明確なイメージができ、安心できました」(飛知和氏)。
さまざまな製造業に豊富な導入実績を持つ「FutureStage」の汎用性の高さも評価され、選定メンバーは満場一致で「FutureStage」の採用を決定しました。

システム導入効果

在庫回転日数を9日から7日に短縮!現行EDIシステムとの連携でスムーズな移行を実現。

導入作業は、現行EDIシステムをそのまま残し、その他の基幹業務を「FutureStage」に置き換える形で行われました。「FutureStage」のEDI連携機能を利用することで、システム改修範囲や費用を抑える工夫がなされています。一方、在庫管理の適正化については、無線LANハンディターミナルを10台新規導入するなど、積極的な投資が行われました。端末選定から読み取りソフトウェアの開発まで、日立システムズがワンストップ対応することで、スムーズなハンディターミナル導入が実現しています。
こうして、課題であった在庫管理には大きな改善効果が表れています。部品や原材料はもちろん、半製品など工程別の在庫まで「見える化」が実現したことで、在庫回転日数は9日から7日へと短縮されました。帳簿上在庫と実在庫の差異も今後解消され、経営数字のかい離も改善されていく見込みです。
今後、パイオニアファインテック様では、自動車部品業界特有の「3カ月内示」に対応したMRP(資材所要量計画)も「FutureStage」で行っていく予定です。20年以上使い続けた旧システムから「FutureStage」への移行はスムーズに実現しており、さまざまな経営メリットをもたらしています。

パイオニアファインテック株式会社様の声

システムリプレイス成功の要因は、日立システムズの対応力にありました。


管理部 部長
浅野勇氏


管理部 総務グループ
飛知和伸幸氏

20年以上慣れ親しんだ業務とシステムを変えることは、簡単な作業ではありませんでした。しかし、「FutureStage」の柔軟性がこれまでのやり方と新しい業務のギャップをうまく吸収してくれました。また、プロジェクトを通して、日立システムズのSE鈴木さんには本当にお世話になりました。現場メンバーの細かな要望を吸い上げ、それを実現してくれる対応力、技術力にはとても助けられました。システムの本格活用はこれからですので、今後も引き続きご支援いただきたいと思います。

お客さまの概要

パイオニアファインテック株式会社ロゴ

パイオニアファインテック株式会社

設立
2007年9月3日
資本金
5,000 万円
従業員数
45名(2015年8月現在)
代表者
代表取締役社長 小林 数男
事業内容
精密機械部品の製造並びに販売/プラスチック金型の設計、製造、加工、修理、販売/プラスチックの成形・塗装加工・2次加工業
URL
http://pioneer.jp/corp/info/globalnetwork/japan/pioneerfinetech/

担当より一言


日立システムズ
営業
黒澤苑子


日立システムズ
設計
鈴木明彦

現行業務の良さを生かしつつ、新しい業務プロセスへのスムーズな移行を支援します。

「FutureStage」 には、30年以上におよぶ製造業向け生産管理システムのノウハウが凝縮されています。現行基幹システムからの移行実績も豊富にございますので、長くお使いのレガシーシステムにお困りの企業さまは、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

今回の取材にご協力いただいたお客さま

パイオニアファインテック株式会社
管理部 部長 浅野勇氏
管理部 総務グループ 飛知和伸幸氏

ご協力ありがとうございました。
*本内容は2016年3月時点の情報です。
本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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